ファルコン昆虫記(561)仲良きことは(18)【ヤマトシジミ】(26)
<メス>の【ヤマトシジミ】がとまっているところに、<オス>がやってきました。
<オス>:ねぇねぇ、仲良く遊ばない?
<メス>:いや!!
<オス>:どうしてだい?
<メス>:だって翅がボロボロでかっこ悪いんだもの。
<オス>:鳥に捕獲されるところを逃れてきた、名誉の勲章さ。
<メス>:注意力散漫な男はいや!!
てな会話が進んだのかどうか定かではありませんが、<オス>は諦めたのか、離れて飛んでいきました。
<オス>:ねぇねぇ、仲良く遊ばない?
<メス>:いや!!
<オス>:どうしてだい?
<メス>:だって翅がボロボロでかっこ悪いんだもの。
<オス>:鳥に捕獲されるところを逃れてきた、名誉の勲章さ。
<メス>:注意力散漫な男はいや!!
てな会話が進んだのかどうか定かではありませんが、<オス>は諦めたのか、離れて飛んでいきました。
ファルコン昆虫記(560)コスモスの花に【ナミテントウ】(8)
「コスモス」の花弁の上に、一見真っ黒い前翅なのかなと思われる【ナミテントウ(並天道虫)】がとまっていましたが、わずかに朱色の斑紋が見てとれました。
気になり手にのせてみましたら、やはり前翅の左右の縁に朱色が確認できました。
テントウムシ科の【ナミテントウ】は色や斑紋に変化が多く、紋のないタイプから19個の斑紋をもつものまで、多岐にわたります。
かわいらしい眼の顔が撮影できましたが、すぐに翅を広げて飛びだちました。
気になり手にのせてみましたら、やはり前翅の左右の縁に朱色が確認できました。
テントウムシ科の【ナミテントウ】は色や斑紋に変化が多く、紋のないタイプから19個の斑紋をもつものまで、多岐にわたります。
かわいらしい眼の顔が撮影できましたが、すぐに翅を広げて飛びだちました。
ファルコン昆虫記(559)同定できない〈迷宮の蛾〉(10)
きれいに咲いている「マリーゴールド」の花に、「蛾」が飛来してきました。
吸い蜜に訪れたようですが、行為中はホバリング状態で、翅を休めるをしませんので、静止状態で確認ができませんでした。
翅の色合いは全体に茶褐色のようで、前翅には白い筋か帯が入っているように見えますが、定かではありません。
どの属なのか同定はできませんが、今後のために記録として残しておきたい一枚です。
吸い蜜に訪れたようですが、行為中はホバリング状態で、翅を休めるをしませんので、静止状態で確認ができませんでした。
翅の色合いは全体に茶褐色のようで、前翅には白い筋か帯が入っているように見えますが、定かではありません。
どの属なのか同定はできませんが、今後のために記録として残しておきたい一枚です。
ファルコン昆虫記(558)マンデビラの花筒に【ナミアゲハ】(10)
ファルコン昆虫記(557)ヤナギトウワタの花に【ツマグロヒョウモン】(3)
11月半ば頃まで活動していますので、まだまだ元気な【ツマグロヒョウモン】です。
チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ドクチョウ亜科ヒョウモンチョウ族に属する「蝶」で、ゆるやかに飛翔しながら、「ヤナギトウワタ」 の花にとまりました。
左側の後翅が欠けていますが、これは「ビークマーク(beak mark)」と呼ばれ、鳥の嘴の跡で捕食される危機を乗り越えてきた証です。
チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ドクチョウ亜科ヒョウモンチョウ族に属する「蝶」で、ゆるやかに飛翔しながら、「ヤナギトウワタ」 の花にとまりました。
左側の後翅が欠けていますが、これは「ビークマーク(beak mark)」と呼ばれ、鳥の嘴の跡で捕食される危機を乗り越えてきた証です。
ファルコン昆虫記(556)透明な網目状の翅【ヨツボシクサカゲロウ】
前翅長は20ミリほどで、翅脈は淡い緑色をしています【ヨツボシクサカゲロウ】です。
アミメカゲロウ目(脈翅目)クサカゲロウ科の昆虫で、日本全土に分布しています。
体は緑色で、前胸部背の真ん中に黄色の筋が入り、名称通り顔前正面には4つの黒斑があります。
