オーストリアの<ミュックシュタイン>保健相は17日、地元テレビ番組で、英製薬大手「アストラゼネカ」が開発した新型コロナウイルスワクチンについて、6月初めまでに接種を打ち切ると表明しています。
「アストラゼネカ」製のワクチンをめぐっては接種後に血栓を発症した例が確認された問題を受け、(EU)加盟国のデンマークが接種を中止しています。
また「欧州連合(EU)」は、追加注文を取りやめ、「カナダ」の2州は接種を中止しています。
日本国内では18日、新たに「5230人」の感染者の発表がありました。感染者の累計は、観光船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客乗員の(712人)を含めて69万4331人になっています。
死者は、兵庫県で129人(神戸市未公表の121人を含む)、大阪府で33人、東京都で11人、北海道で8人、愛知県で5人、沖縄県で4人、千葉県で2人、大分県で2人、宮城県で2人、岐阜県で2人、徳島県で2人、滋賀県で2人、秋田県で2人、群馬県で2人、三重県で1人、京都府で1人、埼玉県で1人、奈良県で1人、岡山県で1人、岩手県で1人、神奈川県で1人、福岡県で1人、茨城県で1人、長野県で1人、の計「216人」の報告があり、死者数の累計は1万1875人となりました。
「緊急事態宣言」の対象地域としての新規感染者は、東京都732人、大阪府509人、京都府106人、兵庫県249人、愛知県539人、福岡県346人、北海道533人、岡山県130人、広島県196人。
「まん延防止等重点措置」の対象地域としての新規感染者は、埼玉県186人、千葉県89人、神奈川248人、愛媛県9人、沖縄県168人、岐阜県140人、三重県41人、群馬県65人、石川県43人、熊本県100人、などとなっています。
兵庫県では、新たに「249人」の感染者を発表しています。神戸市で1件の取り下げがあり、県内の累計感染者数は3万7917人となっています。
発表自治体別の新規感染者は、神戸市「117人」、姫路市「24人」、尼崎市「26人」、西宮市「17人」、明石市「5人」、県所管(36市町)分として「60人」でした。
18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比267ドル13セント(0.78&)安の3万4060ドル66セントで取引を終えています。
朝方発表されました4月の米住宅着工件数が市場予想を下回り、米景気への楽観的な見方がやや後退しました。資本財など景気敏感株の一角に売りが優勢となり、主力ハイテク株への売りが続いたのも相場の重荷となっています。
4月の住宅着工件数は前月比(9.5%減)と市場予想(2.2%減)以上に大きく減りました。住宅需要は強いものの、労働力不足や資材価格の高騰が響いたようで、供給制約が景気回復を抑えかねないとの流れで、建築機材関連銘柄が値を下げています。
米長期金利の低下を受けて朝方は買われた主力ハイテク株は次第に売り優勢に転じ、相場を押し下げています。
18日18:05、観客数6831人の阪神甲子園球場で行われました対ヤクルト8回戦、阪神投手陣4人が被安打15、四死球13(四球11、死球2)で今季ワーストの14失点の「3-14」の大敗でした。与四球11は9イニング制では2003年9月13日の中日戦(ナゴヤドーム)以来18年ぶりになります。
先発<西勇輝>は制球に苦戦。2回には移籍後初となる押し出し四球を与えるなど、5回119球を投げて8安打2奪三振5失点(自責点5)、5四死球と苦しい投球内容でした。六回から2番手でマウンドに上がった<小野泰己>も1回1安打4四球、押し出し四球を含む4失点と踏ん張れず、3番手<守屋功輝>が3失点、4番手<桑原謙太郎>が2失点と投手陣は総崩れでした。
打線は、背番号「24」新外国人の<ロハス・ジュニア>(31)が、5回の22打席目にしてようやく来日初安打となる豪快な1号ソロ本塁打を、ヤクルト先発の<サイスニード>からバックスクリーン左に打ち込み完封負けを阻止する1点を挙げています。
待望の一打を放った<ロハス・ジュニア>は、8点を追う6回にも快音を響かせました。1死一、二塁から<佐藤輝明>の適時打で1点を返すと、2死一、二塁の好機に、中堅へ2本目の安打となる適時打を放っていますが、その後は打線がつながりませんでした。
政府・与党は18日、日本に不法滞在する外国人の収容・送還のルールを見直す「入管難民法」改正(改悪)案について、今国会成立を見送る方針を決めています。政府の新型コロナウイルス対応に国民の不満が高まり、<菅>内閣の支持率が落ち込む中、採決を強行するのは得策ではないと判断したようです。衆院議員の任期満了が10月に迫っており、改正案は衆院解散に伴い廃案となる見通しとなっています。
与党としては他の重要法案の審議への影響を回避する狙いもあるようです。ただ、野党の抵抗で改正案の成立断念に追い込まれたことは、<菅義偉>首相にとって痛手になりそうです。
入管施設収容中に死亡したスリランカ人女性<ウィシュマ・サンダマリ>の遺族が求める入管施設の監視カメラ映像の開示など、問題は残っています。
改正(改悪)案は、外国人の収容長期化を回避するため、難民認定手続き中は送還が停止される規定に例外を設け、申請3回目以降は強制送還を可能にすることが柱でした。
立憲はこの例外規定の削除など10項目の修正とともに、監視カメラ映像の即時開示を要求。自民は修正に応じる姿勢を示したものの、映像開示は拒否し、協議が決裂していました。
