< 複合商業施設のイメージず(画像:神鋼不動産) >
神鋼不動産(神戸市中央区)は27日、神戸市須磨区の 旧兵庫県立こども病院の跡地 で、スーパーやレストランなどが入る複合商業施設を開発すると発表した。同社は同日付で、跡地を所有する県と土地・建物の売買契約を締結。取得額は約17億5千万円。開業は2021年4月を予定しています。
複合施設は敷地面積約3万平方メートル。食品スーパーに加えて、アパレルや雑貨店が入る専門店街、カフェやレストランが並ぶ飲食店街を備え、クリニックモールやフィットネスジムも併設します。
周辺住民や近接する神戸女子大の学生のほか、第二神明道路の出入り口に近いことからドライブ客の利用も見込んでいます。
こども病院は16年度に 神戸・ポートアイランドに移転 していますが、跡地には現在も建物が残っており、今後、神鋼不動産が解体撤去して整備を進めます
神戸市東灘区の街開きして31年経つ六甲アイランド(六アイ)の大型複合施設「神戸ファッションプラザ」で、スーパー「パントリー六甲アイランド店」が、昨年7月3日に閉店しています。同施設の商業棟で営業する店舗はなくなる見通しで、周辺住民から不安の声が上がっていましたが、このたびアイランドセンター駅の東側市有地において整備を進めていました食品スーパーが、2019(平成31)年3月28日(木曜) 10時からオープンします。
【店舗の概要】 ・営業時間 10時~20時(定休日:年末年始)
・所在地 神戸市東灘区向洋町中3丁目2-10,11
六甲ライナー「アイランドセンター駅」南東へ徒歩3分
・店舗面積 約660平方メートル
(鉄骨平屋建、うち売場面積約470平方メートル)
・駐車場 13台、駐輪場あり
※ただし、オープン当日は駐車場を終日閉鎖されます
・店舗の特色 生鮮3品を中心に出来立てのお惣菜・ベーカリーなどを充実
旅館・飲食店運営の畑中(京都府東山区)はこのほど、同区の八坂神社近くにある1912年創業の料亭「美濃幸」として親しまれた数寄屋建築を改修した本館と現代的な新館による全23室の高級ホテル「そわか」(京都府東山区清井町480)の内覧会を行ない、3月25日にオープンします。
昨年11月から試泊として先行開業している本館は築約100年の貴重な数寄屋建築の主要な構造を残しながら11室を設けています。庭や建具もほとんど手を加えずに用いられています。
97平方メートルのスイートは2階から庭を見下ろせ、土壁のベッドルームや居間、ひのき風呂を備えています。このほか、茶室付のメゾネットなど建物の特徴を生かした部屋が用意されています。新館は和のデザインを現代風に取り入れた12室を設けたほか、宿泊者以外も利用できる日本料理のレストランが入ります。
1泊1室3万円から。本館、新館とも家具や調度品、アメニティーには京都の製品を積極的に使用しているようです。
賃貸アパート大手「レオパレス21」によるアパートの施工不良問題で、予定通り同社は18日午後4時半から東京都中野区の本社で記者会見を開き、外部調査委員会の「中間報告」結果を明らかにしています。調査委員会は、当時の社長からの指示で基準を満たさない可能性がある部材が使われ、十分な性能試験も行われなかった可能性や、問題が「組織的・構造的に存在していた」ことなどを指摘。同社は「違法性の認識はなかったが、詳細は今後の調査に委ねたい」と述べた。
「中間報告」では、レオパレス21が開発・販売した物件の中で、設計の内容を示す書類には断熱材に「グラスウール」を使用すると記載していたのに、実際には「発泡ウレタン」を使用する不備があったことを指摘。当時の社長で創業者の<深山祐助>氏が、発泡ウレタンの使用を指示していたと認定しています。
これに対し、会見した同社幹部は、社内の内部調査では<深山>氏にヒアリングなどを行っておらず、、深山>氏の関与については「把握していなかった」と釈明。「発泡ウレタンの使用は違法ではなく、仕様変更した際の手続きが十分でなかったというのが問題」とし、違法性の認識はなかったと強調しています。
一方で、<深山。氏の強い意向があったために手続きがおろそかになったのではないかという報道陣からの質問に対しては、「可能性としては否定できない」とした。
また同社は、特に危険だとして優先的に3月末までを目安とした転居を要請している物件641棟について、入居者7782人に対し、これまでに425人の引っ越しが完了したと明らかにした。これ以外に1121人が3月末までの引っ越しを希望しており、4月以降の引っ越し希望者も480人いるといいます。
< 「ふれあいの里おくっちょ」(画像:神戸市) >
神戸市北区長尾町では人口減少による空家の増加が問題となっており、これを解決するため2017(平成29)年度から地元住民(長尾町の自治会、上上津里づくり協議会)、特定医療法人寿栄会、関西学院大学、行政が連携して町のにぎわいづくりを目指す「長尾町古民家再生プロジェクト」を進めてきました。
その第1弾として、集落内にある築150年、空家になって40年の古民家「奥町家」(敷地面積:872平方メートル)が「ふれあいの里おくっちょ」(神戸市北区長尾町上津字奥丁3519)として生まれ変わりました。
「ふれあいの里おくっちょ」は健康教室や地域交流スペースといった用途のほか、災害時の緊急避難場所など様々な機能をもつ施設として今後活用されます。名称の由来は所在地の小字が「奥丁(おくちょう」であることから名づけられています。
