1988(昭和63)年の6月8日。帝都高速度交通営団(現・東京メトロ)有楽町線の新富町~新木場間5.9㎞が開業。1974(昭和49)年に池袋~銀座一丁目間が開業して以来14年で、和光市(埼玉県)~新木場間の全線が開通しています。
路線名の由来は、銀座に隣接する有楽町駅に接続していることから。車体および路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーは「ゴールド」(金色)、路線記号はYとなっています。
ちなみに有楽町線を豊洲駅から東陽町、住吉方面へ延伸させる計画があります。またさらに住吉から先、亀有、野田市方面へ延伸させる構想もあるようです。
< (画像:南海電鉄) >
南海電鉄は2018年6月6日(水)、かねてより 発表 していました高野山ケーブル(鋼索線)に導入する新造車両のデザインを発表しています。
コンセプトは「期待感」「癒し・調和」「安全・安心」です。客車部分の製造は、スイスのキャビンメーカー、CWA社が手掛け、車体はヨーロッパ風の流線形に。南海電鉄によると、外装のコンセプトカラーは高野山・壇上伽藍の根本大塔を想起させる朱色を採用し、「和洋折衷」のデザインとします。また、同様に朱色を採用している特急「こうや」や観光列車「天空」などとともに、高野山への旅の期待感を醸成するといいます。
従来車両よりも大きな窓を採用し、眺望性を向上。前面は曲面ガラスを採用し、斜面を自らが実際に上り下りしているような臨場感を味わえるといいます。
内装は全体に木目調の装飾を施し、「和」を基調としたデザインに。照明は調光式LEDを用いた間接照明を採用します。床面は滑りにくい材質を使用。車いすスペースを新設するとともに電動車いすの乗降も対応するよう、乗降用扉の開口部は750mmから900mmへと広がります。座席は折り畳み式とし、混雑時は座席を収納。大きな荷物を持った人も余裕をもって利用できるスペースを確保します。
< 「TJライナー」(画像;ウィキペディア) >
東武鉄道は、「TJライナー運行開始10周年記念企画」を6月9日(土)から展開すると発表しています。
「TJライナー」は2008(平成20)年6月14日から東武東上本線で運行されている座席定員制列車です。関東の鉄道では初めて、クロスシート(枕木の向き)とロングシート(レールの向き)に転換できる「マルチシート」が採用されています。
6月9日(土)から7月31日(火)までにかけては、「TJライナー運行開始10周年記念乗車券」を発売。台紙オモテ面に「TJライナー」で実際に使用している座席の生地が付きます。ウラ面では「TJライナー」の沿革が掲載されています。商品の概要は次のとおり。
●価格 1セット1000円(税込) ●発売数 2000セット
●内容
・池袋から大人590円区間の片道乗車券 ・小川町から子ども420円区間の片道乗車券
●有効期間 ・6月9日(土)から7月31日(火)まで ・期間中、各券1回限り有効
●発売駅(計17駅) 池袋、下板橋、大山、上板橋、成増、和光市、朝霞台、志木、ふじみ野、川越、川越市、若葉、坂戸、東松山、森林公園、小川町、武州長瀬
また、「TJライナー」に使われている50090型電車1編成に記念ヘッドマークを掲出。期間は6月14日(木)から11月30日(金)までです。初日には「TJライナー1号」(池袋18時00分発)にあわせ、ヘッドマーク掲出列車の出発式が予定されています。
7月28日(土)には事前予約制のツアーを実施。記念ヘッドマークを掲げた50090型で、池袋駅から森林公園検修区(埼玉県滑川町)に向かいます。「TJライナー」の車内自動アナウンスを担当しているホリプロ所属の“女子鉄アナ”久野知美さんも参加し、車内イベントなどを行います。
森林公園検修区に到着したあとは、「TJライナー」の歴代ヘッドマークを掲出した車両の撮影会を開催。ツアー参加者には、同歴代ヘッドマークをデザインした記念コインセットがプレゼントされます。予約受付は6月14日(木)からウェブサイトで開始。定員は360人、ツアー代金は大人7980円、子供6980円です。
トミーテックの「鉄道むすめ」シリーズに6月2日、横浜市交通局の<高島あざみ>がデビューしています。
名前は横浜市営地下鉄ブルーラインにちなんだもので、「高島」は高島町駅(横浜市西区)、「あざみ」はあざみの駅(横浜市青葉区)が由来です。
横浜市営地下鉄の駅務掛を務めており、性格は活発。よく気が利き、マリンスポーツ好き。趣味はウォーキングで、駅で困っている人を見かけるとすぐに近づき、休日は地下鉄沿線のさまざまな景色を歩きながら楽しむという設定になっています。
横浜市交通局では、このデビューを記念して、7月1日から「高島あざみデビュー記念きっぷ」(1400円)を、横浜市営地下鉄のあざみ野・センター北・新横浜・横浜・桜木町・関内・上大岡・戸塚・湘南台・日吉の各駅で発売。前日の10~16時には横浜駅のハマリンロードで先行発売が行われます。
「鉄道むすめ」は、実在の鉄道事業者で制服を着て働く女性のキャラクターコンテンツで、フィギュアなどの製品が展開されています。
JR東日本は5日、山手線と京浜東北線の品川~田町間に建設を進めている品川新駅(仮称・東京都港区)の駅名の公募を開始しています。
新駅は田町駅(東京都港区)から約1.3㎞、品川駅(同)から約0.9㎞付近のJR品川車両基地跡地内に整備。ホームは2面が設けられ、山手線と京浜東北線が停車します。
30日までパソコンやスマートフォン、郵便はがきで受け付けています。同社が駅名を募集するのは初めてで、社員による選定委員会が今冬にも発表する予定です。
