<菊地凛子>が邦画で初めて単独主演を務めました『658km、陽子の旅』が、2023年7月28日より公開されますが、中国現地時間6月17日に開催されました第25回上海国際映画祭のコンペティション部門で最優秀作品賞、最優秀女優賞、最優秀脚本賞の最多3冠を受賞しています。日本映画の最優秀作品賞は2005年の『村の写真集』(監督:三原光尋)以来、18年ぶりの快挙となりました。
本作は父親の訃報を知った42歳のフリーター「陽子」が、24年間帰っていなかった故郷の青森・弘前に向けてヒッチハイクで向かう物語です。
TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2019の脚本部門で審査員特別賞を受賞した<室井孝介>の企画の映画化で、『私の男』・『#マンホール』の<熊切和嘉>が監督を務めています。<室井孝介>は、<熊切和嘉>と妻の熊切智子>の共同名義である「浪子想」と共同で脚本を担っています。
審査員からは作品賞の講評として「この映画は、ロードムービーを創造的な方法で探求し、昨今の日本で暮らす平凡な人々の平凡な日常を描く中で、ヒロインが自分自身を発見するプロセスを目撃させます。審査員は満場一致で本作が唯一無二の作品だと評価しました」と伝えられています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、<ジョン・グリシャム>の小説『法律事務所(英語版)』(日本語版は小学館刊行、白石朗訳)を映画化した1993年アメリカ製作の『原題:The Firm』が、邦題『ザ・ファーム 法律事務所』として1993年7月24日より公開されました作品の放送があります。
ハーバード大学を優秀な成績で卒業した苦学生「ミッチ」(トム・クルーズ)は、テネシー州メンフィスの税務方面を得意とする法律事務所から初年俸8万ドル+ボーナスの給料や、手厚い福利厚生などの破格の条件を提示され、大喜びで就職する「ミッチ」でしたが、この事務所には謎の死を遂げた4人の弁護士がいたことが判明します。
やがて「ミッチ」は事務所とシカゴ・マフィアの繋がりを知ります。マフィアのボスを相手に、青年の必死の攻勢を描くスリル満点のサスペンス映画です。
出演は、主人公「ミッチ・マクディーア」に<トム・クルーズ>、「エイヴァリー・トラー」に<ジーン・ハックマン>、「アビー・マクディーア」に<ジーン・トリプルホーン>、「ウェイン・タランス」に<エド・ハリス>、監督は、<シドニー・ポラック>が務めています。
6月16日より公開されていますハリウッドを発端に巻き起こった〈#MeToo運動〉を題材とする映画『アシスタント』(監督:キティ・グリーン)の特別ポスターが8種が公表されています
『アシスタント』は、映画プロデューサーを目指して大手エンタテインメント会社で働き始めた、若く野心ある新人アシスタント「ジェーン」の目を通して展開していきます。彼女は業界の大物である会長のもとでジュニア・アシスタントとして働き始めますが、殺風景なオフィスで、早朝から深夜まで平凡な事務作業に追われることになります。
ハラスメントが常態化する中、会長の許されない行為を知った「ジェーン」は立ち上がる決意をするのでした。「ジェーン」をNetflixシリーズ『オザークへようこそ』の<ジュリア・ガーナー>が演じ、<マシュー・マクファディン>、<マッケンジー・リー>が共演しています。
今回のポスターは『戦場のメリークリスマス 4K修復版』・『WKW4K ウォン・カーウァイ4K 5作品』・『エゴイスト』のポスターも手がけたデザイナー<成瀬慧>が担当しています。〈ジェーンの1日〉がテーマで、まだ暗いうちからタクシーで出社する早朝、上司に関係を強要されたであろう女性のイヤリングを見つけた午前中といったシーンが展開しています。
<上田誠>率いる人気劇団「ヨーロッパ企画」が手がけたオリジナル長編映画第2作『リバー、長れないでよ』が、2023年6月23日より公開されます。
国内外で高評価を得た長編映画第1作『ドロステのはてで僕ら』(2020年・監督:山口淳太)に続いて<上田誠>が原案・脚本、同劇団の映像ディレクター<山口淳太>が監督を務め、冬の京都・貴船を舞台に繰り返す2分間のタイムループから抜け出せなくなった人々の混乱を描いた群像コメディです。