このたび、施設の落成を記念し、2019(平成31)年3月16日(土曜)10時より落成式典が行われます。
< 完成予想図(画像:アパグループ) >
アパホテルを展開するアパグループ(東京・港)は、大阪・梅田に西日本最大級となる大型ホテルを2022年末に開くと発表しています。JR大阪駅から徒歩6分の大阪市北区曽根崎2丁目に約3200平方メートルを取得し、31階建てで客室数1500室超の高層ホテルを建設します。
なお、アパグループではアパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉日本最大級全2,311室、アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉日本最高層50階建・全2,007室に次ぐ客室数になりホテル名は(仮称)「アパホテル&リゾート〈梅田駅タワー〉」です。
2024年に予定するJR大阪駅北側の再開発エリア「うめきた2期」の街びらきや2025年に大阪で開く国際博覧会(大阪・関西万博)に向けて宿泊需要の伸びが続くとみており、出張や旅行など幅広い集客を見込みます。
梅田エリアでは、阪急阪神ホールディングスが2020年に約1000室の新ホテル開業を予定するなど大規模ホテルの開発が相次いでいます。
賃貸アパート大手「レオパレス21」の施工不良問題に関する物件の遮音性についての調査で、特に救急車のサイレンのような高音域で遮音性に問題が見つかっていたことが7日、発表されています。
建設工程での生産効率を高めるため、部屋と部屋の間を仕切る「界壁」の内部に遮音性が低い発泡ウレタンを使ったことが要因だとみられます。遮音性などに問題のある法令違反物件は、すでに判明している771棟からさらに増える可能性が出てきました。
「レオパレス21」は昨年4月と5月に屋根裏の界壁に関する施工不良があったと発表。今年2月に新たな施工不良が明らかになり、問題が拡大しました。「レオパレス21」は調査を進める過程で昨年8月ごろに外部の事業者に依頼して調査を実施。発泡ウレタンを使った界壁の遮音性を調査したところ、救急車のサイレンなどで生じる高音域の音で特に遮音性が低いことが判明しました。
「レオパレス21」幹部は「工場での生産効率を高めるために、発泡ウレタンを素材にしてしまった」と説明。賃貸住宅需要の増加に迅速に対応したい思惑もあったようです。発泡ウレタンを使えば界壁を工場で生産する際のスピードが上がりますが、遮音性は低くなります。
賃貸アパート大手「レオパレス21」の施工不良問題で、天井の設計書類の一部に誤りがあったにもかかわらず社内でチェック機能が働かずに下請け業者に工事を任せたことが、明らかになっています。
不正は業者任せによるずさんな管理体制が招いた可能性が大きく、外部調査委員会が原因究明を進めています。
天井の設計書類の準耐火構造リストには建築基準法の規定に基づき強化石膏ボードとロックウール吸音板の二つの部材を用いると正しく表記されていました。
しかし矩計図にはロックウール吸音板ではなく、材質が似ているが別物の化粧石膏ボードと誤った表記があり仕上表にも誤表記があったようです。
建築家の<磯崎新>さん(87)が、「建築のノーベル賞」とも言われる2019年のプリツカー賞を受賞することが決まっています。
主催する米ハイアット財団が5日(現地時間)に発表しました。授賞式は5月にフランスで行われる。日本人の受賞者は、<丹下健三>や<槇文彦>・<安藤忠雄>・<妹島和世>・<西沢立衛>・<伊東豊雄>、2014年の<坂茂>に続き8人目になります。
<磯崎>さんは、大分県で生まれ、東京大学建築学科を卒業後、丹下健三さんに師事し、1963年に独立し、前衛的な作風で知られ、実作と理論の両面でポストモダン建築を牽引。代表的な作品に「つくばセンタービル」「水戸芸術館」「ロサンゼルス現代美術館」などがあります。
なぜこの時期での受賞なのか、全盛期は過ぎ去り、遅すぎた感があるように感じています。
< 基本的に大正創建当時の姿に復原される門司港駅の駅舎イメージ(画像:JR九州) >
JR九州は、保存・復原工事を進めている鹿児島本線 門司港駅(北九州市門司区)の駅舎としてのグランドオープンを、2019年3月10日(日)に行います。
門司港駅は九州における鉄道の玄関口として、1891(明治24)年4月1日に「門司」駅として開業。1914(大正3)年に移転し、このときから現在の駅舎が使われています。1942(昭和17)年4月1日、関門海峡をくぐる関門トンネルの開通にあわせ、「門司港」駅に改称。1988(昭和63)年11月18日には鉄道駅として初めて、駅舎が国の重要文化財に指定されました。
駅舎の工事は2012年に着手され、以降、解体調査や復原が進められてきました。今回のグランドオープンに伴い、1階ではスターバックスコーヒーが、2階では「みかど食堂by NARISAWA」 (貴賓室含む) が新たに営業を開始します。あわせて、1階は待合室と展示スペース、2階は次室が開設されます。
なお、駅舎全体の工事はグランドオープンの時点で完了しますが、一部駅周りは2019年秋ごろまで工事が続く予定です。
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