スペインで始まった国連気候変動枠組み条約 「第25回締約国会議(COP25)」 参加を目指し、米国からヨットで大西洋を横断していたスウェーデンの環境活動家<グレタ・トゥンベリ>さん(16)は3日、石油を使う飛行機を避け、約3週間の船旅を終えてポルトガルのリスボンに到着しています。
(COP25)は当初、南米チリで行われる予定でしたが、デモ激化により急きょ開催地をマドリードに変更されました。米国に滞在していた<グレタ>さんは欧州に戻るための支援を呼び掛け、協力を申し出たオーストラリア人カップルのヨットに乗船。先月中旬、米東海岸のバージニア州を出航していました。
報道によりますと、<グレタ>さんは到着後、未来の声がきちんと届くように(COP25)で戦い続けなければいけないと強調。権力を持つ人々が科学に耳を傾けるよう求めていくとも語っています。
リスボンに数日滞在した後、夜行列車で(COP25)開催地のスペイン・マドリードに向かい温暖化対策の抜本的な強化を訴えるようです。
<安倍晋三>首相が札幌市で街頭演説した際、ヤジを飛ばした市民を北海道警の警察官が排除した問題で、排除された市内に住むソーシャルワーカー、<大杉雅栄>さん(31)が3日、警察官の行為が特別公務員職権乱用罪などにあたるとして、関係した警察官を札幌地検に刑事告訴しています。
また、実力を伴った排除で表現の自由を妨げられ、肉体的・精神的苦痛を被ったとして、管理者の北海道に330万円の支払いを求める訴訟を札幌地裁に同日起こしています。
弁護団によりますと、参院選期間中の7月15日、<安倍>首相がJR札幌駅前で行った街頭演説で、<大杉>さんが「安倍辞めろ」などとヤジを飛ばしたところ、4回にわたって複数の警察官に体を取り押さえられるなどしたとのこと。
排除された聴衆は、年金政策を批判するプラカードを掲げようとした市民も、警察官とみられる複数の人に取り囲まれて付きまとわれるなど少なくとも9人に上るといいます。<大杉>さんは「黙っていれば、言論の萎縮が進んでしまう。自分一人の問題ではない」と訴えています。
北海道弁護士会連合会は「ヤジを飛ばした聴衆を排除することに法的根拠はない」と批判し、「経緯を調査して結果の公表を道警に求める」との声明を発表。当事者と支援者らは抗議デモを札幌市内で行った。専門家も「過剰警備と感じる」など問題視しています。
これに対し、道警は「トラブル防止の観点からの措置」と説明。法的根拠など詳細については、東京都の男性から札幌地検に告発状が出されたことから、「捜査に支障がある」として明らかにしていません。
米航空宇宙局が公開したインド無人探査機の衝突痕(画像:NASA)
米航空宇宙局(NASA)は2日、月到達を目指しながら交信を絶ったインドの無人探査機「チャンドラヤーン2号」について、月面で着陸機の墜落地と残骸を発見したと発表しています。月周回衛星から11月11日に撮影された画像を公開しました。
「チャンドラヤーン2号」は、7月22日に打ち上げられ、旧ソ連、米国、中国に続き4カ国目の月面到達を目指しましたが、米時間9月6日(日本時間同7日)、予定された着陸の直前に交信が途絶えました。(NASA)が同月、墜落したとみられる地域の画像を公開したところ、残骸特定につながる情報が寄せられ、10月と11月に改めて撮影した画像を詳細に分析しています。
着陸が予定されていたのは、月の南極から約600キロ離れたなだらかな高地。(NASA)が公開した画像では、墜落した着陸機の残骸や、残骸の衝突で表土が削られた痕が、数キロにわたり広がっています。
