太平洋のマリアナ海溝の水深6千メートルを超える深海で見つかった新種の甲殻類の体内に、プラスチックの微粒子「マイクロプラスチック」が含まれていたと英ニューカッスル大学の研究グループが明らかにしています。 「海のマイクロプラスチック汚染の広がりを示す調査結果だ」と指摘しています。 「オキソコエビ」と呼ばれる深海生物の一種で、半球形の体とひげ、とがった尻尾などの特徴を持っています。 グループは、プラスチックにちなんだ「エウリセネス・プラスティクス」との学名を付け「汚染をなくすために早急な行動が必要なことを訴えようと考えた」と説明しています。