プランターで倒れないように花茎に軸を添えて栽培されている【トルコギキョウ】です。雨後に撮影しましたので、まだ花弁やめしべの柱頭に雨粒が残っています。
【トルコギキョウ】は、その和名から、キキョウ科の植物だと誤解されることがよくありますが、リンドウ科トルコギキョウ属(ユーストマ属)でトルコではなく北アメリカ南西部から南部、メキシコ、南アメリカ北部の平原や河口に、2~3種が広く分布しています。
原産地から遠く離れた日本に1930年代に導入されてから著しく品種改良が進みました。原種は一重咲きの可憐な薄紫から紫の花ですが、1980年代にピンクの花色が登場したのを皮切りに、八重咲き、大輪、小輪、クリーム色、そして緑や茶色、複色と、非常にバリエーション豊かな品種が約300種とされています。
多くは生け花の素材や切り花として流通していますが、一部、鉢物として、草丈の低い品種が流通しているようです。
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