本日、「NHK BSプレミアム」にて13:00(~15:09)より、1958年アメリカ製作の<アルフレッド・ヒッチコック>監督の『原題:Vertigo』、邦題『めまい』として1958年10月26日、マタデジタルリマスター版として2014年1月25日に公開されています作品の放映があります。
<アルフレッド・ヒッチコック>の中でも傑作中の傑作と名高いミステリーサスペンスです。刑事「ジョン・ファーガソン」は、逃走する犯人を追撃中に屋根から落ちそうになります。そんな自分を助けようとした同僚が誤って転落死してしまったことにショックを受けた「ジョン」は、高いところに立つとめまいに襲われる高所恐怖症になってしまい、警察を退職します。
ジョンの前に、ある日、旧友という「エルスター」が現れます。「エルスター」は自分の妻「マデリン」の素行を調査してほしいと依頼。「マデリン」は曾祖母の亡霊にとり憑かれ、不審な行動を繰り返しているといいます。「ジョン」は「マデリン」の尾行を開始しますが、彼女を愛するようになってしまいます。そんな彼の見ている前で「マデリン」は入水自殺をしてしまいます。
ところが失意の「ジョン」の目の前に「マデリン」とそっくりな女性が現れます。
「ジョン」が見る悪夢やヒロインによる真実の告白など練り上げられた官能的な演出と音楽が冴える作品です。
「ジョン」に<ジェームズ・ステュアート>、「マデリン」に<キム・ノバック>、<バーバラ・ベル・ゲデス>、<トム・ヘルモア>らが出演しています。
<有村架純>(28)を主演として『あゝ、荒野』(2017年)の監督<岸善幸>がマンガ『前科者』(『ビッグコミック』(小学館)・2018年1号より連載中)を実写映像化することが発表されています。映画は2022年に公開、ドラマは2021年秋に放送・配信されるとのことです。
マンガ『前科者』は、原作を<香川まさひと>、作画を<月島冬二>が担当しています。同作では前科者たちと向き合い、ともに更生・社会復帰を目指して奮闘していく保護司の姿を描いています。<有村架純>はコンビニでアルバイトをしながら保護司として活動する、まっすぐな性格の主人公「阿川佳代」を演じます。
映画版は「阿川佳代」が現在進行形の凶悪犯罪と対峙する社会サスペンス。舞台はドラマ版の数年後で、完全オリジナル作品になっています。そしてドラマ版では、新人保護司時代の「阿川佳代」がさまざまな前科者と向き合い成長するさまが映し出されます。
保護司は罪を犯した者や非行のある少年の更生を助ける国家公務員ですが、報酬は一切ありません。あくまで民間人の奉仕精神だけで支えられたボランティアです。目立つ存在ではありませんが、奇遇にも2021年秋には「NHK BSプレミアム」にて、<舘ひろし>主演で『生きて、ふたたび保護司・深谷善輔』が放送されます。
本日、「NHK BSプレミアム」にて13:00(~14:37)より、1989年アメリカ製作の『原題:When Harry
Met Sally...』が、邦題『恋人たちの予感』として1989年12月9日より公開されました<メグ・ライアン>の出世作品が放映されます。
大学を卒業し、ニューヨーク行の車で一緒になったものの喧嘩ばかりの「ハリー」と「サリー」でした。5年後、結婚を控えていた「ハリー」は「サリー」と同じ飛行機に乗り合わせます。さらに5年後、離婚まじかの「ハリー」は恋人と別れたばかりの「サリー」と再会します。「男と女に友情は成り立つのか」、10年以上に渡る男と女の友情と絆、恋愛を『スタンド・バイ・ミー』(1986年)の<ロブ・ライナー>監督がユーモアに描き出しています。
出演は<ビリー・クリスタル>、<メグ・ライアン>、<キャリー・フィッシャー>、<ブルーノ・カービー>など。
脚本は<ノーラ・エフロン>、撮影は<バリー・ソネンフェルド>、音楽は<ハリー・コニツク・ジュニア>が担当。
モデルやタレントとして活躍する新人<吉田あかり>の初主演映画で、父親を亡くし将来に悩む女子高生が、神様を名乗る不思議な中年男性との出会いから始まる物語を描く『ペテロの帰り道』が、2021年5月21日より全国で公開されます。
