本日<13:00>より「NHK BSプレミアム」にて1985年アメリカ製作の『原題:Out of Africa』が、邦題『愛と哀しみの果て』として1986年3月15日より公開されました作品の放送があります。
20世紀初頭のアフリカを舞台に、愛と冒険に生きたひとりの女の半生を描いた一大ロマンスです。スウェーデン貴族と結婚し、ケニアに渡って来たデンマーク人の令嬢「カレン」でした。だがそこには幸せな結婚生活は無く、コーヒー農場経営も思うように進みません。そんな彼女の前にサファリのガイドを務めているイギリス人冒険家「デニス」が現れます。
監督は<シドニー・ポラック>が務め、主演として「カレン」に<メリル・ストリープ>、「デニス」に<ロバート・レッドフォード>が演じています。
1937年に出版された<アイザック・ディネーセン>の『アフリカの日々』を<カート・リュードック>が脚本にまとめています。
アフリカの雄大な美しい映像と2ダイスターの名演技で第58回アカデミー賞作品賞など7部門を受賞ならびに第43回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞を受賞した作品です。
4日、第34回柴田錬三郎賞(集英社など主催)は<朝井まかて>さん(62)の『類』(集英社)と<朝井リョウ>さん(32)の『正欲』(新潮社)に決定しています。
<朝井まかて>さんは、2008年、『実さえ花さえ』(応募時のタイトルは「実さえ花さえ、その葉さえ」)で小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し小説家デビューしています。2013年、歌人<中島歌子>の生涯を描いた『恋歌』(講談社)で、本屋が選ぶ時代小説大賞2013を受賞。2014年、同作で第150回直木三十五賞を受賞。同年、<井原西鶴>を主人公とした『阿蘭陀西鶴』(講談社)で第31回織田作之助賞受賞。2016年、<葛飾応為>の生涯を描いた『眩』(新潮社)で第22回中山義秀文学賞を受賞。2017年、『福袋』(講談社)で第11回舟橋聖一文学賞を受賞。2018年、『悪玉伝』(KADOKAWA)で第22回司馬遼太郎賞を、『雲上雲下』(徳間書店)で第13回中央公論文芸賞を受賞しています。
<朝井リョウ>さんは、2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー、2012年には同作が映画化『桐島、部活やめるってよ』(監督:吉田大八)されています。2013年、『何者』で第148回直木三十五賞受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少でした。直木賞受賞後第一作『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞を受賞しています。
同賞の2作受賞は12年ぶりになります。賞金各300万円。贈呈式は関係者のみで行なわれる予定です。
日本国内では4日、新たに「602人」の感染者の発表がありました。感染者の累計は、観光船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客乗員の(712人)を含め170万6101人となっています。
死者は、東京都で6人、沖縄県で6人、埼玉県で2人、神奈川県で2人、京都府で1人、大分県で1人、大阪府で1人、富山県で1人、広島県で1人、愛知県で1人、滋賀県で1人、静岡県で1人、など計「24人」の報告があり、死者数の累計は1万7771人となりました。
兵庫県では、新たに「26人」の感染者を確認、累計感染者数は7万7586人となっています。
新たな死者の公表はありませんでした。
発表自治体別の新規感染者は、神戸市「10人」、姫路市「1人」、尼崎市「1人」、西宮市「1人」、明石市「0人」、県所管(36市町)分として「13人」でした。
今朝の朝食でいただいたのは、【関西スーパー】で購入してきました「ハムチーズ」です。
8センチ角程度の断面で長さ15センチばかりの大きめのパンです。
表面に<チーズ>が施され、パン生地の中にスライスされた薄い<ハム>が、そのまま折りたたまれて詰められていました。
柔らかいパンの食感で、<チーズ>風味を楽しみながらおいしくいただきました。
4日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反落し、前週末比323ドル54セント(0.94%)安の3万4002ドル92セントで取引を終えています。
朝方に米長期金利が上昇する場面があり、PER(株価収益率)が高く、金利上昇時に売られやすい主力ハイテク株が下げを主導しています。中国不動産大手、「中国恒大集団」を巡る香港株式市場での売買停止や米連邦政府の債務上限問題もくすぶり、投資家のリスク回避姿勢が強まりました。
ハイテク株の持ち高を一段と縮小する動きが広がり、スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトが下げています。ダウ平均株価の構成銘柄以外では交流サイトのフェイスブックが(5%)安、ネット通販のアマゾン・ドット・コムが(3%)安で終えるなど、主力ハイテク株は総崩れでした。IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は311・22ポイント安の1万4255・48でした。
米原油先物相場が、前週末比1.74ドル(2.29%)高の1バレル=77.62ドルと約7年ぶりの高値を付けたことも投資家心理を冷やしました。サプライチェーン(供給網)混乱や人件費増に加えて、エネルギー価格の上昇が企業集積を圧迫するとの懸念が出ています。
一方、製薬のメルクが引き続き上昇しており、相場全体を支えています。メルクは、同社が開発を進めている新型コロナウイルス治療の経口薬「モルヌピラビル」に対する期待感から前週末に続き買いが入っています。治療薬が普及すれば経済活動の正常化に期待がかかります。
