テレビアニメも世界的な人気の<車田正美>原作の名作漫画『聖闘士星矢』をハリウッドのスタッフやキャストが集結して実写映画化した『聖闘士星也 The Beginning』が、2023年4月28日より公開されます。
幼い頃に姉と生き別れた青年「星矢」は、現在はスラム街の地下格闘場で戦いながらその日暮らしの生活を送っていました。ある日、戦いの最中に不思議な力を発したことから、彼は謎の集団に狙われる身となります。
やがて自身の内に「小宇宙(コスモ)」という力が秘められていること、そしてその力を鍛え、女神「アテナ」の生まれ変わりである女性「シエナ」を守る運命にあることを知った「星矢」は、その運命を受け入れ、厳しい修行を重ねていきます。
『パシフィック・リム アップライジング』にも出演した新田真剣佑が主演を務め、<ショーン・ビーン>、<ファムケ・ヤンセン>、<マディソン・アイズマン>が共演、<トメック・バギンスキー>が監督を務めています。
4月21日から4月23日の全国映画動員ランキングトップ10が興行通信社より発表され、『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』が1位を守っています。
劇場版「名探偵コナン」第26弾となる『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』は、4月14日に公開され10日間で観客動員407万2179人、興行収入58億6665万4490円を記録しています。これは興収137億5千万円を突破した『劇場版 呪術廻戦 0』(2021年公開)の公開11日間の興収58億7306万4900円と並ぶ数字で、映画『コナン』シリーズ初の興行収入100億円突破が見えてきました。
<和久井健>によるマンガの実写映画化第2弾の前編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 ー運命ー』が2位、<横浜流星>主演で閉鎖的な村を舞台に描くサスペンス『ヴィレッジ』が5位に初登場しています。
【全国映画動員ランキングトップ10】(2023年4月21日~4月23日)
1. 『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』 2. 『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 ー運命ー』(初)
3. 『THE FIRST SLAM DUNK』 4. 『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』 5. 『ヴィレッジ』(初)
6. 『シン・仮面ライダー』 7. 『わたしの幸せな結婚』 8. 『劇場版 美しい彼~eternal~』
9. 『グリッドマン ユニバース』 10. 『映画刀剣乱舞ー黎明ー』
1985年に公開されました<黒澤明>監督(1910年〈明治43年〉3月23日~1998年〈平成10年〉9月6日)作品『乱』のメイキング映像をもとにしたドキュメンタリー『Life work of Akira Kurosawa 黒澤明のライフワーク』が、2023年4月29日より公開されます。『乱』撮影現場にメイキング撮影班として参加した<河村光彦>が、長い年月をかけて手がけました。
『乱』製作当時、大学生だった<河村光彦>と仲間たちがメイキング撮影班として現場に参加し、約150時間に及ぶ映像素材を記録。さまざまな事情が重なり、撮影後15年にわたり失われていたその映像素材を、1998年、<黒澤明>が没した後に発見しています。
旧式の業務用アナログビデオで撮影された素材だったため内容の確認手段がなく、長らく保管されていましたが、<河村光彦>が私費を投じて70時間分をデジタル化し、その素材をもとに1本のドキュメンタリーとして完成させています。
<黒澤明>は国民栄誉賞(1998年・没後追贈)を受賞するなど没後も日本を代表する映画監督です。海外においても現在もその人気や評価は変わることはありません。しかし、その人物像については誤解された印象で語られることが多く、本来は穏やかで優しい物言いをする演出家だったといいます。本作では、映画『乱』の製作過程を通して、そんな人間としての<黒澤明>の姿を捉えていきます。
今夜<19:00>より「BSテレ東」にて、1990年アメリカ製作の『原題:Robocop 2』が、邦題『ロボコップ2』として、1990年7月27日より公開されました作品の放送があります。
半分は人間、半分はメカの警察官ロボコップの活躍を描く『ロボコップ』の続編となります。
「ロボコップ=マーフィ」登場から1年が経過した近未来のデトロイト。市警察を経営するオムニ社の会長は、より忠実で強力なロボコップの開発を博士に依頼していました。工場に潜入した「マーフィ」は襲撃に遭い、修理を担当した博士の手で新たなプログラムをインストールされてしまいます。
製作スタッフは変わっていますが、前作から引き継がれた近未来を意識したブラックユーモア溢れる内容は変わらずに作品を彩っています。
「ロボコップ=マーフィ」は前作に続いて<ピーター・ウェラー>、相棒「アン・ルイス巡査」は<ナンシー・アレン>、「ジュリエット・ファックス博士」に<ベリンダ・バウアー>、「オールドマン会長」に<ダン・オハーリー>、「ケイン」に<トム・ヌーナン>ほかが出演、監督は<アービン・カーシュナー>が務めています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、2010年アメリカ製作の『原題:Knight and Day』が、邦題『ナイト&デイ』として2010年10月9日より公開されました作品の放送があります。
「ナイト」は「夜」ではなく「騎士」の意味で、作中に登場する老夫婦の姓です。
『バニラ・スカイ』(2001年・監督:キャメロン・クロウ)でコンビを組んだ<トム・クルーズ>と<キャメロン・ディアス>が再び共演するアクション・コメディです。
