天の川銀河の中心にある巨大ブラックホール(中央の黒い部分)と周りを取り巻くガスなど(画像:EHT Collaboration提供)
12日、国立天文台など日本を含む国際チーム「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」が地球が属する天の川銀河の中心にある地球から約2万7000光年離れた巨大ブラックホール「いて座Aスター」の輪郭を撮影したと発表しています。
南米チリの「ALMA(アルマ)」など世界8か所の電波望遠鏡で観測。周囲のガスなどから出る電波を解析し、黒い穴を浮かび上がらせています。穴の中心部にあるブラックホールの質量は太陽の約400万倍に上ります。
ブラックホールの存在自体は、<アインシュタイン>が約100年前に提唱した【一般相対性理論】で予言されていました。ただ、強烈な重力の影響で光すら抜け出すことができないため、長らく直接観測はできませんでした。ブラックホールであることを間接的に証明する成果が2020年のノーベル物理学賞に選ばれており、今回は画像として直接的に捉えることに初めて成功、その存在を裏付けました。
国際チームは2019年、世界で初めて、約5500万光年離れた銀河「M87」のブラックホールの輪郭を撮影したと発表、それに続く2例目の大きな偉業です。
ブラックホールは宇宙に多数あるとされていますが不明な点が多く、複数を比べることで特性の解明に役立つと期待されています。銀河の形成との関わりを探る手掛かりにもなりそうです。
日本国内では12日、新たに「4万1741人」の感染者の発表がありました。感染者の累計は観光船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客乗員の(712人)を含め、826万9800人となっています。
新たな死者の報告は、埼玉県で6人、大阪府で6人、東京都で4人、兵庫県で2人、千葉県で2人、三重県で1人、北海道で1人、奈良県で1人、宮城県で1人、宮崎県で1人、栃木県で1人、石川県で1人、神奈川県で1人、福岡県で1人、群馬県で1人、茨城県で1人、香川県で1人の計「32人」が報告され、累計死者数は2万9985人となりました。
兵庫県では、新たに「1589人」の感染者が確認され、これまでの感染者は累計40万0248人です。
また「2人」の死亡も確認され、これまでに2214人が亡くなっています。
発表別自治体の新規感染者数は、神戸市「454人」(累計:12万8950人)、姫路市「141人」、尼崎市「152人」、西宮市「155人」、明石市「105人」、県所管「582人」でした。
11日(日本時間12日)、カリフォルニア州アナハイムにある本拠地エンゼルスタジアムにて「 エンゼルスーレイズ」3回戦が行われ、レイズが延長10回の末に「4-2」で勝っています
エンゼルス<大谷翔平>は、レイズ3回戦に「3番・投手兼指名打者」で今季6度目の投打同時出場しました。投げては6回2安打1失点で、打っては5試合連続安打をマークし二盗と活躍しましたが、打線の援護なく勝敗はつきませんでした。
投げては、初回を3者凡退で立ち上がり、2回に2死から<キーアマイヤー>に変化球を右中間スタンドに運ばれましたが、3回は2四球で1死一、二塁のピンチを抑えて無失点。4回は2死から<キーアマイヤー>を空振り三振。5回は2死から安打されましたが、後続を抑え、6回は1死から<メヒア>、<キーアマイヤー>を連続三振に仕留めて、この回を終えたところで降板、指名打者として残りました。
打っては、初回2死の第1打席はレイズ軍先発左腕<マクラナハン>の前に一ゴロでしたが、4回1死の第2打席で一塁内野安打し、6日(日本時間7日)のナショナルズ戦から続く連続試合安打を「5」に伸ばしています。すかさず二盗にも成功。4月29日(日本時間30日)のホワイトソックス戦の8回に二盗して以来12試合ぶりの盗塁で、今季5個目としています。6回2死の第3打席は遊ゴロで、左腕<ポシェイ>と対戦した8回2死一塁の第4打席は空振り三振でした。