日本地図学会は18日、江戸時代の測量家<伊能忠敬>らが作成した日本地図「伊能小図」の副本が見つかったと発表しています。「伊能小図」は3枚組で、すべてそろった副本が確認されたのは国内2例目です。地図情報会社ゼンリンが運営する「ゼンリンミュージアム」(北九州市)に昨年7月、長年所蔵していた篤志家から寄贈されています。
国内初の副本は国の重要文化財に指定され、東京国立博物館(東京都台東区)に所蔵されています。今回確認された副本は色彩や字体が重文と酷似。模写の際に使う針穴も同様に確認され、同時期に作成された可能性が高いようです。
<伊能忠敬>らによる日本地図には、縮尺の異なる大図、中図、小図があり、文政4(1821)年に正本が江戸幕府に献上されました。いずれも明治6(1873)年に皇居の火災で焼失。その後明治政府に控図が提出されましたが、大正時代に関東大震災で失われています。
発見された副本の複製は6~8月、ゼンリンミュージアム(福岡県北九州市小倉北区室町1丁目1−1 リバーウォーク北九州14階)で展示されます。
フランス・パリのモンマルトルにある創業130年の老舗キャバレー「ムーランルージュ」が、9月10日に営業を再開します。ダンサーらが17日、風車が象徴的なキャバレーの前で告知しています。
「ムーランルージュ」は、昨年の3月12日に営業を停止しています。1915年に起きた火事で営業できなくなって以降、最長の閉鎖期間となっていました。
また2001年、オーストラリア・アメリカ合作映画としてオスカー女優<ニコール・キッドマン>と俳優<ユアン・マクレガー>共演でヒットした<バズ・ラーマン>監督の『ムーラン・ルージュ』の舞台となっています。
第69回ミス・ユニバース世界大会の決勝が16日、米フロリダ州で行われ、メキシコ代表の<アンドレア・メサ>(Andrea Meza)さん(26)が優勝しています。今年の大会では、ミャンマー代表が国軍によるデモ弾圧に目を向けるよう訴える一幕もありました。
昨年の大会は、新型コロナウイルス流行の影響で延期となっていました。今年はフロリダ州ハリウッドのハードロック・ホテル&カジノで開催され、テレビ中継されました。
上位21人に残ったミャンマー代表の<トゥザル・ウィン・ルウィン>(Thuzar Wint Lwin)さんがステージ上で、ミャンマー国軍によるクーデターと抗議デモ弾圧に目を向けるよう訴え、話題となりました。
<トゥザル・ウィン・ルウィン>さんは自己紹介動画で、クーデター抗議デモに参加する写真を見せ、「私たち国民は死にかけています。毎日、軍に撃たれています」と述べ、「皆さんに、ミャンマーで起きていることについて声を上げてほしいと思います」と訴えました。
<トゥザル・ウィン・ルウィン>さんは13日のナショナル・コスチューム(民族衣装)審査で、伝統衣装に身を包み、「ミャンマーのために祈りを」と書かれたプラカードを持った姿で登場。衣装賞を受賞しています。
『眠狂四郎』 ・ 『古畑任三郎』などのドラマシリーズで人気を博した俳優<田村正和>さんが4月3日に都内の病院で、心不全のため77歳で亡くなられていることが公表されています。
ここ数年、田村さんは表に立つ俳優業からは身を引いていました。最後の作品は、2018年フジテレビ系『眠狂四郎 The Final』でした。
<田村正和>さんは、シリアスな時代劇から、TBS系『パパはニュースキャスター』などのコミカルなホームドラマ、フジテレビ系『ニューヨーク恋物語』などの大人のラブストーリーなど、さまざまなジャンルの作品に出演しています。
1994年に始まった<三谷幸喜>脚本のフジテレビ系『古畑任三郎』シリーズは、独特の語り口調やしぐさ、鋭い観察眼など、個性的なキャラクターで大人気ドラマでした。
<田村正和>さんの父は、大正から昭和にかけて活躍し〈バンツマ〉の愛称で人気だった<阪東妻三郎>さん。二枚目で知られ、子供たち役者の血を引き継ぎました。<田村正和>(1943年8月1日~2021年4月3日)さんの長兄は2006年に亡くなった<田村高広>(1928年8月31日~2006年5月16日)さん、弟は<田村亮>(1946年5月24日 )さんで、〈田村三兄弟〉と呼ばれていました。
<有村架純>(28)を主演として『あゝ、荒野』(2017年)の監督<岸善幸>がマンガ『前科者』(『ビッグコミック』(小学館)・2018年1号より連載中)を実写映像化することが発表されています。映画は2022年に公開、ドラマは2021年秋に放送・配信されるとのことです。
マンガ『前科者』は、原作を<香川まさひと>、作画を<月島冬二>が担当しています。同作では前科者たちと向き合い、ともに更生・社会復帰を目指して奮闘していく保護司の姿を描いています。<有村架純>はコンビニでアルバイトをしながら保護司として活動する、まっすぐな性格の主人公「阿川佳代」を演じます。
映画版は「阿川佳代」が現在進行形の凶悪犯罪と対峙する社会サスペンス。舞台はドラマ版の数年後で、完全オリジナル作品になっています。そしてドラマ版では、新人保護司時代の「阿川佳代」がさまざまな前科者と向き合い成長するさまが映し出されます。
保護司は罪を犯した者や非行のある少年の更生を助ける国家公務員ですが、報酬は一切ありません。あくまで民間人の奉仕精神だけで支えられたボランティアです。目立つ存在ではありませんが、奇遇にも2021年秋には「NHK BSプレミアム」にて、<舘ひろし>主演で『生きて、ふたたび保護司・深谷善輔』が放送されます。
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