<宮崎駿>の監督作「千と千尋の神隠し」(2001年7月20日:日本公開)が、6月21日に中国で公開され、初日の興行収入が5410万元(約8億4500万円)を記録したことが発表されています。
308億円という日本の興行収入歴代1位の記録を持つ本作。中国では同日に封切られたディズニー / ピクサー最新作「トイ・ストーリー4」(監督: ジョシュ・クーリー・2019年7月12日日本公開)の1796万元(約2億8000万円)を大幅に上回る成績を記録しています。
「千と千尋の神隠し」の中国語吹替版で「千尋」役を務めているのは、<張芸謀>(チャン・イーモウ)監督の『サンザシの樹の下で』(2010)で可憐なヒロインを演じて人気が沸騰、中国では「13億人の妹」と呼ばれている女優<周冬雨>(27・チョウ・ドンユイ)です。
なお同じくスタジオジブリの「となりのトトロ」(1988年4月16日:日本公開)は2018年12月に中国で公開され、最終興行収入は1.73億元(約28億円)でした。
6月7日に封切りとなったディズニー映画『アラジン』(監督: ガイ・リッチー)が、公開13日目までに興行収入40億円を突破しています。
2014年3月14日公開され日本中を席巻した『アナと雪の女王』(最終興収255億円・日本歴代2位)が、興収40億超えに14日間かかったことと比較しても、『アラジン』の好調ぶりが浮き彫りになっています。
また、本作では、1993年に第65回アカデミー賞の歌曲賞を受賞した「ホール・ニュー・ワールド」(アラン・メンケン作曲、ティム・ライス作詞)や「フレンド・ライク・ミー」といった名曲も話題になっています。特に「ホール・ニュー・ワールド」は、「歌ってみた動画」や「なりきりで動画」が投稿されているとかで、既に「アナ雪現象」を彷彿とさせる「アラジン現象」を巻き起こしつつあるようです。
<村上龍>の同名小説『ピアッシング』(1994年・幻冬舎刊)を 『ファースト・マン』 (2018年・監督: デイミアン・チャゼル)の「デイヴ・スコット」役の<クリストファー・アボット>、『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年・監督: ティム・バートン)の<ミア・ワシコウスカ>主演で映画化したサイコスリラー『ピアッシング』が、2019年6月28日より全国で公開されます。
自身の幼い娘をアイスピックで刺したいという衝動に駆られていた男はその衝動を抑えるため、ホテルに呼び出したSM嬢を殺害する計画を立てます。しかし、計画は男の思惑通りには運ばず、ホテルの部屋に到着した女はいきなり自分自身の体を傷つけて倒れこんでしまいます。殺人衝動を持つ男と自殺願望を持つ女。奇妙な磁場に吸い寄せられるかのように出会うこととなった男女の悪夢のようなシュールな一夜が幕を開けるのでした。
監督はハリウッド版『呪怨」リブート作品の<ニコラス・ペッシェ>が務めています。
6月28日に公開される『新聞記者』は、 『怪しい彼女』 (2014年7月・監督: ファン・ドンヒョク)などで知られる韓国の演技派女優<シム・ウンギョン>(25)と<松坂桃李>(31)がダブル主演を務める社会派サスペンスです。
東京新聞記者<望月衣塑子>(44)の同名ベストセラー『新聞記者』(2017年10月12日・角川新書)を原案に、若き新聞記者とエリート官僚の対峙と葛藤をオリジナルストーリーで描き出します。
東都新聞の記者「吉岡エリカ」(シム・ウンギョン)のもとに、医療系大学新設計画に関する極秘情報が匿名FAXで届きます。日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育ち、強い思いを秘めて日本の新聞社で働く彼女は、真相を突き止めるべく調査に乗り出します。
一方、内閣情報調査室の官僚「杉原」(松坂桃李)は、現政権に不都合なニュースをコントロールする任務に葛藤していました。そんなある日、「杉原」は尊敬するかつての上司「神崎」と久々に再会しますが、「神崎」はその数日後に投身自殺をしてしまいます。真実に迫ろうともがく「吉岡」と、政権の暗部に気づき選択を迫られる「杉原」。そんな2人の人生が交差し、ある事実が明らかになります。監督は『デイアンドナイト』(2019年1月26日公開)の<藤井道人>が務めています。
