< 東海道新幹線の新型「N700S」の先頭車両(画像:共同) >
JR東海は昨日、先頭車両に塗装を施した東海道新幹線の新型「N700S」を、日本車両製造豊川製作所(愛知県豊川市)で報道陣に公開しています。
新幹線で初めてとなる発光ダイオード(LED)を使ったヘッドライトや、青いラインが入った車両が姿を現しました。内装では、グリーン車だけでなく普通車の全座席にコンセントを配置するなど利便性の向上が施されています。
環境、安全性能を高めたのが特長で、3月20日から試験走行を始めます 空気抵抗の低さと、駆動システムの小型軽量化などにより、現行の「N700A」に比べ消費電力を7%削減できる見込みです。車両の監視機能を強化し、基地から状況を素早く把握できるようにしています。
車両は日本車両と日立製作所が製造し、2020年度に営業運転を始める予定です。名称の「S」は「最高の」を意味する英語の形容詞「Supreme(スプリーム)」から付けられました。「N700」系は2007年に登場し、2013年に改良型の「N700A」が導入されてきました。
< 別府鉄道「キハ101」 >
加古川市立松風ギャラリー(加古川市野口町)で2月20日(火)から24日(日)の期間、9:00~17:00において、入場無料にて「所蔵写真展 東播磨を駆け抜けた鉄道」が開催されます。
桜並木を走る気動車(40形ワンマン対応気動車)や、野口駅に停車する気動車(別府鉄道キハ101形)、加古川橋梁を通るのぞみ(300系新幹線)など昭和の後半から平成にかけて撮られた写真15点を展示。
廃線となった国鉄高砂線(1984年11月30日廃止)や別府鉄道(1984年2月1日廃止)、三木鉄道(2008年4月1日廃止)などの懐かしい光景を見ることができます。
< 「チーム えぶりでぃ」の作品「自然キラキラ、みんなワクワク」(画像:大阪市交通局) >
大阪市交通局は2018年2月13日(火)、募集していた南港ポートタウン線「ニュートラム」新造車両の外観デザインについて、採用作品を発表しています。
外観デザインに採用されるのは最優秀賞の2点。ひとつめは、大阪総合デザイン専門学校の「チーム えぶりでぃ」による作品で、テーマは「自然キラキラ、みんなワクワク」。活気のある街と自然が解け合う南港や、朝から夜への時間の流れやタコから波への変化がデザインコンセプトといいます。200-17車両で7月末からの運行を予定しています。
ふたつめは、同校の<三宅唯奈>さんによる作品。テーマは「南港に羽ばたく子供たちと四季折々の景色」で、電車に乗った子どもたちや、大人にも、この南港ポートタウン線から見える景色を楽しんでもらえたら、という思いを込めて製作したとのこと。200-18社両で8月末からの運行を予定しています。
作品は、大阪市交通局の株式会社化にあたり、沿線のデザイン系学校の学生や生徒から募集していました。
JR北海道は2018年2月15日(木)、普通列車などに使用しているキハ40形ディーゼルカー4両を、「北海道の恵み」シリーズに改造すると発表しています。
外装は、北海道内各エリアの特色をイメージしたデザインに変更。車内は、床や座席背もたれなどに木材や木目材料を使用します。
道北エリアはキハ40-1720を改造。車両愛称は「道北 流氷の恵み」です。流氷や道北の自然がデザインされます。3月ごろから、宗谷本線や石北本線、釧網本線、根室本線などで使用されます。
道東エリアはキハ40-1779を改造。愛称は「道東 森の恵み」です。釧路湿原の動植物や十勝の実りがデザインされます。4月ごろから根室本線の新得~釧路間で使用されます。
道南エリアはキハ40-1809を改造。愛称は「道南 海の恵み」です。函館の海中や港に生息する生き物がデザインされます。6月ごろから函館本線の函館~長万部間で使用されます。
道央エリアはキハ40-1780を改造。愛称は「道央 花の恵み」です。北海道ゆかりの草花や動物がデザインされます。7月ごろから室蘭本線、石勝線、函館本線、日高本線で使用されます。
車両改造費は1両あたり850万円です。いずれの車両も、定期列車として順次運行を開始。2018年は「北海道150年ロゴ」入りのヘッドマークシールを付けて走ります。なお、「北海道の恵み」シリーズは今後、北海道命名150年記念企画などでも使用される予定です。
西日本旅客鉄道(JR西日本)子会社のジェイアール西日本フードサービスネットは「山陽新幹線パーサー リカちゃん」を山陽新幹線車内で販売すると発表しました。2018年3月23日から、山陽新幹線(新大阪駅~博多駅間)の車内とWeb店舗「山陽新幹線車内販売ネットショップ」で販売します。価格は(4800円・税込)です。
【写真6枚:実物の山陽新幹線パーサー新制服】
山陽新幹線パーサー リカちゃんは、タカラトミーの着せ替え人形玩具「リカちゃん」の山陽新幹線パーサー(車内アテンダント)制服着用バージョン。2017年6月に一新された山陽新幹線パーサーの新制服(冬服)を忠実に再現しています。車内販売サービス時に着用するオリジナルエプロンも付属します。
このほか車内販売では、新制服を着たハローキティが描かれた「山陽新幹線パーサー キティクリアファイル」(650円・税込)なども用意します。
2018年2月17~18日に行われる「うめきた鉄道模型フェスタ2018 inグランフロント大阪」で、山陽新幹線パーサー リカちゃんが先行販売されるそうです。
