今宵は、ワインの気分で<すずしろ【ゆるりな】>に足を向けました。
このお店は生ビールも「キリン」で、手ごろなワインも充実していますので、お気に入りの一軒です。
まずは「生ビール」と旬の「秋刀魚の造り」で喉を潤し、数あるワインから「ヴィニウス オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー2012」を選びました。
赤ワインということで、「キノコのアヒージョ」と「ルッコラとトマトのサラダ」が肴です。
「オーガニック」の名称通り、オーガニック農法で育てられた葡萄を用いてオ-ク樽で熟成されていますので、辛口のフルボディとしてエレガントな味わいが、オリーブ料理によく合いました。
この時期になりますと【米米亭】では、「松茸ご飯幕の内弁当」(590円)が販売されています。
普段「松茸」を食べる機会がありませんので、わずかな量しか入っていませんが、味わいながらいただきました。
昨年も同じ 「幕の内弁当」 (590円)を買いましたが、今年の方がおかずの種類も多く充実しており、色々な味が楽しめました。
<中川店長>から、「今日の煮こごり、いい感じですよ」の一言で頼みました肴は、「鮪のしぐれ煮」(250円)です。
この「しぐれ煮(時雨煮)」は、本来は三重県桑名市の名物「蛤の時雨煮」を指す名称で、命名は<松尾芭蕉>の高弟<各務支考>です。
俳人<加賀千代女>は、全国行脚している<支考>が地元加賀国松任(現白山市)に来たとき、17歳で弟子入りをしていますが、師匠よりも一般的には名が売れているようです。
<支考>の句で、命名した「時雨煮」を使用した句がないかなと調べたことがありますが、残念ながら作品には見当たりませんでした。
秋刀魚の解禁と共に<新さんま>の定食が、 <お食事処「花いち」> で今年は(880円)でしたので敬遠していました。
ようやく卸値も落ち着いてきたようで、【魚盛】で「秋刀魚塩焼定食」が(650円)でしたので、今年初めての<新さんま>を口にすることができました。
今年の<さんま>は脂がのっているとの評判でしたが、噂に違わずいい塩加減と共においしくいただいてきました。
やはり四季のある日本では、季節季節の旬の味を楽しむのが一番のごちそうです。
多くの常連さんから希望がありながら、なぜか「串カツ」のメニューがありませんでしたが、ついに登場です。
<じゃがいも・レンコン・豚肉とたまねぎ・うずら>の4本セットですが、【鈴ぎん:福寿】としては最高級価格の(400円)という値段に驚きました。
<中川店長>は「よく出るんですわ」と喜んでおられましたが、長年呑んできた立場としては、内容よりも(400円)という値段が気にかかります。
廉価な素材ですが、サクサク感のある<じゃがいも>がおいしかったです。
飛び石の四連休の月曜日ということで、サラリーマンも少ないだろうという読みで、久しぶりに【岸タロー】に足を向けました。
読み通り、開店と同時に満席なりましたが、なんとかカウンター席に座ることができました。
定食のメニューは4種類ありますが、どれも(500円)です。
肉の量が多い「牛肉のタタキ定食」や「豚シャブ定食」も魅力的なんですが、針生姜の一杯のっかった「鯖の味噌煮定食」になってしまいます。
「豚汁」は、<豚肉・大根・人参・薄揚げ>等が入り具だくさんで、七味を振り掛けますとこれだけでおかずの一品料理として楽しめます。
男性サラリーマンでいつも満席ですが、不思議と女性客を見かけたことはありません。
いつもの<立ち呑み「鈴ぎん:福寿」>で呑んでいましたら、<O浦>夫婦と遭遇、仲のよい仲間6人でもう一軒ということになり、<なおちゃん>もお気に入りの 【戎】 に顔出しです。
わたしは「キリンビール」、女性陣たちは「赤ワイン」、男性陣たちは「焼酎」と皆それぞれ好みのアルコールで乾杯です。
今宵は、いつもと違う見慣れないメニューの注文で、「いかとナスのトマトソース炒め」(400円)、「坊ちゃんかぼちゃの海鮮グラタン」(450円)などで女性陣は赤ワインを楽しんでおりました。
端に座り呑んでいたわたしですが、おいしそうな写真を撮るだけで、どの料理も、口にすることなく終わりました。
瓶ビールだけを呑み終る頃、呑み仲間の<しげおちゃんと<なおちゃん>の<O浦>さん夫婦が、お友達を連れてご来店です。
土・日曜日しかなかなか会えない<O浦>さん夫婦ですので、お付き合いよろしく呑んでおりましたら、<なおちゃん>が「何か食べなあかんで」と、【ラッキョウ】のおすそ分けがきました。
ヒガンバナ科ネギ属として、【ラッキョウ】の旬は5月下旬から6月上旬、また花は10月下旬から11月上旬にかけて、小さな赤紫色の釣鐘型の花を、花茎の先端に広がるように数輪咲かせます。
カレーの薬味としてよく使われ、特に「ポークカレー」にはお勧めで、主成分の<硫化アリル>は<ビタミンB1>の吸収を約7倍増加させる働きがあります。
土曜日は午後3時から開店の【しゅう】で選んだ肴は、「穴子の煮こごり」(180円)です。
ゼラチン質の多い肴や肉などの煮汁が冷えて、ゼリー状に固まったのが「煮こごり」ですが、煮炊きの調理の際に出る味や素材の風味が凝縮され、口の中でとろける感じの感触は、うま味たっぷりでたまりません。
2009年2月22日、須磨海岸の近くにある「シーパル須磨(神戸市立国民宿舎須磨荘)」にて開催された 『須磨発B級グルメ発掘グランプリ』 大会では、「地あなごの煮こごり」をのせた<須磨丼>が優勝しています。
辛子をつけていただく「穴子の煮こごり」、(180円)の肴としてお値打ちでした。
お弁当の蓋を開けた瞬間、「おいしそうだなぁ」と感じさせる料理が並んでいました。
お弁当の名称通り、お重の真ん中に<鶏肉の照り焼き>があり、<そぼろ肉>と<錦糸卵>の対比が食欲をそそります。
煮物類は上品な味付けで、「レンコンの梅酢和え」の色も鮮やかでした。「山芋」や「かぼちゃ」も丁寧に飾り切りされており、最後までどのおかずもおいしくいただけました。
食べながら、「これは1500円ぐらいかな」と値段を踏んだのですが、ずばり(1620円:税込)でした。
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