信楽高原鉄道(滋賀県甲賀市)は、世界的に知られるスウェーデンの陶芸家 <リサ・ラーソン> さんの作品をデザインしたラッピング列車を、県立陶芸の森(同市)で開かれる特別展をPRするため2月28日から運行しています。
陶芸の森が、開設30周年記念の特別展「リサ・ラーソンー創作と出会いをめぐる旅」に併せて同鉄道と企画。車両の外観は朱色を基調に、代表作の動物シリーズのネコや気球が描かれています。車内もキャラクター「ミア」のぬいぐるみを置き、座席のヘッドカバーやつり革、棚を「マイキ」の絵の生地で飾りつけ、メルヘンあふれる空間となっているようです。
3月21日~5月31日の同展会期中、1日最大8往復を運行予定。3月の土日曜と祝日はNHKドラマ『スカーレット』のラッピング列車と連結して走る姿が見られます。
3月5日から信楽駅で特別展の入場券と信楽ー貴生川間の鉄道フリーパスがセットになった割安な共通チケット(大人1500円)も販売されます。
「リニモ」は、2020年3月6日に開業15周年を迎えます。また、開業(2005年)記念日である3月6日は、日本記念日協会認定の「リニモの日」です。
愛知万博の開催(2005年3月25日~9月25日)に合わせ、磁気浮上式鉄道の一種であるHSST方式による東部丘陵線(愛称:リニモ (Linimo))を運営する「愛知高速交通㈱」では、これを記念して次のとおり記念ヘッドマークを付けた車両を運行いたします。愛知高速交通は、「リニモの日」記念ヘッドマークを掲出します。
掲出期間は、2020年3月2日(月)~31日(火)。対象車両は03・06編成で、掲出列車の運転は30分に1本程度。
駅の売店「KIOSK」などを運営するJR東日本リテールネットは、「特急列車ヘッドマーク弁当」のシリーズ第12弾「寝台特急テールマーク弁当 ゆうづる」を、3月14日(土)から数量限定で発売すると発表しています。
「特急列車ヘッドマーク弁当」は、2017年7月24日発売の第1弾「ひばり」 の登場以来、これまでに 「あさま」 ・ 「あずさ」 ・ 「ひたち」 ・ 「北斗星」 ・ 「とき」 ・ 「かいじ」 ・ 「つばさ」 ・ 「はつかり」 ・ 「わかしお」 ・ 『いなほ」 が発売されています。
第12弾は、常磐線の全線運転再開を記念し、かつて上野~青森間を常磐線経由で結んでいた寝台特急「ゆうづる」のテールマークを採用。中身は茨城名物のあさりの炊き込み飯やたこ甘辛煮、同県産の釜揚げしらす、あんこうの唐揚げ、福島県いわき市名物の長久保巻きといった常磐線沿線の地域の食材をはじめ、宮城県産の笹かまぼこ、青森県産の帆立のバターオイル煮などです。
また、「ゆうづる」とあわせて、3月1日(日)には常磐線特急「ひたち」のヘッドマークをデザインした第4弾 「特急列車ヘッドマーク弁当 ひたち」 が復刻されます。中身は茨城県産コシヒカリのご飯や同県産の小松菜のおひたし、つくば鶏の照焼きなど。牛しぐれ煮は今回、茨城県産牛のステーキに変更されます。
「ゆうづる」・「ひたち」とも、容器は繰り返し使える密閉性の高いスケーター社の「4点ロックランチボックス」です。価格は各(2160円・税込)。東京駅のHANAGATAYAグランスタ東京駅中央通路店・東京八重洲南店・京葉ストリート店、膳まい東京南通路店、上野駅のHANAGATAYA上野新幹線店、膳まい上野中央連絡通路店、みやげ菓撰エキュート上野店、水戸駅のNewDays水戸7号店などで販売される予定です。
ジェイアール東海パッセンジャーズは、春の季節限定弁当「春満喫 鯛めしとたけのこ御膳」を発売すると発表しています。
鯛めしに小鯛甘酢漬を、たけのこご飯にたけのこ煮をそれぞれのせた2種類のご飯が主役の弁当です。サワラ西京焼、たらの芽天ぷら、菜の花入り薩摩揚など、春にちなんだおかずも盛り付けられています。
価格は1150円。3月12日(木)から4月下旬まで、東海道新幹線「のぞみ」「ひかり」の車内販売や、東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪駅、「リニア・鉄道館」のジェイアール東海パッセンジャーズ弁当売店で販売されます(一部の店舗・列車を除く)。
譲渡先を募集している路面電車 左「151号」・右「1051号」(長崎電気軌道提供)
「多くの方に触れ合ってもらえるような再活用」を求めて、長崎電気軌道(長崎市)は、老朽化のため昨年3月に「引退」した路面電車3両のうち、90年以上使われた「151号」を含む2両を無償譲渡します。3月末まで申し込みを受け付けています。
「151号」は、1925(大正14)年製造。東京、神奈川県小田原市を経て1957年に長崎へ移され、1982年に営業運転を終えました。手動ドア式で、塗装は全体が水色、窓枠周辺が黄色。
「1051号」は、1952年に仙台市で走り始め、1976年に長崎が譲り受けた車両です。1990年代後半まで現役でした。塗装はクリームと緑、オレンジの3色。2両は近年、線路整備やイベントに使われていました。
2両はパンタグラフや電気部品を外すため自走できませんが、内・外観や表示などはそのままにします。残る1955年製造の「701号」はアスベスト(石綿)が車体全体に含まれていたため解体処分となります。
長崎電気軌道は活用策を聞いて譲渡先を選定します。運搬費用は申込者の負担となります。過去には、2012年のブラジル・サントス市と長崎市の姉妹都市提携40周年を記念し、2015年にサントス市に寄贈され、観光電車として運行されています。