月の南極地域への着陸が成功すれば世界初で、インド宇宙研究機構(ISRO)は打ち上げ時、「地形学的研究や鉱物学的分析の深化に寄与する」と期待していました。(NASA)は今回の画像公開に当たり「失敗したとはいえ、月面にこれだけ接近したのは驚くべき成果だ」と業績をたたえています。
『シティ・オブ・ゴッド』(2003年)・『ナイロビの蜂』(2005年)の<フェルナンド・メイレレス>(64)がメガホンをとり、2012年に当時のローマ教皇だった<ベネディクト16世>と、翌年に教皇の座を受け継ぐことになる<ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ>枢機卿の間で行われた対話を描いたNetflixオリジナル映画『2人のローマ教皇』が、Netflixでは2019年12月20日からの配信ですが、日本では配信に先立つ12月13日から、一部劇場にて公開されます。
トリック教会の方針に不満を抱く<ベルゴリオ>枢機卿は、<ベネディクト>教皇に辞任を申し入れます。しかし、スキャンダルに直面して信頼を失っていた<ベネディクト>教皇はそれを受け入れず、<ベルゴリオ>をローマに呼び寄せます。考えのまったく異なる2人でしたが、世界に10億人以上の信徒を擁するカトリック教会の未来のため、対話によって理解しあっていきます。
「ベネディクト16世」役に<アンソニー・ホプキンス>(82)、「ベルゴリオ」役に 『天才作家の妻 40年目の真実』 (2019年)の<ジョナサン・プライス>。脚本は 『博士と彼女のセオリー』 (2015年・監督:ジェームズ・マーシュ)・ 『ボヘミアン・ラプソディ』 (2018年・監督:ブライアン・シンガー)の<アンソニー・マクカーテン>が担当しています。
東海テレビ制作のドキュメンタリー『さよならテレビ』が、2020年1月2日(木)に公開されます。
本作は、ヤクザと人権をめぐる『ヤクザと憲法』(2016年) ・ ニュータウンの一角にある平屋で暮らす建築家夫婦を追った『人生フルーツ』(2016年)などを発表してきた東海テレビドキュメンタリー劇場の第12弾になります。自社の報道部にカメラを入れ、現代の若者がテレビを持たない背景や、テレビの現場では今何が起こっているのかを追っていきます。
『ヤクザと憲法』でタッグを組んだ<圡方宏史>(43)と<阿武野勝彦>(60)が、監督とプロデューサーをそれぞれ担当。2018年9月に東海テレビ開局60周年記念番組として制作されたものに、新たなシーンが加えられています。
公開された予告編では、共謀罪や不適切テロップ騒動に斬り込む内容が。終盤ではカメラの存在に敵意を見せる局員の姿も確認できます。
また、本作の公開を記念した特集上映「東海テレビドキュメンタリーのお歳暮」を12月14日(土)から28日(土)にかけて東京・ポレポレ東中野、12月21日(どm)から30日(月)にかけて愛知・名古屋シネマテークで開催。ポレポレ東中野では、東海テレビドキュメンタリー劇場の11作に『光と影~光市母子殺害事件 弁護団の300日~』(2008年) ・ 裁判官の仕事から日本の司法制度の構造的な問題点をあぶり出す『裁判長のお弁当』(2007年)など司法シリーズ4作を加えた計15本が上映されます。名古屋シネマテークでは上映作品が異なるのでご注意を。上映スケジュールなどの詳細は、各劇場の公式サイトで確認してください。
(左から)<西島秀俊>・「サンドウィッチマン」・<伊達みきお>&<富澤たけし>・<渡辺直美>
「2019年TV-CM放送回数ランキング」 が「エム・データ」より発表されていますが、テレビ放送の調査・測定を行う「ニホンモニター」は、「2019タレントCM起用社数ランキング」を発表しています。
