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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#花」の検索結果2109件

ファルコン植物記(802)ドクダミの葉の間に【トラノオシダ】

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ファルコン植物記(802)ドク...
何年か前までは、抜き取るようにしていた我が家の庭の 「ドクダミ」 ですが、繁殖力の強さに根負けして、今では自然のままに放置しています。
そんな葉の間から、先日の 「ウラジロチチコグサ」 と同様に、 【トラノオシダ(虎の尾羊歯)】がいつの間にか根づいていました。

チャセンシダ科チャセンシダ属の「羊歯」ですが、石垣等によく付着しているチャセンシダ属としては身近な部類に入ります。

茎はごく短く、多数の細かくて柔らかい葉を多数つけます。
葉は長さ20センチ前後が一般的で、羽片は比較的短く、基部から先端まであまり葉の長さがk変わらず、全体的に細長い楕円形状になるところから「虎の尾」の名称が付けられました。

小さいモノは1回羽状複葉で、大きなモノは2回羽状複葉となり葉姿はかなり違って見えますが、葉軸の上面がへこんだ溝状になる特徴がありますので、見分けられます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(801)緑色の花(蕚片)【ギシギシ】

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ファルコン植物記(801)緑色...
路傍に芽を出していた【ギシギシ(羊蹄)】に、たくさんの緑色の花が咲いていました。

タデ科スイバ(ギシギシ)属の多年草で、学名では「Rumex japonicus」で、日本固有種です。。
「Rumex」は、ラテン語で「槍」のことで、葉の形に由来しています。

草丈は40~100センチになり、根本に生える葉は長さ10~25センチの長楕円形で長い柄があありますが、上部の葉は柄がなく学名通り幅も狭く、また葉の縁は波打っています。

茎の上部で分枝し、多数の花序を出し緑色で小さな花を咲かせます。
花径は4ミリ前後、花は花弁を持たず、6枚の蕚片から構成されています。

若芽は食用になり、根は皮膚病等の薬用効果がある生薬として利用されているようですが、今の時代には見向きもされない野草です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(800)白色の【ウラジロチチコグサ】

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我が家の庭は通路のような広さしかありませんが、それでも色々な植物が競い合うように根づいており、以前まで見かけなかった【ウラジロチチコグサ(裏白父子草)】が、何本か顔を出していました。

キク科ウスベニチチコグサ属の多年草で、南アメリカが原産地、昭和初期に渡来した比較的に新しい帰化植物です。

へら形の葉は濃い緑色で、表面には艶があり、葉の縁が波打つ特徴があります。
葉の裏側は、白毛が密生していますので白く見え、草姿が「チチコグサ」に似ているのが名称の由来です。
花は茎の上部に集まり花径4ミリと小さく、総蕚片は光沢のある黄緑色をしており、花が咲き終わったあとの頭花は壺形をしています。

タンポポと同じ<冠毛>で風に乗り新天地に根付きますので、我が家の【ウラジロチチコグサ】も、どこからか舞い降りてきたようです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(799)多彩な色の花【ニューギニア インパチェンス】(2)

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ファルコン植物記(799)多彩...
先だっては、 「ロベリア ホット」 の花を敷き詰めて 花の絨毯 を作られているお家に足がとましたが、今回も、多彩な【ニューギニア インパチェンス】の鉢をきれいに並べられているお家があり、様々な花色が楽しめました。

ツリフネソウ科ツリフネソウ属の多年草で、温度が10度以上あれば越冬する丈夫な花です。

名称通り、ニューギニア島の亜熱帯に自生している 「インパチェンス」 の園芸品種で、本種は花径が50~70ミリと大型です。

「インパチェンス」は花壇用に良く利用されていますが、この【ニューギニア インパチェンス】は鉢物で出回るのが多いようですが、温暖地域なら地植えしても越冬出来るのではないかと見ています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(798)赤紫色の花【マツバギク】(2)

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ファルコン植物記(798)赤紫...
三四日前迄は、一輪だけ顔を出していた【マツバギク(松葉菊)】でしたが、今朝がた確認しますと、花径50ミリほどの大きな花が多数咲いていました。

ハマミズナ科マツバギク属の多年草の総称で、南アフリカが原産地です。

葉は断面がやや三角形になった棒状の多肉植物で松葉に似ており、咲きだす花が菊に似ている所から、【マツバギク】と名付けられています。
学名の<メセンブリアンセマム>は、ギリシャ語の「mesembria(正午) + anthemun(花)」が語源で、花は日中だけ花弁を広げて咲き、夜間には閉じてしまいます。

冬咲きの品種もあるようですが、春から夏にかけて長期間咲き続け、高温・高湿に葉非常に強い花として花色も多彩で、どの色の花もやや光沢感がある花弁をしています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(797)【ハルジオン】(2)と【ヒメジョオン】(2)

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ファルコン植物記(797)【ハ...
【ハルジオン】 と 【ヒメジョオン】 はともにキク科ムカシヨモギ属の草花ですので、花の形はとても良く似ており、花だけを拡大して撮影しますと、どちらがどちらなのか分からなくなります。