幼い時に父親を病で失い、高校は通信制で友達も少ない「水華」は、ある時、財布を拾ったことをきっかけに「自分は神様なんだ」というおじさんと知り合います。おじさんが神様だということを「水華」は本気で信じてはいませんが、時々不思議なことが起こります。
一方、同じ頃、年上の女性「弓香」とも友達になり、不思議なおじさんや今までにいなかった友人「弓香」との交流の中で、「水華」は少しずつ変化していきます。ある時、おじさんはじっと空を見上げて「帰るんだ」とつぶやき、そんなおじさんの様子が気になる「水華」でした。そして、ある日こつ然とおじさんは姿を消してしまいます。
<東大>や『劇場版 現代怪奇百物語 壱之章』などの<遊上なばな>、『シオリノインム』などの<武田一馬>、<中村ゆうじ>、<岡田結実>などが共演、監督を<オカモトナオキ>が務めています。
<尾野真千子>が4年ぶりとなる主演を務め、『舟を編む』(2013年) ・ 『町田くんの世界』 (2019年)の<石井裕也>が監督を務めた『茜色に焼かれる』が、2021年5月21日より全国で公開されます。
7年前、理不尽な交通事故で夫を亡くした母と子。母の「田中良子」はかつて演劇に傾倒していたことがあり、芝居が得意でした。ひとりで中学生の息子「純平」を育て、夫への賠償金は受け取らず、施設に入院している義父の面倒もみています。
コロナ禍により経営していたカフェが破綻し、花屋のバイトと夜の仕事の掛け持ちでも家計は苦しく、そのせいで息子はいじめにあっています。そんな彼女たちが最後まで絶対に手放さないものがありました。
社会的弱者として世の中の歪みに翻弄されながらも信念を貫き、たくましく生きる母の「良子」を<尾野真千子>が演じています。息子の「純平」役を『ミックス。』(2017年・監督: 石川淳一)の江島の幼少期役を演じだ<和田庵>が演じています。共演として、「良子」の同僚「ケイ」を<片山友希>、「良子」の夫「陽一」に<オダギリジョー>、風俗店の店長に<永瀬正敏>らが扮しています。
<すたひろ>原作の漫画『和太鼓†ガールズ』(『月刊アクション』2013年9月号から2014年9月号まで連載)を実写映画化した『藍に響け』が2021年5月21日より全国で公開されます。
裕福な家庭に生まれ育った「松沢環」はミッション系お嬢様学校で裕福層のトップにいましたが、父の会社が倒産したことで生活が一変します。友人たちにも事情を言えず行き場を失った彼女は、ふと聞こえてきた音の振動に吸い寄せられ、同級生の「新島マリア」が和太鼓を叩いている場面に遭遇します。
交通事故による声帯損傷で言葉を発することができない「マリア」にとって、和太鼓は言葉そのものでした。それ以来、和太鼓のことが頭から離れなくなった「環」は、和太鼓プロ集団「雷鼓音」のコンサートを見に行きます。そこでは、高校生の「江森司」が大人に混じって圧巻の演奏を披露していました。心を動かされた「環」は、和太鼓部に入ることを決意します。
「環」役に、本作が映画初主演となるテレビシリーズ『仮面ライダージオウ』の<紺野彩夏>。『サヨナラまでの30分』の<久保田紗友>が「マリア」役に扮しています。監督は、『かぐらめ』(2015年)の<奥秋泰男>が務めています。
本日、「BSテレ東」にて18:54(~20:54)より、1984年アメリカ製作の『原題:The Terminator』が、邦題
『ターミネーター』として1985年5月25日より公開されています作品の放映があります。
未来からやって来た殺人サイボーグと人間たちの戦いを描き、監督<ジェームズ・キャメロン>と俳優<アーノルド・シュワルツェネッガー>の名を一躍世界に轟かせた大ヒットSFアクション映画です。
人気シリーズとして、2019年11月8日には、第6作目となる『ターミネーター・ニュー・フェイト』(監督:ティム・ミラー)が公開されています。
1984年のロサンゼルス。閃光とともに現れた屈強な男が、「サラ・コナー」という同姓同名の女性を相次いで殺害します。同じ名を持つウェイトレスの「サラ」も命を狙われますが、見知らぬ男「カイル」に間一髪のところで救われます。「カイル」によりますと、近い未来に機械と人類の戦争が勃発し、将来「サラ」が産む息子「ジョン・コナー」が人類のリーダーになるというのです。そして「サラ」の命を狙う男は、人工知能スカイネットが歴史を変えるために未来から送り込んだ殺人サイボーグ「ターミネーター」でした。