これで通算成績は投手は6試合で3勝2敗、防御率2・78、打者は32試合で128打数33安打で打率2割5分8厘、6本塁打、21打点、5盗塁としています。
12日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は6日続落して始まりました。午前9時35分では前日比310ドル81セント安の3万1523ドル30セントと、前日に付けた年初来安値を下回っています。
米長期金利の低下にもかかわらず、ハイテク株には売りが続いています。今年に入ってからの株価の大幅下落で信用取引の買い主体には「マージンコール(追い証)」が発生しているとみられ、損失覚悟の投げ売りが、相場下落につながっています。
朝方発表の4月の米卸売物価指数(PPI)は前月比(0.5%)上昇と市場予想に一致したものの、前年同月比では(11.0%)上昇と高水準の伸びが続いています。11日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなったこともあり、米連邦準備理事会(FRB)が積極的に金融引き締めを進めるとの懸念が再認識されています。
終値は前日比103ドル81セント(0.33%)安の3万1730ドル30セントと、連日で年初来安値を更新して取引を終えています。
ナスダック総合株価指数は、小幅に続伸6.726ポイント高の1万1370.962で終えています。
S&p500種は、 5.10ポイント安の3930.08でした。
○<玉鷲> 「押し出し」 ●<御嶽海>
12日、大相撲5月場所(5日目)が東京・両国国技館で行われました。
小結<大栄翔>は、関脇<阿炎>を「押し出し」、4勝1敗としています。
小結<豊昇龍>は、先場所優勝の関脇<若隆景>を「送り出し」3勝2敗で、負けた<若隆景>は2勝3敗と黒星先行です。
大関<御嶽海>は、この日で<高見山>を抜き、歴代単独4位となる通算連続1426回出場となった西前頭三枚目<玉鷲>に「押し出し」で負け2勝3敗、<玉鷲>は4勝1敗としています。
大関<貴景勝>は、五枚目<阿武咲>を「押し倒し」3勝2敗です。
大関<正代>は、四枚目<遠藤>に「寄り切り」で負け1勝4敗です。
横綱<照ノ富士>は、三枚目<北勝富士>を「極め倒し」て4勝1敗です。
5日目が終わり、5戦全勝は前頭十一枚目<碧山>、十五枚目<一山本>の2人で、4勝1敗で、横綱<照ノ富士>、小結<大栄翔>、前頭三枚目<玉鷲>、五枚目<翔猿>、六枚目<若元春>、十二枚目<佐田の海>の6人が続いています。
女子テニス<大坂なおみ>(24)は、契約が2021年で満了した大手マネジメント会社IMGを離れ、代理人の<スチュアート・デュギッド>氏と自らのスポーツエージェンシーを立ち上げると、米スポーツビジネス系メディアの「Sportico(スポルティコ)」が11日に報じています。
エージェンシーの名前は「Evolve」。スポルティコが先日発表した、世界で最も稼いだアスリート100人の2022年度リストによりますと、<大坂なおみ>は20位にランクインし、スポンサーシップ料などのエンドースメントだけでも5200万ドル(約67億5000万円)以上を稼ぎ、この数年女子アスリート長者番付1位です。
スポルティコへのメールで、「期待されていない、もしくは普通のやり方でないと言われても、私は私のやり方で今までキャリアを過ごしてきた」とつづり、「Evolveの立ち上げはアスリート、また女性実業家として自然な次のステップであり、自分らしくあり続け、自分のやり方を貫き通すための道」と説明しています。
さらに、「有意義なビジネスを推進する上で、アスリートが自らのプラットフォームを活用する力を強く信じている」とし、「Evolve」が「スポーツや幅広い文化に依然として存在している壁を打ち破る最前線の存在」になることを期待しているとしました。
「ザ・ロック」(画像:クリスティーズ)