京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」で仲居として働く「ミコト」は、別館裏の貴船川のほとりにたたずんでいたところを女将に呼ばれ、仕事へと戻ります。しかし2分後、なぜか先ほどと同じ場所に立っていました。そして「ミコトきますだけでなく、番頭や仲居、料理人、宿泊客たちもみな、同じ時間がループしていることに気づきます。2分経つと時間が巻き戻り、全員元にいた場所に戻ってしまいますが、それぞれの記憶は引き継がれています。人々は力をあわせてタイムループの原因究明に乗り出しますが、「ミコト」はひとり複雑な思いを抱えていました。
貴船神社と料理旅館「ふじや」の全面協力を得て、冬の貴船で撮影を敢行しています。「ミコト」役の<藤谷理子>をはじめ、ヨーロッパ企画の俳優たちが多数出演し、<鳥越裕貴>、<本上まなみ>、<早織>、<近藤芳正>らが共演しています。また、物語の鍵を握る役どころでアイドルグループ「乃木坂46」の<久保史緒里>が友情出演しています。
宝くじで高額当選するも酒に溺れたことで行き場を失ったシングルマザーの姿を描き、主演の<アンドレア・ライズボロー>が第95回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされました『To Leslie トゥ・レスリー』が、2023年6月23日より公開されます。
テキサス州西部に暮らすシングルマザーの「レスリー」は、宝くじに当選して高額の賞金を手にしますが、数年後にはそのお金を酒で使い果たしてしまいます。行き場を失った「レスリー」は、かつての友人「ナンシー」と「ダッチ」のもとへ向かいますが、酒に溺れる様子に呆れられてしまいます。
そんな中、「スウィーニー」という孤独なモーテル従業員と出会った彼女は、それをきっかけに後悔だらけの過去を見つめ直し、人生を立て直そうとします。
主人公「レスリー」を熱演した<アンドレア・ライズボロー>のほか、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』でアカデミー助演女優賞を受賞した<アリソン・ジャネイ>、『GLOW ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』の<マーク・マロン>、『猿の惑星』」シリーズ新作にも出演が決まっている<オーウェン・ティーグ>らが共演しています。監督は『13の理由』・『ハウス オブ カード 野望の階段』などのテレビシリーズを手がけてきた<マイケル・モリス>が務めています。
<鴨志田一>の人気ライトノベル「青春ブタ野郎」シリーズ((電撃文庫刊)を原作とするテレビアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』」と劇場版アニメ『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』の続編となる劇場版『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』が、2923年6月23日より公開されます。
高校二年生の三学期を迎えた「梓川咲太」は、三年生の先輩であり恋人の「桜島麻衣」と、峰ヶ原高校で一緒に過ごせる学生生活も残り僅かとなりました。
そんななか、長年おうち大好きだった妹の「花楓」は、誰にも明かしたことのない胸の内を「咲太」に打ち明けます。
「お兄ちゃんが行ってる高校に行きたい、それは「花楓」にとって大きな決意でした。極めて難しい選択と知りながらも、「咲太」は優しく「花楓」の背中を押すことを決めます。「かえで」から「花楓」へ託された想い。二人で踏み出す未来への物語です。
「咲太」に<石川界人>、「麻衣」に<瀬戸麻沙美>、「花楓」に<久保ユリカ>ほかがs声を当て、監督は<増井壮一>が務めています
『教誨師』・『夜を走る』などの<佐向大>、『東京無国籍少女』(2012年)の<山岸謙太郎>、『POP!』の<小村昌士>の3人の映画作家が、「現代の憂鬱、日常生活の冒険」をテーマに撮りあげた俳優<小林且弥>が立ちあげた映像プロジェクト「STUDIO NAYURA」の第1回製作作品のオムニバス映画『無情の世界』が、2023年6月23日より公開されます。
<唐田えりか>を主演に迎え、重罪を犯した女性と彼女を取り巻く男たちが織りなす一夜の冒険をサスペンスフルに描いた<佐向大>監督作『真夜中のキッス』。
俳優の<渡部龍平>が自らを主人公に脚本を執筆し、雑居ビルのオーディション会場で些細なすれ違いから起こるトラブルをコミカルにつづった<山岸謙太郎>監督作『イミテーション・ヤクザ』。