「ターミネーター(T-800)」に<アーノルド・シュワルツェネッガー>、「サラ・コナー」に<リンダ・ハミルトン>、「カイル・リース」に<マイケル・ビーン>が扮しています。
『君の結婚式』(2018年・監督: イ・ソックン)の<キム・ヨングァン>と『王宮の夜鬼』(2018年・監督: キム・ソンフン) ・ 『ノンストップ』(2020年・監督: イ・チョルハ)の<イ・ソンビン>が共演した韓国制作の『ミッション:ポッシブル』が、2021年5月21日より公開されます。
正反対の価値観をもつ探偵と秘密工作員がタッグを組んで国家犯罪に挑む姿を描いたアクションコメディ映画です。金さえもらえれば何でもする町の探偵「ウ・スハン」(キム・ヨングァン)のもとに、任務に命を懸ける秘密工作員「ユ・ダヒ」(イ・ソンビン)が現金1000万ウォンをもって現れ、武器密売事件の解決に協力を要請してきます。
価値観の全く異なる2人は口を開けばケンカをし、何かをするたびに事件を起こしてばかりで、1人でいるよりも2人でいるほうが余計に目立ってしまう始末です。作戦を重ねるごとに事態は大ごとになり、誤解される手がかりをあちこちに残して、ついには指名手配になってしまいます。
共演として、<オ・デファン>、<キム・テフン>、<チェ・ビョンモ>らが名を連ね、監督・脚本は、<キム・ヒョンジュ>が務めています。
仕事や子育てが一段落した熟年夫婦の騒動をコミカルに描いた『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』が、2021年5月21日より全国で公開されます。
結婚50年を迎える「大原」夫妻。定年退職した夫の「真一」が家にずっといることで、妻の「千賀子」は夫在宅ストレス症に陥っていました。相手への気遣いもまったくなくなり、「真一」は健康麻雀、「千賀子」は健康コーラスに通って趣味仲間にお互いの愚痴を言い合う2人は熟年離婚寸前となっていました。
そんな中、葬儀社に転職したばかりの「菅野」と出会った娘の「亜矢」は終活フェアの存在を知ります。「亜矢」から終活フェアへの参加を勧められた「千賀子」はフェアに足を運び、前向きに今後のことを考えようとしますが、「千賀子」の終活への姿勢に、「真一」は「縁起でもない」と嫌がり、夫婦に新たな危機が生まれてしまいます。
葬儀社の「菅野」役を「BOYS AND MEN」のリーダー<水野勝>、「真一」と「千賀子」夫妻役を<橋爪功>、<高畑淳子>、娘の「亜矢」役を<剛力彩芽>がそれぞれ演じ、監督は、1996年『不法滞在』(陣内孝則主演)で劇場映画監督デビューした<香月秀之>が務めています。
作家としても活躍する現役医師<南杏子>の同名小説『いのちの停車場』(2020年5月・幻冬舎刊)を『八日目の蝉』(2011年)の<成島出>が監督を務め、<吉永小百合>(76)が自身初となる医師役に挑んだ『いのちの停車場』が、2021年5月21日より全国で公開されます。
長年にわたり大学病院の救命救急医として働いてきた「白石咲和子」は、ある事情から父「達郎」が暮らす石川県の実家に戻り、在宅医療を行う「まほろば診療所」に勤めることになります。
これまで自分が経験してきた医療とは違うかたちでの〈いのち〉との向き合い方に戸惑いを覚える「咲和子」でしたが、院長の「仙川」をはじめ、診療所を支える訪問看護師の「星野」、「咲和子」を慕って診療所にやって来た元大学病院職員の「野呂」ら周囲の人々に支えられ、在宅医療だからこそできる患者やその家族との向き合い方を見いだしていきます。
主人公「咲和子」を<吉永小百合>、診療所で働き始める青年「野呂」を<松坂桃李>、訪問看護師「星野」を<広瀬すず>、院長「仙川」を<西田敏行>、「咲和子」を温かく見守る父「達郎」を<田中泯>が演じています。
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