京阪電気鉄道は、「京阪電車きかんしゃトーマス号2020」を交野線で運転します。
運転期間は、2020年3月28日(土)~2021年7月31日(土)。運転区間は、枚方市~私市間。対象車両は10000系10003-10053編成で、「きかんしゃトーマスとなかまたち」のキャラクターでラッピングされています。
2020年12月31日(木)までは、ヘッドマークを掲出して運転。デビューイベントとして、同車両による臨時列車の運転と車両展示などを実施。実施日は、3月28日。臨時列車の運転区間は、中之島(11:05発)~私市(11:53着)、私市(15:00発)~枚方市(15:13着)。私市駅停車中、車両展示を実施(11:53~15:00)。同日、私市駅前公園にて、オリジナルグッズの販売会なども実施。
中之島駅発の臨時列車の乗車には、事前申し込みが必要になります。申込の詳細は 「こちら」 を参照してください。
「タイガース号」 「甲子園号」
阪神電気鉄道は21日、武庫川線車両の置き換え用に投入する車両のデザイン(画像:阪神電鉄公式サイト)を発表しています。
新たに武庫川線に投入するのは、阪神本線などで各駅停車用に使用してきた5500系。武庫川線用に4両編成1本から2両編成2本に改造したほか、車内外を新たなデザインとしています。
車両デザインのテーマは「野球」。武庫川線は阪神甲子園球場や鳴尾浜球場が所在する西宮市を走ることから、このテーマがえらばれました。今回投入する車両は「阪神タイガース」と「阪神甲子園球場」がテーマで、それぞれ「タイガース号」「甲子園号」と命名sだれています。
「タイガース号」は、外観はタイガースをイメージさせる黄色と黒色を配色。車内はユニフォームをイメージした壁面とし、タイガースのシンボルマークを各所に配置しています。
「甲子園号」は、甲子園球場のツタ、芝、白線をイメージさせる緑色と白色の外観。車内では、床面に甲子園球場の土やマウンド、バッターボックスやホームベースなどを描くほか、壁面は球場外壁のレンガをイメージしたデザインとなっています。
新デザイン車両の運行開始予定は、2020年5月末。阪神電気鉄道は、詳細な運行開始日や、現在改造工事を進めている残りの車両のテーマについては、改めて知らせるとしています。
JR東海、JR西日本、JR九州の3社は2月21日、東海道・山陽・九州新幹線車内の無料Wi-Fiサービス「Shinkansen Free Wi-Fi」を全ての列車で提供すると発表しています。整備完了予定は3月30日。整備完了に伴い、東海道新幹線で実施してきた車内テロップによるニュース提供は終了となる。
「Shinkansen Free Wi-Fi」は2018年7月から順次、整備を進めてきました。なお、整備完了後も、九州新幹線の川内~鹿児島中央間のトンネル内や、携帯電話の電波が届いていないところでは利用できません。携帯電話のサービスエリアの拡大によって、2020年夏までには全区間で利用できるようになるといいます。
東海道新幹線では、「Shinkansen Free Wi-Fi」が利用できる列車を毎日Twitterで告知してきましたが、2月28日に配信を終了します。通信事業者と契約している人が利用できる「車内公衆無線LANサービス」も、3月31日で終了となります。
車内テロップによるニュース提供は1985年から実施されてきました。Wi-Fi整備によって、「お客さまの多くがご自身のスマートフォン等でニュース等の情報を取得できる環境が整った」(JR東海)ことから、3月14日にニュース情報の提供を終了。今後は、ニュースの代わりに、新幹線の利用案内に関する情報提供を充実させていくそうです。
、「阪急電車Classic8000・8300 ランチBOX」(画像:阪急電鉄)
阪急電鉄は、8000系車両誕生30周年記念企画 の一環として、「阪急電車Classic8000・8300 ランチBOX」(縦10.5cm☓横13cm☓高さ7.8cm)や「阪急電車 Classic8000 電車型ティッシュボックスカバー」を販売します。
販売額は、ランチボックスが(1,200円・税込)で、ティッシュボックスカバーが(1,500円・税込)。
販売開始日は、2020年2月22日(土)。販売箇所は、各駅「ごあんないカウンター」など。売切次第販売終了。22日、23日(日)に開催の「うめきた鉄道模型フェスタ2020 in グランフロント大阪」会場でも販売されます。
行商人専用「鮮魚列車」(画像:近畿日本鉄道提供)
近畿日本鉄道が1963年(昭和38年)から続けてきた、国内で唯一現存する行商人専用の「鮮魚列車」が、ダイヤ改正に伴い3月13日で運行を終えることになりました。
三重県の伊勢志摩地方で水揚げされた新鮮な海産物を運び、半世紀以上にわたり関西の食を支えてきました。
近鉄によりますと、宇治山田から大阪上本町(までの約137キロを、日曜と祝日を除き毎朝1本を3両編成で運行させています。最盛期には1日当たり100人を超える行商人が乗り込み、伊勢エビやアワビなどを運びました。
高速道路の整備が進み、運搬手段の主流がトラックに移ったため、近年は毎日10人程度の利用にとどまっていたようです。
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