1931(昭和6)年の2月15日。いまの香川県高松市でケーブルカーの八栗登山鉄道が開業しました。
八栗ケーブル(やくりケーブル)は、香川県高松市牟礼町牟礼の八栗登山口駅から八栗山上駅に至る四国ケーブルのケーブルカー路線です。「八栗ケーブル」と呼ばれていますが正式な路線名はありません。
四国八十八箇所第八十五番札所の五剣山八栗寺への参詣者で賑わいます。毎月1日の縁日には早朝4時15分から運行されています。
1960年12月25日に一度廃止され、1964年12月28日に再開され、その当時より走行している日立製作所製の1964(昭和39)年製造の車両が、なんとも昭和レトロです。
「恋がかなう駅」として、智頭急行の 「恋山形駅」 が、観光スポットとして人気があります。
くしくも、 大分県臼杵市は本日のバレンタインデーに合わせ、JR日豊本線臼杵駅のホームに、ひらがなの「う」に赤いハートマークを続けて「うすき」と表す駅名案内板を新たに設けています。市は「恋の聖地になってくれれば」と願っているそうです。
一日の平均乗客数は800人程度、駅は市街地の端にあり、駅周辺にはホテルや飲食店などがあります。商業地区の中心は駅から800メートルほど北西にある「辻」バス停の先、旧城下町地域の中央通り商店街一帯になります。小規模な店舗が多数あり、大型店はほとんど見られません。また駅から北側方向には市役所などの公共施設が多いところです。
目論見通り、恋の聖地となるかは、今後の宣伝活動にかかっているように思えます。
< ラストランを終えた「10-280編成」(画像:東京都交通局) >
かねてよりラストランが2月上旬と決まっていましたが、2018年2月11日(日・祝)、都営新宿線で最後の10-000形電車である 「10-280編成」 が、営業運転を終えました。
「10-280編成」は1997(平成9)年に製造された10-000形の8次車で、他の編成と同様、都営新宿線や直通先の京王線を走行。引退間近となった2018年1月29日(月)からは「さよならステッカー」が貼付されていました。ラストラン当日も通常運用で新宿線などを走行。駅では多くのファンに見送られました。
ラストランの草稿には「さよならステッカー」の上に「FINAL RUN」の文字が書かれた涙模様のステッカーが追加されて貼られていました。
この「10-280編成」の営業運転終了により、1978(昭和53)年の新宿線開業時から使用された10-000形はすべて引退。同線の営業車両は10-300形に統一されています。
< 左から「N700系新幹線」「E5系新幹線はやぶさ」「923形ドクターイエロー」
(画像:タカラトミー) >
タカラトミーは、鉄道玩具「プラレール」シリーズの新商品として、「はじめてのプラレール」全3種を15日(木)から発売します。
対象年齢は1歳6か月以上。落としても壊れにくい軟質な素材を使用し、また、小さな部品が取れないような構造にするなど丈夫なつくりにしたほか、付属の布ベルトを使ってベビーカー用のおもちゃにできるなど、外出時にも便利な配慮がなされています。
車両は実在の新幹線をモデルとしながらも、丸みを帯びたカラフルでかわいいデザインに。手で押して走らせると運転席の透明ドラムが回転し、ビーズが転がる音がするほか、グラグラと揺れながら進むため、音や手の感触、車両の動きを通して子どもの興味をひくものになっています。
車輪の幅は、従来のプラレール車両(対象年齢3歳以上)と同じです。子どもの成長に合わせて青いレールで走らせたり、従来の車両(動力車)と組み合わせて押したり、つなげて走らせたりもできます。
発売される商品は「はじめてのプラレール おでかけ E5系新幹線はやぶさ」「同 N700系新幹線」「同 923形ドクターイエロー」の3種。価格は各(1380円・税別)です。全国の玩具店、ベビー用品店、ネットショップなどで販売されます。
JR北海道とJR四国が2018年3月10日(土)から2019年4月10日(水)まで、「青函トンネル&瀬戸大橋線開業30周年記念キャンペーン」を開催します。JR北海道とJR四国の共同企画として、オープニングセレモニーやパネル展を開催するほか、JR北海道単独でオリジナル企画や記念商品の販売も実施。詳細は次のとおりです。
・共同企画のオープニングセレモニーは、3月10日に北海道新幹線の新函館北斗駅で開催。同駅長と、四国の鉄道の玄関口にあたる宇多津駅(香川県宇多津町)の駅長が「はやぶさ22号」の出発合図を実施。
・共同企画のパネル展は、3月10日から新函館北斗や函館、高松、坂出の各駅で順次開催。青函トンネルと瀬戸大橋線の開業までの歩みや今日までの歴史を紹介。
・共同で、青函トンネルと瀬戸大橋線を通過し、列車で日本列島を縦断する旅行商品も発売予定。
・JR北海道単独のオリジナル企画は、青函トンネル通過証明書の進呈や教育旅行おもてなしキャンペーン、北海道新幹線沿線地域向けの特別運賃販売を実施。青函トンネル通過証明書の進呈は3月13日(火)に青函トンネルを通過する北海道新幹線「はやぶさ」「はやて」全列車で実施。対象区間は、奥津軽いまべつ~木古内間。
・JR北海道単独の記念商品として、東北・北海道新幹線の仙台~新函館北斗間の料金が期間限定で50%割引になる、えきねっと会員限定商品「お先にトクだ値スペシャル」を販売。設定期間は2月17日(土)から3月16日(金)まで。
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