ブログルを見ていてくれる方から、「茎を抱くとはどういうことか、分かりやすく説明してほしい」との依頼がきました。

それぞれのコメントのときに、違いは書いていますが、まとめてみました。
標準的に【ヒメジョオン】の方が草丈は高く、花は小さく数が多く咲いています。
一番分かりやすいのは茎を折ることですが、かわいそうでお勧めしたくはありませんが、【ヒメジョオン】は茎の内部に空洞がなく、【ハルジオン】は茎の内部が空洞です。
そして茎からでる葉が【ヒメジョオン】はすぐに取りついていますが、【ハルジオン】は茎を取り込むよう(茎を抱くよう)にして葉が付いています。

ということで、同じように見える花姿の写真を左右に並べていますが、左側が【ハルジオン】で、右側が【ヒメジョオン】です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(796)白色の花弁(総苞)【ドクダミ】

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ファルコン植物記(796)白色...
近所では、【ドクダミ(蕺草)】が咲きだしていましたが、どうせ載せるなら我が家の庭に咲く花をと、開花するのを待っていました。
半日陰を好む傾向にありますので、我が家の庭でも、北側に生い茂っています。
ドクダミ科ドクダミ属の多年草として毎年律義に花を咲かせ、旺盛な繁殖力とイタチゴッコで、数年前より草むしりは諦めました。

開花時期は5~7月頃で、茎頂に4枚の白い花弁に似た<総苞>を広げ、棒状の花序に淡黄色の小花を密集させています。

昨日アップしました 「カシワバアジサイ」 は、<蕚>が花弁に見えて、雌しべも雄しべもない<装飾花>でしたが、この【ドクダミ】は、花弁も蕚もなく、雌しべと雄しべしかありません。

最近では八重咲きの【ドクダミ】や、葉に斑入りのあるモノが園芸品種としてあるようですが、まだ未確認です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(795)開店7周年記念のお祝い候補<カトレア>【竜馬】

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ファルコン植物記(795)開店...
本日6月2日は、ブログル仲間の<地鶏屋の親父&ママ>さんのお店、地鶏屋「待久寿(まっくす)」さんが、開店7周年を迎えられます。

折角の節目でご無沙汰しておりますので、何かお祝い品をと考え、花屋さんに来ています。
財布の中身と相談しなければいけませんが、今の所<カトレア>の鉢が第一候補です。

洋ランの女王ともいわれる<カトレア>は、ラン科カトレア属の総称として、交配品種を含めて一群の植物を指していますが、花の大きさや色はかなり多彩です。

<カトレア>の名称は、この属の採集者であり最初に栽培に成功した<William Cattley>に由来しており、中南米が原産地です。
日本では、植物学者の牧野富太郎が「ヒノデラン」と命名していますが、あまり耳にすることはありません。

「ミニコチョウラン」も良さそうで目移りしてしまいますが、もうしばらく考慮して「待久寿」さんに顔出しです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(794)白色の筒状の花【イボタノキ】

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ファルコン植物記(794)白色...
玄関脇の【イボタノキ(水蝋樹)】の花が、咲きだしています。
モクセイ科イボタノキ属の落葉低木で、冬には葉を落としてしまいますので、寂しげな玄関周りになります。

葉は対生、長さ2~5センチの楕円形をしており、枝はあまり分枝しません。
花期は5~6月、先の四裂した小さな白色の筒状の花を、総状の小枝の先に密集して咲かせ先端が垂れ下がります。
晩秋には、直径6ミリほどの楕円形で黒紫色の果実を実らせます。

イボタノキ属には7種ばかりが属し、「ネズミモチ」や「トウネズミモチ」などが同じ仲間です。

本種には「イボタロウムシ」という虫がつき、オスは白いロウ(蝋)を分泌し、このロウを熱してイボに付けるとイボが取れるということで、「疣取りの木」が転じて【イボタノキ】となったようですが、効用を確かめたことはありません。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(793)<アジサイ>(3)【カシワバアジサイ】

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花(蕚)は、円錐状あるいはピラミッド状につく独特な咲き方を見せてくれる【カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)】ですが、花房としては真っ直ぐの姿はあまり見受けられず、自重で枝ごとうつむいて横向きになる姿を良く見かけます。

アジサイ(ユキノシタ)科アジサイ属に分類され、原産地は北アメリカ東南部です。

葉の形が「カシワ」の葉に似ている所が名称の由来で、切り込みがあり、秋になると赤く紅葉して葉を落とす落葉低木です。
5~7月にかけて、最初は淡黄緑色から白色の花弁(蕚)になり、古くなると桃色に変化してゆきます。

<装飾花>として、花弁(蕚)だけで雄しべも雌しべもなく、八重咲きの園芸品種「スノーフレーク」や一重咲きの「スノークイン」などが、園芸品種として流通しています。
#園芸 #花

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