新駅は1971年開業の西日暮里駅以来。東京五輪・パラリンピック直前の2020年春に暫定開業予定。駅舎は新国立競技場の設計を手掛けた建築家の<隈研吾>がデザイン。本格開業は24年を予定しています。
「山陽電気鉄道」は、旧・兵庫電気軌道に由来する兵庫 ~明石間の軌道と、旧・神戸姫路電気鉄道に由来する明石駅前(現在の山陽明石) ~姫路駅前(現在の山陽姫路)間の鉄道が路線の母体となっています。
1933(昭和8)年の6月6日、山陽電気鉄道が設立されました。自宅からの最寄りの駅は山陽電鉄の「東須磨駅」か「月見山駅」になりますので、私にとって最も身近な電鉄会社になります。
それまで、関西電力の前身のひとつである宇治川電気の鉄道部門でしたが、その日、鉄道部門が分離、独立した形です。また、現在は西武グループである滋賀県の近江鉄道も、かつて宇治川電気傘下だったことがあります。
神戸高速鉄道の開業 以降、阪急と阪神がそれぞれ山陽の発行済み株式総数の5%を保有していましたが、1998年に阪急が山陽乗り入れを休止した後に阪急が阪神へ保有株式を売却したため、現在は阪神が筆頭株主となっています。なお、阪神は2006年10月1日付けで阪急とともに阪急阪神ホールディングスの100%出資子会社となり、経営統合されましたが、山陽は阪急阪神ホールディングスグループに参加していません。
JR東海の新型新幹線 「N700S」 が日中に本線を走る試験を始め、5日に愛知県安城市の三河安城駅で報道陣に公開されています。2020年の営業運転開始まで試験を繰り返し、性能を確認します。
営業列車と同じ16両編成の試験車両にはこの日、30人の技術者らが乗車。ダイヤの合間を縫い、浜松市の同社浜松工場と新大阪駅の間を1往復。豊橋、三河安城、名古屋、京都駅に停車しながら、加速やブレーキ、擦れ違いの際の揺れなどをチェックしています。
同社によると、「N700S」は3月20日に終電後の試験を始め、これまでに静岡~豊橋間で計3000キロ走ってきています。日中の走行は4日に開始。2018年中には新大阪より西の山陽新幹線区間での試験も始められ、各地で利用者や鉄道ファンの目に触れる機会も増えそうです。
< (画像:西日本鉄道) >
西日本鉄道の設立110周年を記念した特別デザインのラッピング電車の出発式が5月25日、福岡市中央区の西鉄福岡(天神)駅で行われ、3000形(6両1編成)が12月下旬まで、天神大牟田線を運行します。
西鉄グループの前身の九州電気軌道は1908年設立。記念電車は濃紺の車体に西鉄福岡(天神)-大牟田の全62駅の路線図を赤いラインで描き、沿線の観光地や風景の写真が配置されています。
25日は50年代に「青バス」の愛称で親しまれたデザインを復刻した路線バスも福岡・久留米地区で運行を開始。北九州地区では80年代に北九州市内を走っていた路面電車のデザインを施したバスが運行を始めています。
これまで自動改札がなかった福井県で、ようやく改札機が導入されます。
JR西日本金沢支社は31日、ICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」を、福井国体・全国障害者スポーツ大会前の2018年9月15日に北陸線福井県内区間に導入する予定と発表しています。牛ノ谷駅(あわら市)から新疋田駅(敦賀市)まで19駅で運賃を支払うことができ、指定店舗では買い物にも使えるようになります。
ICカード乗車券は、券売機などで事前に入金(チャージ)し、自動改札機の読み取り部分にかざすと運賃が引き落とされる仕組み。JR西によると、福井県内の導入整備費は約7億円の見込みという。JR西管内の2府16県で自動改札機が導入される最後の県となります。
首都圏の「Suica(スイカ)」など互換性のある他エリアのICカード乗車券も福井県内で北陸線を利用する場合に自動改札機を使えるため、県外客にとっても便利になります。
また「えちぜん鉄道や福井鉄道、路線バスなど、他の交通事業者とも同じICカード乗車券のシステムで相互に利用できるよう、今後の整備が気になります。
< SLトレーディングカード(画像:JR東日本高崎支社) >
JR東日本高崎支社は、7~9月に行われる大型観光企画「ググっとぐんま観光キャンペーン」に合わせ、、「D51」と「C61」の2両の蒸気機関車(SL)の利用客にSLをデザインしたトレーディングカード(トレカ)を乗客に配布すると発表しています。9月には、群馬県食材を生かした料理を楽しめる臨時列車を初めて運行。列車に乗る魅力をPRして乗客増を図り、キャンペーンを盛り上げます。
トレカは32種類あり、うち2種類には「詳細は秘密」という特殊加工が施されるという。裏面は動輪をイメージしたデザインで統一。大きさは縦5.9センチ、横8.6センチ。運転台や整備の様子、整備に使う工具など普段見ることができない場面をはじめ、四季折々に走るSLの姿がデザインされています。
7月から来年2月まで、上越線と信越本線のSL(下り線)車内で配布します。黒色のビニール袋で個別包装しており、デザインは選べない仕組み。乗車券と座席指定券を持つ乗客が対象となります。
臨時列車は9月29日に運行されます。料理は群馬県の農畜産物のブランド化を研究する「ひめラボ」と協力。すき焼き弁当や焼きまんじゅう、ブドウの盛り合わせ、日本酒などを予定しています。
運転区間は高崎~水上間で、募集人員は138人。旅行商品の内容や代金、発売開始の時期などは7月下旬以降に発表予定です。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