ヒユ科ケイトウ属の【セロシア】ですが、特段に珍しい植物でもなく、植物記としてアップしていたように思っていましたが、昆虫記としてのアップが多く、
「ヒメアカタテハ」 や
「オオハナアブ」・
「キタキチョウ(コアオハナムグリ)」などが吸蜜している場面にての登場のようでした。
【セロシア】は学名の「Celosia」をそのまま読んだものです。この「Celosia」はギリシア語の「Keleos」という言葉が由来となっています。この「Keleos」とは、「燃やした」という意味。こちらは【セロシア】の色の特徴に由来しています。真っ赤やピンクに染まる【セロシア】の花は、まるで燃えている炎のように見えます。そのことからこの学名となっています。
通常は、ケイトウ属すべてのものを指して、「セロシア」と呼びますが、
「ノゲイトウ(野鶏頭)」を「セロシア」として指すことがあります。「野鶏頭」という名前は、花の見た目に由来しています。