男性部門は人気グループ「嵐」の<相葉雅紀>・<櫻井翔>とともにお笑いコンビの「サンドウィッチマン」と俳優の<西島秀俊>(10社)、女性部門はお笑いタレントの<渡辺直美>(16社)が1位に輝いています。<相葉>は3年ぶり、<櫻井>は5年ぶりの1位返り咲きとなり、「サンドウィッチマン」と<渡辺直美>はともに初の1位となっています。
「好きなお笑い芸人ランキング」でトップになった人気コンビの「サンドウィッチマン」が、CM起用数でも初めて年間王者を獲得しています。花王や春日井製菓、サントリー食品インターナショナルなど大手企業から、地元であるJAグループ宮城まで、そのキャラクターを生かして幅広いCMに出演。テレビ番組でも引き続き活躍しており、本ランキングの2連覇も期待される勢いです。
同じく1位には、2015・16年の王者の<相葉>と2014年王者の<櫻井>がそろって名を連ねました。ここ数年は常に上位にランクインしており、同じく「嵐」の<二宮和也>が2位(9社)、<松本潤>が3位(8社)と続いています。
エスビー食品やパナソニック、アメリカンファミリー生命保険など幅広い業種のCM(10社)に出演した<西島秀俊>は、昨年の5位から順位を上げ、初の年間王者になっています。2014年に2位、2015年に3位、2016年に2位と近年は安定した強さを発揮しており、ついに頂点に上り詰めた形です。
男性部門の2位(9社)は、昨年王者の<出川哲朗>、2017年王者の<遠藤憲一>をはじめ、ドラマ『今日から俺は!!』でブレイクした<賀来賢人。のほか、<斎藤工>、<高橋一生>、<田中圭>ら映画やドラマで活躍する俳優がランクイン。3位(8社)は<大泉洋>、<香川照之>、<佐藤二朗>、<DAIGO>、<竹内涼真>らのほか、サッカーの<長友佑都>選手、テニスの<錦織圭>選手、お笑いコンビ「ANZEN」漫才の<みやぞん>という結果になっています。
女性部門では、インスタグラムのフォロワー数で日本一を誇る<渡辺直美>が、上半期1位の勢いのまま堂々の(16社)で年間女王に。食品・飲料、美容、保険、自動車と幅広いジャンルの企業から起用された。2位(12社)と4社の差をつけており、完全な独走体制に入っています。
2位(12社)は「乃木坂46」の<齋藤飛鳥>・<白石麻衣>のほか、<有村架純>、<広瀬すず>、さらに1社差の3位(11社)で<土屋太鳳>が続き、朝ドラヒロインと人気アイドルの激戦状態に。4位(10社)にも<綾瀬はるか>、<川栄李奈>、<清野菜名>、<中村アン>、<吉田羊>と人気女優が多数ランクインしています。
『ほんとにあった怖い話』シリーズや<鈴木光司>の小説を原作とする『リング0 バースデイ』(2000年)、<楳図かずお>の同名怪奇ミステリーを映画化した『おろち』(2008年)などで知られる<鶴田法男>監督(58)が中国で手掛けたホラー・スリラー映画『ワンリューシュンリン(原題)』(直訳:ネットワークのリング)が、12月6日より中国全土1万館超で公開されます。
原作は中国の人気作家<マ・ボヨン>のスリラー小説で、「呪われたネット小説を読んだ者が、小説と同じ死に方で死んでいく」という物語。中国でも『リング』シリーズをはじめとしたJホラーは人気があるため、「Jホラーの父」とも呼ばれる<鶴田>監督に白羽の矢が立ち、100%中国資本で制作されました。
主演は、中国Diorなど多くの一流ブランドのモデルを務める<孙伊涵(スン・イハン)>。撮影当時19歳で女優としては新人でしたが、<鶴田>監督は『リング0』の「貞子」役で見いだした<仲間由紀恵>も当時19歳だったため、運命的なものを感じたといいます。<スン>は、『花より男子』の中国実写ドラマ『流星花園 2018』で「藤堂静」役を務めたことでも知られています。
