< レール点検車「ウィンストン」(画像:大井川鐵道) >
2018年6月、静岡県内の大井川沿いを走る大井川鐵道に、『きかんしゃトーマス』の新キャラクター「ウィンストン」が登場します。
大井川鐵道は、『きかんしゃトマース』の世界から飛び出してきたようなキャラクターの蒸気機関車や客車などを2014年から運行。トーマス、ヒロ、ラスティーに加え、2015年にはジェームス、2016年にはバスのバーティーといじわる・いたずら貨車が仲間入りしています。
今回加わる「ウィンストン」は赤いボディのレール点検車です。内気で目立つのが苦手ですが、穏やかで優しい性格といいます。おもに重役・局長のトップハム・ハット卿による運転で線路を走ります。
このウィンストンは、6月9日(土)から始まる「Day Out With Thomas 2018」に登場。千頭駅(静岡県川根本町)構内で開催されるイベント「きかんしゃトーマスフェア」会場で、自転車のようにペダルを回して進むアトラクションとして楽しめます。定員は3人、走行距離は約80m、料金は片道1回(1~3人)300円です。
「トーマスフェア」は6月9日(土)から10月14日(日)までの、土休日を中心とした「きかんしゃトーマス号」「きかんしゃジェームス号」の運行日に開催。開催時間は10時から16時までで、入場料(小学生以上)は500円です。
なお、「きかんしゃトーマス号」「きかんしゃジェームス号」は大井川本線の新金谷~千頭間37.2㎞を運行。期間中の76日間、のべ176本が運転されます。予約申し込みは「ローソンチケット」が取り扱っています。
三岐鉄道(三重県四日市市富田3)は三岐線の車両の一部を、かつて西武鉄道で走っていた頃の黄色に復元し、運行しています。
三岐線の車両21両は全て西武鉄道の旧車両。このうち西武鉄道で1980~90年代初めに走り、引退後の97年に購入した801形(旧701系)車両の1編成(使用車両は「805」号、「806」号、「1852」号で構成される3両)を化粧直ししています。
鉄道ファンから復元の要望もあったことから、3年後の三岐鉄道開業90周年(1931年(昭和6年) 7月23日 三岐線 富田 ~東藤原間が開業)に向けたプレイベントの第1弾として企画されました。
旧所有者である西武鉄道時代の塗装色(イエロー)に復元された「西武カラー」はやや薄いイエローが特徴です。
< 豪華寝台列車「トランスイート四季島」(ウイィキペディア) >
JR東日本の豪華寝台列車「TRAIN SUITE(トランスイート)四季島」が、5月1日で運行開始から1周年を迎えました。1人32万円からと料金は高額ですが、この1年間は76回の全日程を完売する好調な滑り出しで、約2400人が利用しています。
県内の名所を巡るコースもありますが、すでに今年11月分まで完売しています。
「四季島」は10両編成の定員34人。上野駅を出て北海道・東北などの名所を巡る1泊2日~3泊4日の3コースがあります。
最高で1人95万円(3泊4日、2人1室の場合)ですが、申し込みが殺到し、抽選倍率は平均6~7倍。最もグレードが高い部屋「四季島スイート」は最高で76倍でした。
1914(大正3)年の4月30日。大阪電気軌道が上本町~奈良間(30.8㎞)で開業しました。現在の近鉄奈良線です。
生駒山越えのトンネル((3,388m、当時日本第2位の長さ))工事で19人が犠牲になっています、建設費が予想を超えるなど困難がありましたが、その開業によって同区間が55分で結ばれています。官営鉄道関西本線列車に比べて15分も短縮しています。
上本町~奈良間の建設費は787万円だったそうです。ちなみに100周年の2014年、それを記念し近鉄5800系が「ヒストリートレイン」として、開業当時のデボ1形をイメージしたデザインになっています。
< 館内のイメージ(画像:小田急電鉄) >
小田急電鉄は2018年4月27日(金)、新しい博物館施設「ロマンスカーミュージアム」を開設すると発表しています。2021年春のオープンを目指します。
ロマンスカーミュージアムは、小田急小田原線の海老名駅(神奈川県海老名市)の近くに建設。海老名電車基地と、新たにエリア開発が進む「ViNA GARDENS」にも隣接します。
施設は鉄骨造の地上2階建て。1階では歴代の特急「ロマンスカー」である3000形電車「SE」や3100形電車「NSE」など「小田急の歴史を彩る車両」が展示されます。2階にはジオラマや電車運転シミュレーター、子どもが自由に遊べる「キッズゾーン」、カフェなどが設けられます。
また、屋上には小田急線を走る列車の眺望を楽しめるビュースポットが設置されます。
< 京都鉄道博物館の公式キャラクター「ウメテツ」 >