<白石優愛>が主演を務め、恋愛術講座と護身術講座という正反対の市民講座が開かれているレンタルスペースで始まる恋の行方をエキセントリックな展開で描いた<小村昌士>監督作『あなたと私の二人だけの世界』の3作品で構成されています。
ベストセラー作家<浅田次郎>の同名時代小説を、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』・『そして、バトンは渡された』・『老後の資金がありません』などの<前田哲>が監督を務め映画化した『大名倒産』が、2023年6月23日より公開されます。
江戸時代。越後・丹生山藩の役人の息子として平穏に暮らしていた「間垣小四郎」は、ある日突然、自分が「徳川家康」の血を引く丹生山藩主の跡継ぎだと知らされます。しかも実の父である「一狐斎」は、「小四郎」に国を任せて隠居してしまいます。
庶民から藩主へと大出世したかに思えたのもつかの間、丹生山藩が25万両もの借金を抱えていることが判明。頭を抱える「小四郎」に、「一狐斎」は〈大名倒産〉を命じます。
それは借金の返済日に藩の倒産を宣言して踏み倒すという案でしたが、実は「一狐斎」は「小四郎」に全ての責任を押しつけて切腹させようと企んでいました。
<神木隆之介>が主演「間垣小四郎」を務め、小四郎の幼なじみ「さよ」を<杉咲花>、小四郎の兄「新次郎」を<松山ケンイチ>、実の父「一狐斎」を<佐藤浩市>が演じています。
今夜<19:00>より「BS12トゥエルビ」にて、「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ中、唯一の実写版映画として2010年12月1日より公開されました『SPACE BATTLE ヤマト』の放送があります。
西暦2199年、地球は謎の異星人「ガミラス」の攻撃で滅亡の危機に瀕していました。「ガミラス」の遊星爆弾による攻撃で海は干上がり、地球上の生物の大半は死滅します。残された僅かな人類は地下都市を建設して「ガミラス」の攻撃に耐えていましたが、地下にまで浸透してきた放射能によって人類の滅亡まであと1年余り年余りに迫っていました。
地球防衛軍は残された戦力を火星星域に集結、最終決戦に挑むも旗艦1隻を残してあえなく全滅します。その数日後、地球上に謎のメッセージカプセルが落下、付近にいたサルベージ業者「古代進」によって発見され、そこに記されていたのは、波動エンジンの設計図とイスカンダルの正確な座標でした。地球防衛軍は、「カプセルの送り主には、地球を救う放射能除去装置を渡す意思がある」と公表し、その情報を基に最後の地球脱出用船宇宙戦艦ヤマトを改造し、イスカンダルへの派遣を決定します。
「古代進」に<木村拓哉>、「森雪」に<黒木メイサ>、「真田志郎」に<柳葉敏郎>、「古代守」に<堤真一>、「島大介」に<緒形直人>、「佐渡先生」に<高島礼子>、「徳川彦左衛門」に<西田敏行>、「藤堂平九郎」に<橋爪功>、「沖田十三」に<山崎努>、「デスラー / ガミラス」に<伊武雅刀(声)>、「イスカンダル」に<上田みゆき(声)>ほかが出演、監督は<山崎貴>が務めています。
今夜<19:30>より「テレビ大坂」にて、2019年8月30日より公開されました『引っ越し大名!』の放送があります。
姫路藩書庫番の「片桐春之介」は人と接するのが苦手で、いつも書庫にこもり書物にあたっていました。幕府から豊後(大分県)の日田への国替を言い渡された藩主の「松平直矩」は、度重なる国替からの借金と、これまでにない遠方への引越し、さらに減棒と、国の存亡が危うくなるほどのピンチに頭をかかえています。
この国難を乗り切れるかは、国替えを仕切る引っ越し奉行の腕にかかっていましたが、前任者は激務が原因ですでに亡くなり、国替のノウハウも失われていました。そんな中で、書物好きなら博識だろうという理由から、「片桐春之介」が引っ越し奉行に任命されてしまいます。
遠方への莫大な費用がかかる引っ越しを、知恵や工夫で何とか乗り切ろうとする姫路藩士たちの奮闘する様子を描いています。
「片桐春之介」に<星野源>、「鷹村源右衛門」に<高橋一生>、「於蘭」に<高畑充希>、「高橋四郎」に<飯尾和樹>、「田中衆三郎」に<和田聰宏>、「和泉屋新吉」に<岡山天音>、「柳沢吉保」に<向井理>、「山里一郎太」に<小澤征悦>、「中西監物」に<濱田岳>、「藤原修蔵」に<西村まさ彦>、「本村三右衛門」に<松重豊>、「松平直矩」に<及川光博>ほかが出演、監督は<犬童一心>が務めています。
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