昨年、きれいな白い<総苞片>が落ちてしまっていたミズキ科ミズキ属の【ヤマボウシ(山法師)】と遭遇しましたが、今年は忘れずにきれいな姿を見せている【ヤマボウシ】に出会えました。 同じ属の「ハナミズキ」に比較しますと開花時期が遅く、葉が出たあとに枝先に開花するので華やかさは少ないのですが、梅雨どきの花木としては価値が高い存在です。 花のように見えるのは本来の花弁ではなく、「ハナミズキ」と同様、<総苞片>と呼ばれる〈花のつけ根の葉〉です。そのため比較的花の観賞期間も長いのが特長です。