もう一人の主演は、台湾の人気俳優<傅孟柏(フー・モンポー)>です。<鶴田>監督の純中国製ホラーが中国でどのような反響を得るのか、注目されるところです。なお、日本での公開は未定となっています。
著者の<松下 麻理緒>は、東京都生まれと福岡県生まれの女性2人による共同ペンネームです。東京女子大学心理学科を同期で卒業。2007年(平成19年)、本書『誤算』で第27回横溝正史ミステリ大賞・テレビ東京賞を受賞しています。受賞時は56歳でした。
主人公の看護師「川村奈緒」が勤務する病院にバイク事故で入院してきた3歳年下の男「敏也」と結婚したのはいいのですが、ヒモ的男で借金のために全財産を失った35歳の「奈緒」は、離婚して病院を辞め、76歳の大資産家「鬼沢丈太郎」の個人看護業務を住み込みで始めます。
「鬼沢」の娘二人は、莫大な財産を早く手に入れたいと考えているばかりで、「奈緒」の看病のおかげで、「鬼沢」は元気になっていきます。
そんななか2号の息子「西山恵太」が、欲に絡んだ娘たちに対抗して「奈緒」に「鬼沢」との結婚話を持ち掛け、遺産の山分け話を計画するのですが。
「結婚」という法的行為をうまく絡め、お金に絡む愛憎劇を描いています。何が「誤算」なのかは、読後にじわじわとしみてくる一冊でした。
「グラコロ」 「ビーフデミ チーズグラコロ」
コメダ珈琲店は12月4日から、「グラコロ」 (580円~610円・税込)を販売するようですが、マクドナルドでも、「グラコロ」が今年も登場しています。濃厚にリニューアルされて、12月4日(水)より販売されます(一部の店舗をのぞく)。
「グラコロ」は、外はサクサク、中はとろとろのグラタンコロッケが主役のハンバーガー。1993年以来、冬の定番人気メニューとして支持されているロングセラーです。今年は、卵黄の風味がより豊かになったたまごソースと、よりスパイス感がアップしたコロッケソース、2つのソースを採用。また、バターを増やすことでリッチになったふわふわの蒸しバンズと、クリーミーなグラタンコロッケとなっています。
あわせて、「グラコロ」がさらに贅沢になった新メニュー「ビーフデミ チーズグラコロ」も登場。ビーフのうまみがたっぷり詰まったコクのある濃厚なデミグラスソースと、チェダーチーズが合わされています。
価格は、「グラコロ」が単品(340円・税込)から、「ビーフデミ チーズグラコロ」が単品(390円・税込)から。いずれも販売期間は2020年1月上旬までの販売となります。
<渡辺直美> <桐谷健太>
テレビ番組・CMのリサーチを行うエム・データは3日、「2019年TV-CM放送回数ランキング」を発表。女性部門はお笑いタレントの<渡辺直美>(32)、男性部門は俳優の<桐谷健太>(39)がともに1位を獲得しています。
多数の人気女優やアイドルが名を連ねる女性部門では、NTTドコモや花王のほかトヨタ自動車などのCMに出演する<渡辺直美>【1万3029回/27万6000秒】が、上半期の2位から逆転して年間1位の座に輝いています。2位は上半期の1位だった<土屋太鳳>、3位は<米倉涼子>が続いています。また、4位の<深田恭子>は昨年の13位から大きく順位を上げました。
男性部門では、auやキリン、武田薬品工業などのCMに出演する<桐谷健太>【1万1392回/18万7230秒】が、昨年の3位&今年上半期の2位から順位を上げ、トップの座を手にしています。2位は昨年1位だった<濱田岳>、4位には<松田翔太>も入り、au「三太郎シリーズ」に出演する3人(桐谷「浦島太郎」・濱田「金太郎」・松田「桃太郎」)がTOP5入りを果たしています。3位は人気グループ「嵐」の<櫻井翔>となっています。
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