新品種「キビタンイエロー」@福島県農業総合センター
3月
16日
県は2004年に新品種の開発を始めています。既存品種を掛け合わせ、花の色や形など長所が伸びるよう試験栽培を重ねました。約5000種類の掛け合わせから、最終的に特に高品質な3種類を福島1〜3号として初めての県オリジナル品種に選抜しました。
県は名称を公募し、鮮やかな黄色の3号を「キビタンイエロー」と決定しています。白地で縁が薄ピンクの1号は「はにかみ」、クリーム色の2号は「ミルキームーン」と名付けられています。
新品種は2023年ごろから市場に出回る見通しです。県産カラーのシェアは高く、東京都中央卸売市場の取扱量(2020年)は、千葉県に次いで全国2位となっています。