11日、競売に出品されたホワイトダイヤモンドとしては過去最大となる228.31カラットの「ザ・ロック」がスイス・ジュネーブで競売に掛けられ、2170万スイスフラン(約28億4000万円、手数料込み)で落札されています。
手数料抜きの落札価格は1860万スイスフラン(約24億4000万円)。予想落札額は1900万~3000万スイスフラン(約25億~39億円)でした。
2017年に過去最高額の3370万ドル(約43億9000万円)で落札された163.41カラットのホワイトダイヤモンドの記録を破ることも期待されていましたが、及びませんでした。
「ザ・ロック」は、2000年代初頭に南アフリカの鉱山から採掘され、北米の匿名の人物が所有していました。ゴルフボールより大きく、完璧な左右対称のペアー(洋なし)形にカットされています。
『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』の<バズ・プーンピリヤ(ナタウット・プーンピリヤ)>が監督を務めた『One for the Road(英題)』が、邦題『プアン/友だちと呼ばせて』として、2022年8月5日に公開されます。
『プアン/友だちと呼ばせて』は、<バズ・プーンピリヤ>の半自伝的な物語です。ニューヨークでバーを経営する青年「ボス」のもとに、バンコクで暮らす友人「ウード」から何年ぶりかに電話が入ります。がんによって余命宣告を受けたので、帰ってきてほしいというのでした。
バンコクに戻った「ボス」が頼まれたのは、元恋人たちを訪ねる旅の運転手。カーステレオから流れる思い出の曲が、2人が親友だった頃の記憶を呼び覚まします。忘れられなかった恋への心残りに決着をつけた「ウード」を、「ボス」がオリジナルカクテルで祝い、旅を仕上げるはずでした。しかし「ウード」は、「ボス」の過去も未来も書き換える〈ある秘密〉を打ち明けます。
<トー・タナポップ>、<アイス・ナッタラット>、<プローイ・ホーワン>、<ヌン・シラパン>、<ヴィオーレット・ウォーティア>、<オークベープ・チュティモン>が出演しています。
7月下旬より東京のシアター・イメージフォーラムほかで順次公開予定の『掘る女 縄文人の落とし物』の予告編とポスタービジュアルが解禁となっています。
本作は縄文遺跡の発掘調査に携わる女性たちを3年間にわたって追ったドキュメンタリー映画です。『氷の花火 山口小夜子』・『≒草間彌生~わたし大好き~』の<松本貴子>が監督を務め、アニメ『銀河鉄道999』シリーズの「メーテル」役で知られる<池田昌子>がナレーションを担当しています。
公開された予告編には、女性たちが発掘に夢中になっている姿が切り取られています。また<光浦靖子>、<片桐仁>、<樋口真嗣>監督のコメントが紹介されています。
なお本日5月12日10時より広告宣伝費を募るクラウドファンディングが実施されています。集まった資金は全国での上映のために使用されます。
<平山浩行>が主演を務めた『シグナチャー』の公開時期が、2022年11月に決定して、ポスタービジュアルも公開されています。
<柿崎ゆうじ>が監督した『シグナチャー』では、日本を世界の銘醸地にするため日本ワインの一致団結を掲げて奮闘する醸造家<安蔵光弘>(「メルシャン」工場長)の半生が描かれます。
<平山浩行>が「安蔵光弘」、<竹島由夏>が安蔵の妻となる「正子」を演じ、日本ワイン業界を牽引する「麻井宇介」役で<榎木孝明>、実在する丸藤葡萄酒の専務「大村春夫」役で<辰巳琢郎>が出演しています。
そのほか<徳重聡>、<山崎裕太>、<篠山輝信>、<榎木薗郁也>、<堀井新太>、<渡辺大>、<出合正幸>、<伊藤つかさ>、<和泉元彌>、<田邉公一>、<黒沢かずこ>(森三中)、<板尾創路>、<大鶴義丹>、<長谷川初範>、<宮崎美子>がキャストに名を連ねています。
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