「ジューン」はある日、えたいの知れない男と空港で思いがけない出会いを果たしますが、その男は「ジューン」が夢に見た理想の男性どころか、重要任務を負ったCIAのスパイでした。予想外の裏切りや暗殺者による執拗な攻撃が日増しに強くなる中、「ジューン」は男に対して疑念を抱き始めます。
いい男との出会いを夢見る平凡な女性がミステリアスな男と偶然の出会いを果たすも、その男がスパイだったために大騒動に巻き込まれ、アイルランドやスペインなどを舞台に繰り広げられる大迫力のアクション・コメディーが楽しめます。
「ロイ・ミラー」に<トム・クルーズ>、「ジューン・ヘイヴンス」に<キャメロン・ディアス>、「ジョン・フィッツジェラルド」に<ピーター・サースガード>、「アントニオ・キンターナ」に<ジョルディ・モリャ>、「モリー・ナイト」に<セリア・ウェストン>、「ナオミ」に<ガル・ガドット>ほかが出演、監督は『ニューヨークの恋人』の<ジェームズ・マンゴールド>が務めています。
『ぼくの好きな先生』・『人生、ただいま修行中』などで知られるフランスのドキュメンタリー監督<ニコラ・フィリベール>が、パリのセーヌ川に浮かぶデイケアセンターの船「アダマン号」にカメラを向けたドキュメンタリー『アマンダ号に乗って』が、2023年4月28日より公開されます。
パリの中心地・セーヌ川に浮かぶ木造建築の船「アダマン号」は、精神疾患のある人々を迎え入れ、文化活動を通じて彼らの支えとなる時間と空間を提供し、社会と再びつながりを持てるようサポートしている、ユニークなデイケアセンターです。
そこでは自主性が重んじられ、絵画や音楽、詩などを通じて自らを表現することで患者たちは癒しを見いだしていきます。そして、そこで働く看護師や職員らは、患者たちに寄り添い続けています。誰にとっても生き生きと魅力的な「アダマン号」という場所と、そこにやってくる人々の姿を、優しいまなざしで描いています。
2023年・第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され、最高賞の金熊賞を受賞した作品です。
『アルプススタンドのはしの方』の監督を務めた<城定秀夫>が、<井上かえる>のライトノベル『女子高生の放課後アングラーライフ』を実写映画化し、釣りを通して友情を育む少女たちの姿を描いた『放課後アングラーライフ』が、2023年4月29日より公開されます。
高校でイジメに遭っていた「追川めざし」は、父の転勤により港町の女子高に転校することになります。クラスメイトの「椎羅」は「めざし」という名前に運命を感じ、自身が会長を務める海釣り同好会「アングラー女子会」に「めざし」を強引に入会させます。これまで自分の殻に閉じこもって生きてきた「めざし」でしたが、個性的なメンバーたちと行動をともにするうちに、釣りの楽しさや仲間と過ごすことの喜びを知っていきます。
アイドルグループ「#2i2」の<十味>が主人公「追川めざし」役で演技に初挑戦し、『廻岐』(2022年・監督:平岡亜紀)の<まるぴ>が「椎羅」、ミュージシャンとしても活動する<森ふた葉>がクール系女子の「凪」、『さつきのマドリ』(2021年・監督:葛里華)の<平井珠生>が勝ち気な性格の「明里」を演じています。
任天堂の人気キャラクター「スーパーマリオ」をテーマにした映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が、今月5日から米国などで公開され、北米で大ヒット作品となっています。19日時点で世界の興行収入は7億ドル(約940億円)を突破。子ども連れ、ゲームファンら幅広い客層を引きつけているようです。
ゲームでおなじみの双子の兄弟「マリオ」と「ルイージ」が魔法に満ちた世界に迷い込み、世界の危機に立ち向かう物語です。映画情報を手掛けるボックスオフィス・モジョによりますと、北米の興行収入は公開当初5日間で2億ドルを超え、19日には3億7000万ドルを上回っています。
任天堂はテーマパークでの専用エリア設置、キャラクターグッズ店開設など「任天堂IP(知的財産)に触れる人口の拡大」に力を注ぎます。映画もこうした戦略に含まれており、日本でもゴールデンウイークを控えた4月28日に封切られます。
フィリピンの最貧困エリアに生きる子どもたちの姿をとらえた2022年フィリピン製作のドキュメンタリー『子供の瞳をみつめて』が、2023年4月29日より公開されます。
フィリピンで第2のスモーキーマウンテンと呼ばれるゴミ集積所パヤタス地区で、8年以上にわたって取材を敢行。危険な岩山でハンマーを振りかざして砂利をつくる少年、ダイオキシンの影響で水頭症になった少年と少女、荷物運びで背骨が曲がってしまった少年など、過酷な環境下で暮らす子どもたちの生活に密着しながら、さまざまなエピソードを静かに映し出しています。
<黒沢清>監督作『ドレミファ娘の血は騒ぐ』などの撮影監督として知られるフィリピン在住40年の<瓜生敏彦>が、撮影監督<ビクター・タガロ>と共同で初監督を務めています。
『北のカナリアたち』・『冬薔薇(ふゆそうび)』などの<阪本順治>が監督を務め、<黒木華>(32)を主演に迎えて送る青春時代劇『せかいのおきく』が、2023年4月29日より公開されます。
江戸時代末期、厳しい現実にくじけそうになりながらも心を通わせることを諦めない若者たちの姿を、墨絵のように美しいモノクロ映像で描き出しています。
武家育ちである22歳の「おきく」は、現在は寺子屋で子どもたちに読み書きを教えながら、父と2人で貧乏長屋に暮らしていました。ある雨の日、彼女は厠のひさしの下で雨宿りをしていた紙屑拾いの「中次」と下肥買いの「矢亮」と出会います。つらい人生を懸命に生きる3人は次第に心を通わせていきますが、「おきく」はある悲惨な事件に巻き込まれ、喉を切られて声を失ってしまいます。
<黒木華>が「おきく」、「中次」を<寛一郎>、「矢亮」を<池松壮亮>が演じ、<佐藤浩市>、<眞木蔵人>、<石橋蓮司>が共演しています。
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