「線路はつづく~レールでたどる兵庫五国の鉄道史~」@兵庫県立歴史博物館
4月
26日
旅客、貨物の鉄道輸送を足元で支える役割を果たすレール。日本で鉄道が走り始めた明治初期には、鉄の生産体制がまだ整っていなかったため、当時の鉄道レールは海外からの輸入に頼っており、明治末頃より国産化が進められた。レールの側面にはレールの製造者や製造年月、発注した鉄道会社名などが刻印されていることが多く、そこに刻まれた世界各地の製鉄メーカーや日本各地の鉄道会社の名前から、日本の鉄道の歩みを読みとることができます。
同展では、さまざまな役割を終えて県内各地に保存されている古レールを展示し、兵庫の交通の歩みをたどる。また、県内の鉄道各社が戦前に発行した時刻表やパンフレットなどの関連資料も展示されます。