4日午前10時から、<渡辺明王将>(37・名人/棋王との三冠)への挑戦権を争う、将棋の第71期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグの<藤井聡太三冠>(19・王位/叡王/棋聖)対<広瀬章人八段>戦が東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われています。
対局は午後6時前、67手で先手の<藤井聡太三冠>が勝ち、初戦の<糸谷哲郎八段>(32)戦に続いてリーグ2連勝としています。相掛かりの出だしからリードを奪うと、<広瀬章人八段>を攻防ともに見込みのない状態に追い込みました。
今期は、前期挑戦者の<永瀬拓矢王座>(29)以下、<豊島将之竜王>(31)、<羽生善治九段>(51)に<広瀬章人八段>の残留組4人と、3枠の2次予選から勝ち上がった<藤井聡太三冠>、<糸谷哲郎八段>、<近藤誠也七段>(25)の計7人による総当たりのサバイバルゲームになります。
竜王獲得経験者2人を相手の連勝に、いいスタートを見せています。
4日、栃木県烏山城CC(6550ヤード・パー71)にて女子ゴルフの国内メジャー「日本女子オープン」(賞金総額1億5000万円・優勝賞金3000万円)の最終ラウンドが行われました。
単独首位で出た<勝みなみ>(23・明治安田生命)が6バーディー、1ボギーの「66」で回り、通算14アンダーの「270」で悲願のメジャー大会初優勝を達成しています。6打差の2位タイは<上田桃子>(35・ZOZO)、<西郷真央>(19・大東建託)が入っています。
<勝みなみ>は、初日は3アンダーで4位タイでした。荒天により順延された2日目はスコアを4つ伸ばし、2位に浮上しますと、スコアを2つ伸ばした3日目で単独首位に立ちました。
最終日は上位が思うように伸ばせない展開の中で前半だけでスコアを3つ伸ばすなど、後続を引き離して逃げ切りました。2015年日本女子ゴルフのローアマを獲得し、2014年日本ジュニア、2015年日本女子アマを制しており、<宮里藍>、<諸見里しのぶ>に続く4冠の快挙も達成しています。
メジャー大会は初優勝。2014年の「KKT杯バンテリンレディスオープン」でLPGAツアー史上最年少記録(15歳293日)を樹立して優勝し、一躍注目を浴びる存在となり、ツアー通算5勝を挙げていますが、メジャータイトルには縁がなく、今年と同じ会場でした2016年大会は通算12オーバーで予選落ち。かつてはホロ苦い経験も味わった舞台で、ついに悲願のメジャー優勝を成し遂げています。
米西部カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のハンティントンビーチ市は3日、沖合約8キロで重油が漏れ、約48万リットルが太平洋などに流出したと発表しています。
米メディアによりますと、テキサス州のガス・石油会社が運営するパイプラインの破損が原因とみられ、これまでに魚や鳥の死骸が発見されているといいます。
被害は海岸線だけではなく、保護されてきた湿地帯にも及んでいます。ハンティントンビーチ市を含むオレンジ郡の当局者は「何十年もかけてこの美しい(野生動物の)生息地をつくってきたが、一日で破壊された」と嘆いています。
流出は2日に沿岸警備隊が確認。24時間体制で回収作業が行われています。ハンティントンビーチ市は、被害を受けた海岸線などを閉鎖しました。国家運輸安全委員会は情報収集と原因究明のため、調査員を派遣すると発表しています。
『ベイビーわるきゅーれ』・『黄龍の村』など、バイオレンス、アクション、ホラージャンルの作品で注目を集める<阪元裕吾>が監督を務めた『最強殺し屋伝説国岡 完全版』が、2021年10月8日より公開されます。
あるひとりの殺し屋の日常や仕事の様子を描いたフェイクドキュメンタリー構成です。『ベイビーわるきゅーれ』のシナリオ作りに励んでいた<阪本裕吾>は、「関西殺し屋協会」なる殺し屋ビジネスネットワークの存在を知り、協会の紹介で京都最強と呼ばれるフリー契約の殺し屋「国岡昌幸」と出会います。
「国岡」の密着取材で彼と行動をともにする<阪元裕吾>監督は、友人や恋人と過ごす「国岡」のプライベートや、仕事として殺人の依頼を受け、淡々と対象人物を殺めていく姿を包み隠さずカメラに捉えていきます。そんな<阪本裕吾>監督の熱心な密着取材が続く中で、殺し屋と依頼元との連絡ミスが良からぬ事態へと転じていく一幕がありました。そのトラブルはやがて肥大化し、「国岡」は大殺戮を繰り広げることとなります。
40年以上にも渡りチリの弾圧の歴史を描いてきた<パトリシオ・グスマン>が、『光のノスタルジア』(2010年)『真珠のボタン』(2015年)に続く一大叙事詩最終章となるチリ弾圧の歴史を描いた2017年チリ・フランス合作製作の3部作目の『夢のアンデス』が、2021年10月9日より全国で公開されます。
本作は、2019年・第72回カンヌ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞とインディペンデント批評家賞をダブル受賞したドキュメンタリー映画です。
1973年9月11日、チリで軍事クーデターが勃発。<サルバドール・アジェンデ>大統領による世界で初めて選挙によって選出された社会主義政権を、米国CIAの支援のもと、<アウグスト・ピノチェト>の指揮する軍部が武力で覆します。<ピノチェト>政権は左派を根こそぎ投獄し、3000人を超える市民を虐殺します。
<パトリシオ・グスマン>監督もドキュメンタリー映画『チリの闘い』撮影後に政治犯として連行されるが釈放され、フィルムを守るためパリへ亡命しました。輝かしいアジェンデ時代の歴史と、クーデター後に新自由主義の実験の場となってしまったチリの現状を、作家や彫刻家、音楽家たちの告白を交えつつ、アンデスの山々のように俯瞰した視座から見つめ直しています。
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