「乃木坂46」の<堀未央奈>が映画初主演を務め、『溺れるナイフ』(2016年)の<山戸結希>監督が<相原実貴>原作の同名コミックを実写映画化した『ホットギミック ガールミーツボーイ』が、2019年6月28日より全国で公開されます。
平凡な女子高生「成田初」は、兄、妹、両親に囲まれたごく普通の家庭で暮らしていました。同じ社宅に住む幼なじみで昔から初の憧れの存在だった「小田切梓」。口は悪いが傷ついた初を励ましてくれる「橘亮輝」。「初」の兄で、ある秘密を持つ「凌」。「初」を取り巻く3人の男性との間で、彼女の心が揺れ動いていきます。
主人公の「初」役を<堀未央奈>が演じるほか、「亮輝」役を<清水尋也>、「梓」役を<板垣瑞生>、「凌」役を<間宮祥太朗>がそれぞれ演じ.監督は< 山戸結希>が務めています。
本日は作家<太宰治>(1909(明治42)年6月19日~1948(昭和23)年6月13日)の誕生日でもあり、生誕110周年に当たります。奇しくも1948年のこの日、、<太宰治>が戦争未亡人の愛人<山崎富栄>と6月13日に東京の玉川上水に入水心中し、6日後の19日に遺体が発見されました。また、19日が太宰の誕生日でもあることから、6月19日は「桜桃忌」と呼ばれ、三鷹市の禅林寺で供養が行われますその名前は桜桃の時期であることと死の直前に書いた短編作品『桜桃』に因んでいます。
9月13日(金)より公開される映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の本ビジュアルと、予告編映像が公開されています。
本作は、<太宰治。の小説「人間失格」の誕生秘話を、<太宰>と太宰を愛した3人の女性たちのエピソードを交えながら描いた作品です。構想に7年を費やしたと語る<蜷川実花>監督がメガホンを取り、<小栗旬>が主人公「太宰」を演じます。
今回公開された予告編映像では、「太宰」<小栗>とその妻「美知子」<宮沢りえ>、作家志望の愛人「太田静子」<沢尻エリカ>、「太宰」にとって最後の愛人「山崎富栄」<二階堂ふみ>の、太宰に魅了された3人の女たちが次々と登場。
3人の女たちの間で次第に狂気を帯びながら苦悩し、小説を書き続けた太宰のスキャンダラスな人生が凝縮された予告編です。
2014年に大ヒットしたディズニー・アニメーション映画『アナと雪の女王』(米2013年11月27日・日2014年3月14日公開)の続編、『アナと雪の女王2』(2019年11月22日公開)の日本版特報が公開されています。前作に続き監督を務めるのは<クリス・バック>氏と<ジェニファー・リー>氏です。
今回解禁となった特報は、「Let It Go」のイントロが流れる中、前作の映像をプレイバック。「エルサ」の秘密が明かされ、「アレンデール」王国の危機を救った「エルサ」と「アナ」の姉妹。王国を治めながら、幸せな日々を過ごしていましたが。最新作の映像に切り替わると一転、美しい「秋」の風景が広がる一方で、急ぎトナカイを走らせる「クリストフ」、急流を下る「アナ」と「オラフ」、そして、一人で荒海に立ち向かおうとする「エルサ」。映像はほんの一部でありながらも、全く新しい「アナ雪」の世界が描かれることが期待できる仕上がりになっています。
前作では語られなかった「エルサ」の持つ魔法の力。なぜその力は与えられたのか? 「エルサ」にしか聞こえない不思議な「歌声」によって、姉妹は未知なる世界へと導かれます。彼女が目覚めさせてしまった精霊とは? 「アナ」と「エルサ」に加え、前作で大事な仲間となった「クリストフ」と「オラフ」と共に歩む先で待ち受ける冒険と明かされるすべての秘密とは? 最新作の声優は、前作から変わらず「エルサ」役に<イディナ・メンゼル>が、「アナ」役に<クリステン・ベル>が続投しています。
