ダウ平均株価(8月19日)@終値3万3706ドル74セント
8月
20日
米債券市場で長期金利が一時(2.99%)と1カ月ぶりの水準に上昇し、株式の相対的な割高感が意識されています。ダウ平均は7月に(6.7%)上げた後、8月も前日までに(3.5%)上げていた上昇基調が止まり、短期的な利益確定売りが出ているのも相場の重荷となっています。
長期金利は欧州を中心としたインフレ懸念の高まりで上昇しやすくなっています。暗号資産(仮想通貨)のビットコイン価格が急落したのも投資家心理を冷やしているようです。
最近上昇が目立っていた景気敏感株とハイテク株が売りに押され、半面、ヘルスケア株などディフェンシブ株の一角は高く推移しています。
終値は反落し、前日比292ドル30セント(0.86%)安の3万3706ドル74セントで取引を終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比260.127ポイント安の1万2705.215で終えています。