<塚本晋也>の監督最新作『ほかげ』が、第80回ヴェネツィア国際映画祭のオリゾンティ部門に正式出品されることが、映画祭の記者会見で発表されました。同映画祭はイタリア現地時間8月30日から9月9日まで開催されます。
同映画祭には<塚本晋也>、片腕の動かない謎の男を演じた兵庫県 神戸市 出身の<森山未來>、戦争孤児役の<塚尾桜雅>が参加します。
<塚本晋也>はこれまでに監督作『六月の蛇』でコントロコレンテ部門(現・オリゾンティ部門)の審査員特別大賞、『KOTOKO』ではオリゾンティ部門の最高賞にあたるオリゾンティ賞に輝き、近年発表した『野火』・『斬、』もコンペティション部門への出品を果たしています。
居酒屋の女役で主演を務めた<趣里>、<塚尾桜雅>、復員した若い兵士役の<河野宏紀>、<利重剛>、<大森立嗣>がキャストに名を連ねています。
終戦直後が舞台の「ほかげ」は、生き延びた人々が抱える痛みと闇を描く物語。11月25日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。
映画『エクスペンダブルズ』のシリーズ最新作『Expend4bles』が、『エクスペンダブルズ ニューブラッド』の邦題で、2024年1月12日に公開されます。
本作は、2014年11月1日公開の『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(監督:パトリック・ヒューズ)から約10年ぶりの新作となるシリーズ第4弾となります。
主演は<シルヴェスター・スタローン>から<ジェイソン・ステイサム>へと引き継がれています。キャストには<ドルフ・ラングレン>や<ランディ・クートゥア>が名を連ねたほか、新たなエクスペンダブルズのメンバーとして<50セント>、<ミーガン・フォックス>、<トニー・ジャー>、<イコ・ウワイス>、<アンディ・ガルシア>が参戦しています。監督は『ネイビーシールズ』・『ニード・フォー・スピード』の<スコット・ウォー>が務めています。
特報が公開されており、<シルヴェスター・スタローン>演じる「バーニー・ロス」と<ジェイソン・ステイサム>演じる「リー・クリスマス」、2人の悪友が再会するシーンなどが収められています。
<レイン・レトマー>が監督を務めたミュージカル映画『ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌』が、2023年10月6日より公開されますが、予告編が解禁されています。
原作は1830年代の仏パリを舞台に、若き芸術家たちの青春を描いた<ジャコモ・プッチーニ>作曲のオペラ『ラ・ボエーム』です。
映画では舞台を現代の米ニューヨークに置き換え、メインキャラクターにアジア人を据えるなど大胆にアレンジされています。格差、貧困、マイノリティ、さまざまな生きづらさを抱えながらも青春を謳歌しようとする若者たちの姿を描いています。
予告には、現役オペラ歌手たちが圧倒的な歌唱力でセリフを歌い上げる姿を収録。屋根裏部屋で4人の若き芸術家たちが楽しく暮らす場面や、大みそかのチャイナタウンに繰り出し新年を祝う場面などが切り取られています。
本日深夜<1:13>より「テレビ大阪」にて、2009年アメリカ製作の『原題:Push』が、邦題『PUSH 光と闇の能力者』として2009年11月7日より公開されました作品の放送があります。
第二次世界大戦時に実際に育成されていたという超能力スパイの逸話を基に映画化され、題名の「PUSH」は、作中での「他人に異なる記憶を押し込む精神操作能力」のことを指しています。
ムーバー(念動力)の能力を持つ「ニック」のもとに、ウォッチャー(未来予知力)の能力を持つ「キャシー」が現われます。「キャシー」は「キラ」という女性を探し出すことを手伝ってほしいと頼みますが、彼らは謎の政府機関〈ディビジョン〉が放った特殊能力者に命を狙われ始めます。
「ニック」役に<クリス・エヴァンス>、「キャシー」役に<ダコタ・ファニング>、「キラ」役に<カミーラ・ベル>、「エミリー・ウー」役に<ミン・ナ>ほかが出演、監督は<ポール・マクギガン>が務めています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、1995年アメリカ製作の『原題:Waterworld』が、邦題『ウォーターワールド』として1995年8月5日より公開されました作品の放送があります。
地球温暖化によってすべての陸地が水没した未来世界を舞台に、一匹狼の戦士と海賊たちの間で展開する熾烈なサバイバル戦を描いているSFアクションです。
何世紀にもわたる環境破壊の末、地球の温暖化が進み、北極・南極の氷はおろか、シベリアの広大な凍土までが全て溶け、地球に大洪水が起こります。海面は上昇し、地表を覆い、やかて陸地は消えて世界はついに海の底に沈んでしまいます。それから数世紀。かつて地球と呼ばれたこの惑星にはわずかな人間だけが残されていました。文明と共に漂流を余儀なくされた彼らは海中から引き上げられた既に消滅した世界の残骸から、巨大な人工の浮遊都市を築いていました。
「マリナー」役に<ケヴィン・コスナー>、「ヘレン」役に<ジーン・トリプルホーン>、「ディーコン」役に<デニス・ホッパー>、「エノーラ」役に<ティナ・マジョリーノ>、「グレゴール」役に< マイケル・ジェッター>ほかが名を連ねています。監督は<ケヴィン・レイノルズ>が務めています。
北米で7月21日に公開されました映画『バービー』(日本:8月11日公開)の週末3日間の興行収入は推定1億5500万ドル(約220億円)に上り、『Oppenheimer(原題、オッペンハイマー)』(日本公開未定・監督:クリストファー・ノーラン)を抑えて首位を獲得しています。映画館はバービーにちなみ、ピンクの服を着た観客であふれたそうです。
バービー人形をテーマにしたファンタジーコメディー『バービー』をめぐっては、原子爆弾の開発に貢献した物理学者<ジョン・ロバート・オッペンハイマー>のシリアスな伝記映画『Oppenheimer』と同日公開だったことから、対照的な両作品のはしごをする「バーベンハイマー」体験ができると公開前から話題になっていました。