触角は糸状で長く、体は前後に細長い体形で、翅は水滴型、翅脈が細かい網目状に入り、一部の種を除き斑紋がなく透明です。
緑の体色と翅の網目模様の特徴から、英名では「 Green lacewing 」と呼ばれています。
アミメカゲロウ目(脈翅目)クサカゲロウ科の昆虫で、日本全土に分布しています。
体は緑色で、前胸部背の真ん中に黄色の筋が入り、名称通り顔前正面には4つの黒斑があります。
触角は糸状で長く、体は前後に細長い体形で、翅は水滴型、翅脈が細かい網目状に入り、一部の種を除き斑紋がなく透明です。
緑の体色と翅の網目模様の特徴から、英名では「 Green lacewing 」と呼ばれています。
ファルコン昆虫記(555)ヤナギトウワタの花に【アオスジアゲハ】(6)
花期の長い 「ヤナギトウワタ」 の花にとまり、口吻を伸ばして【アオスジアゲハ】が吸い蜜していました。
年3~4回発生、4月頃から見られる姿も、そろそろ活動の終わりの時期に近づいています。
登場回数(6)回目ともなれば、書くべきこともなくなってきますが、今回は名称について記したいと思います。
和名では「アオスジアゲハ(青条揚羽)」ですが、別名として「クロタイマイ」と呼ばれています。
中国語表記では青い帯から「青帯鳳蝶」、英名ではやはり青い部分が目立つところから、 「Common Bluebottle」です。
年3~4回発生、4月頃から見られる姿も、そろそろ活動の終わりの時期に近づいています。
登場回数(6)回目ともなれば、書くべきこともなくなってきますが、今回は名称について記したいと思います。
和名では「アオスジアゲハ(青条揚羽)」ですが、別名として「クロタイマイ」と呼ばれています。
中国語表記では青い帯から「青帯鳳蝶」、英名ではやはり青い部分が目立つところから、 「Common Bluebottle」です。
ファルコン昆虫記(554)獲物を待つ【オオカマキリ】
枯葉が散っている花壇の中で、【オオカマキリ(大蟷螂)】がじっとしていました。
カマキリ目カマキリ科の昆虫で、日本全土に分布、 「チョウセンカマキリ」 とよく似ていますが、本種の方がどっしりとした体形で大型です。
ひっくり返さなければいけませんが、本種の前脚の付け根の部分は黄色で、「チョウセンカマキリ」では朱色、また後翅は本種では茶紫色をしています。
体長はオスの方が小さくて70~90ミリ、メスは100ミリを超えます。
日当たりの良い場所を好み草地などに生息、成虫の活動時期は8~10月ですが、長寿の個体は11月以降でも見かけることがあります。
カマキリ目カマキリ科の昆虫で、日本全土に分布、 「チョウセンカマキリ」 とよく似ていますが、本種の方がどっしりとした体形で大型です。
ひっくり返さなければいけませんが、本種の前脚の付け根の部分は黄色で、「チョウセンカマキリ」では朱色、また後翅は本種では茶紫色をしています。
体長はオスの方が小さくて70~90ミリ、メスは100ミリを超えます。
日当たりの良い場所を好み草地などに生息、成虫の活動時期は8~10月ですが、長寿の個体は11月以降でも見かけることがあります。
ファルコン昆虫記(553)細長い脚を持つ【シモングモ】
体長3ミリほどの【シモングモ】ですが、体の大きさに似合わず、細長い脚で移動します。
クモ目ユウレイグモ科シモン属の「蜘蛛」で、産卵期は8月~10月、1年を通して出現します。
体色は乳白色から淡い褐色、全体に非常にきゃしゃなで、蜘蛛にしては弱々しい体形です。
ユウレイグモ科は眼の配置が独特で、頭部の左右に三個ずつ位置しています。
「コバエ」や「チャタテムシ」、「ダニ」などの微小な虫の天敵ですが、屋内性として、すす払いの対象になる<不規則網>を張ります。
クモ目ユウレイグモ科シモン属の「蜘蛛」で、産卵期は8月~10月、1年を通して出現します。
体色は乳白色から淡い褐色、全体に非常にきゃしゃなで、蜘蛛にしては弱々しい体形です。
ユウレイグモ科は眼の配置が独特で、頭部の左右に三個ずつ位置しています。
「コバエ」や「チャタテムシ」、「ダニ」などの微小な虫の天敵ですが、屋内性として、すす払いの対象になる<不規則網>を張ります。