文具およびファンシー商品などを手がけるサンスター文具(東京都台東区)は、映画「ゴジラ」が題材の「ゴジラ アートパネル」全10種の予約受付を、2019年6月14日からバンダイの直販サイト「プレミアムバンダイ」内のショップ「サンスターステーショナリーストア」にて始めています。発送は9月の予定。
「ゴジラ」の歴代映画ポスター、キャラクターポスターをキャンバス生地に特殊加工で描き、枠には天然木を使用。アートな質感にこだわったという本格仕様になっています
1954年11月3日公開の第1作『ゴジラ』から2019年5月31日公開のハリウッド最新作「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」まで、65年の映画の歴史の中からファンの支持が高いという10種類のデザインが選ばれています。
ラインアップは、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(2019)から「ゴジラ2019」「ラドン2019」「キングギドラ2019」「モスラ2019」、「ゴジラ」(1954)、「ゴジラVSモスラ」(1992)、「ゴジラVSデストロイア」(1995)、「ゴジラ☓メカゴジラ」(2002)、「シン・ゴジラ」(2016年7月29日公開)から「シン・ゴジラA」「シン・ゴジラB」の全10種で、 いずれも価格は(4860円・税込)です。
マーベルコミック原作の大ヒット作『X-MEN』シリーズの7作目で、原作コミックでも重要な作品として名高い『ダーク・フェニックス サーガ』を映画化した『X-MEN:ダークフェニックス』が、2019年6月21日より全国で公開されます。
「X-MEN」のリーダーである「プロフェッサーX」の右腕として、メンバーからの信頼も厚い優等生の「ジーン・グレイ」でしたが、ある宇宙ミッションでの事故をきっかけに、抑え込まれていたもうひとつの人格「ダーク・フェニックス」が解放されてしまいます。
「ジーン」自身にも制御不能な「ダーク・フェニックス」は暴走をはじめ、地上の生命体が全滅しかねない、かつてない危機が訪れます。
大ヒットテレビシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』で注目され、前作『X-MEN:アポカリプス』で「ジーン」役に抜てきされた<ソフィー・ターナー>が、今作でも再び同役を演じています。そのほか、「プロフェッサーX」役の<ジェームズ・マカボイ>、「マグニートー」役の<マイケル・ファスベンダー>、「ミスティーク」役の<ジェニファー・ローレンス>らが出演。
これまでの『X-MEN』シリーズや『デッドプール』・『LOGAN ローガン』などで製作や脚本を務めてきた<サイモン・キンバーグ>が、長編映画監督デビューを果たしています。
突然の悲劇で肉親を失った青年と少女の絆を描き、2018年・第31回東京国際映画祭で最高賞の東京グランプリと最優秀脚本賞をダブル受賞した2018年フランス製作の『アマンダと僕』が、2019年6月22日より公開されます。
パリに暮らす24歳の青年「ダヴィッド」は、恋人「レナ」と穏やかで幸せな日々を送っていましたが、ある日、突然の悲劇で姉の「サンドリーヌ」が帰らぬ人になってしまいます。
「サンドリーヌ」には7歳の娘「アマンダ」がおり、残された「アマンダ」の面倒を「ダヴィッド」が見ることになります。仲良しだった姉を亡くした悲しみに加え、7歳の少女の親代わりという重荷を背負った「ダヴィッド」でした。
一方の幼い「アマンダ」も、まだ母親の死を受け入れることができずにいました。それぞれに深い悲しみを抱える2人でしたが、ともに暮らしていくうちに、次第に絆が生まれてきます。
主人公「ダヴィッド」役はフランスの若手俳優<バンサン・ラコスト?。「アマンダ」役は<ミカエル・アース>監督が見いだした<イゾール・ミュルトリエ>が演じ、監督・脚本はこれが長編3作目の<ミカエル・アース>が担当しています。
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