京都鉄道博物館はグランドオープンから2周年を迎える4月29日(日・祝)に記念セレモニーや記念イベントが実施されます。2周年を機に、これまで不定期で実施していたボランティアガイドツアーを4月29日以降の毎日開催します。。
当日は開館2周年の記念硬券を1万枚用意し、来場者に1人Ⅰ枚ずつ配布。10時15分から約10分間にわたり、本館1階で記念セレモニーを開催し、館長による挨拶と公式キャラクター「ウメテツ」のグリーティング、インストゥルメンタルユニット「大瀬戸千嶋」によるウェルカムミュージックの演奏が行われます。
「大瀬戸千嶋」はサックス奏者の<大瀬戸嵩>さん、エレクトーン奏者の<千嶋里志>さんが2006年に広島で結成したユニット。セレモニー終了後、12時30分・14時30分からそれぞれ約30分間、扇形車庫で開館2周年記念ライブが行われます。
ボランティアガイドツアーは、旧国鉄・JR西日本OBが現役時代のエピソードを交えながら館内の見どころをわかりやすく案内しており、4月29日以降は毎日10時10分と13時から実施する。所要時間は約1時間で、開始時刻にプロムナードに集まった人先着10名程度が対象となります。
1991(平成3)年の4月27日。嵯峨野観光鉄道の「トロッコ列車」(トロッコ嵯峨駅 ~トロッコ亀岡駅間)が開業しています。
JR西日本の山陰本線が電化・複線化によって新線に切り替えられ、その旧線を活用する形で誕生しています。山陰本線の旧線は保津峡沿いに走る風光明媚な区間で、秋には紅葉も。トロッコ列車と保津川の川下りを一緒に楽しむ人も多く、京都の観光名所として定着しました。
走行している車両は、JR西日本から譲受し、塗装などを変更したDE10形ディーゼル機関車1104号機を動力車とし、トキ25000形貨車を改造した客車5両が使用されています。予備の機関車としてJR西日本所属のDE10 1156号機が1104号機と同塗装に変更されています。
< 姫津線姫路津山間開通記念両方連絡ノ瞬間工事員一同ノ万歳
(画像:たつの市教育委員会) >
姫路城の北東に位置する兵庫県立歴史博物館で、兵庫県政150周年記念事業 特別企画展「線路はつづく~レールでたどる兵庫五国の鉄道史~」が4がつ28日(土)から6月17日(日)(月曜定休、4月30日(月・祝)は開館、5月1日(火)は休館)まで開催されます。入館料金は、 大人500円、大学生350円、高校生以下無料 です。
旅客、貨物の鉄道輸送を足元で支える役割を果たすレール。日本で鉄道が走り始めた明治初期には、鉄の生産体制がまだ整っていなかったため、当時の鉄道レールは海外からの輸入に頼っており、明治末頃より国産化が進められた。レールの側面にはレールの製造者や製造年月、発注した鉄道会社名などが刻印されていることが多く、そこに刻まれた世界各地の製鉄メーカーや日本各地の鉄道会社の名前から、日本の鉄道の歩みを読みとることができます。
同展では、さまざまな役割を終えて県内各地に保存されている古レールを展示し、兵庫の交通の歩みをたどる。また、県内の鉄道各社が戦前に発行した時刻表やパンフレットなどの関連資料も展示されます。
< SL(蒸気機関車)整備工場(画像:大井川鐵道公式ページ) >
大井川鐵道(静岡県島田市)は、新金谷駅(静岡県島田市金谷東2丁目)構内にあるSL(蒸気機関車)整備工場を、ゴールデンウィークに公開すると発表しています。
安全上の観点から普段は一般の人が内部に入ることはできませんが、今回は期間限定で公開。整備士や乗務員による打音検査や、出発に備えての火室への燃料投入、水タンクへの注水、可動部への油差しなどの作業を見学できます。
SLの近くでの写真撮影も可能。タイミングが合えば、乗務員、整備士と直接話すこともできるといいます。公開期間中はSL列車が2~3往復運転される日が多いことから、複数車両の準備風景も見学できます。
公開は4月28日(土)から5月6日(日)までの9日間。受付は新金谷駅構内転車台横の臨時テントで、午前9時から11時半まで行われます。見学は正午まで可能。所要時間は20分から40分程度です。料金(小学生以上)は、記念缶バッジと専用パンフレット付きで1人500円です。
1969(昭和44)年の4月25日。路線開通時以外で初めて、新幹線の新駅が開業しました。東海道新幹線の三島駅(静岡県)です。
三島駅は、静岡県三島市一番町にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)・伊豆箱根鉄道(三島~修善寺)の駅です。
東京、新横浜、小田原、熱海、静岡、浜松、豊橋、名古屋、岐阜羽島、米原、京都、新大阪の12駅で1964年10月1日スタートした東海道新幹線。三島付近に車両基地や信号場はあったものの、駅はありませんでした。しかし地元の強い要望から、新幹線が停車するようになりました。
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