映画業界の推定によると、約20万人が同じ日に両作品のチケットを購入したようです。
エンターテインメント業界の調査会社エグジビター・リレーションズによりますと、『Oppenheimer』の興収は推定8050万ドル(約114億円)と大成功を収めたものの、『バービー』に倍近く水をあけられています。
退屈な夏休みに不思議な力に目覚めた子どもたちの遊びが、次第に狂気へと変わっていく姿を、美しくも不気味に描いた2021年ノルウェー・デンマーク・フィンランド・スウェーデン合作製作のサイキックスリラー『イノセンツ』が、2023年7月28日より公開されます。
第74回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品されたスリラーです。2022年ノルウェーのアカデミー賞と称されるアマンダ賞で、監督・撮影・音響・編集の4部門受賞、世界の映画祭で16映画賞を受賞した作品です。
9歳の少女「イーダ」は、重度の自閉症で言葉を発さない姉「アナ」と共にノルウェー郊外の団地へ引っ越します。「イーダ」は同じ団地の別棟に住む「ベン」から声を掛けられて森で遊んでいましたが、「ベン」は「イーダ」の握っていた木の棒を凝視しただけで真っ二つに折ってしまいます。「ベン」は念じるだけで物体を動かせる特殊な能力を持っていました。「イーダ」が彼の能力の強さを繰り返し試しているうちに、「ベン」は他人を自在に操れるまでになりますが、次第に鬱々とした感情や思考を増幅させ、過激な行動をとるようになります。
監督は、『わたしは最悪。』でアカデミー脚本賞にノミネートされた<エスキル・フォクト>が務めています。自身の監督作はこれが2作目ですが、日本での劇場公開は初めてになります。
笑いあり涙ありの大衆演劇として、大正時代から引き継がれている伝統芸能「真正女澤正劇」をベースに、物語が三重に交差する「三重芝居」という演出を用い、過去と現在、夢と現実を交差させながら、伝統芸能の文化継承が、いかに困難なのかを描いた『邯鄲の夢 三重芝居と四人の役者』が、2023年7月28日より公開されます。
とある大衆演劇一座で、座長の「沢田」の弟子である「三津葉銀次」は、後継者の座を狙う座長の息子「沢田冴之介」に強い嫉妬心を抱いていました。一方、「冴之介」もまた、剣劇の腕を認められ、一目置かれている「銀次」に対し、尊敬とともに妬ましい思いを抱いていたのです。そんなある時、稽古中に「銀次」の刃先が「冴之介」の片目を突いてしまう事故が起こります。「冴之介」は役者を続けることができなくなり、「銀次」は一座を追われてしまいます。
主演「万家徳次郎」、監督、脚本を「大衆演劇のドン」と称される<沢竜二>の末弟子の<三天屋多嘉雄>が務め、「沢田冴之介」に<須賀貴匡>、「三津葉銀次」に<松林慎司>、「沢田座長」に<沢竜二>が演じています。
7月21日から23日の全国映画動員ランキングトップ10が興行通信社より発表され、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が、初登場で1位を獲得しています。
シリーズ第7弾となる『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』では、IMFのエージェントである「イーサン・ハント」の軌跡、そして旅路の果てに待ち受ける運命が描かれています。<トム・クルーズ>が「イーサン」役で主演を務め、<クリストファー・マッカリー>が監督を務めています。日本語吹替版キャストとして、<森川智之>、<広瀬アリス>、<園崎未恵>、<津田健次郎>らが出演しています。
なお初週トップに輝いた<宮﨑駿>の10年ぶりとなる新作『君たちはどう生きるか』は2位にランクイン。また、一部の劇場を除いて国内での上映が8月31日に終了する『THE FIRST SLAM DUNK』が、圏外から10位に浮上しています。
【全国映画動員ランキングトップ10】(2023年7月21日~7月23日)
1. 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(初) 2. 『君たちはどう生きるか』
3. 『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』 4. 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
5. 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』 6.『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』
7. 『リトル・マーメイド』 8. 『五等分の花嫁∽』 9. 『交換ウソ日記』 10. 『THE FIRST SLAM DUNK』
墜落した麻薬輸送機のコカインをクマが食べてしまった事件から着想を得た映画『コカイン・ベア』が、2023年9月29日より公開されますが、予告編が解禁されています。
『コカイン・ベア』は、コカインを大量摂取したクマがハイになり、次々と騒動を巻き起こします。
公開されました予告編では、学校をさぼって森に探検に来た子供たちや、ハイキング中のカップル、森林公園のレンジャー、助けに来た救急隊員らが次々と〈コカイン・ベア〉に遭遇。さらに行方不明のコカインを回収しようとするギャング、警察官、地元のチンピラたちも映し出されています。
<ケリー・ラッセル>、<オシェア・ジャクソン・Jr.>、<オールデン・エアエンライク>、<イザイア・ウィットロック・Jr.>、<クリストファー・ヒヴュ>、<マーゴ・マーティンデイル>、<レイ・リオッタ>が出演し、監督を<エリザベス・バンクス>が務めています。
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