本日のこの日「エッフェル塔」完成
3月
31日
1889年のフランス革命100周年を記念してパリで第4回万国博覧会が開催されることが1884年に決定したものの、当初はそれほど目玉となるプランがあるわけではありませmmでした。
そうした中、橋梁建設、特に鉄橋において高い評価を得ていた建設会社・エッフェル社の技師である<モーリス・ケクラン>と<エミール・ヌーギエ>は1884年5月に、高さ300mの鉄の塔を建てて万博のシンボルとする案を立てました。この案に同じく社員である<ステファン・ソーヴェストル>が修正を加え、現在みられるエッフェル塔とほぼ同じ計画案を作成しました。この案は社長である<ギュスターヴ・エッフェル。の賛同と強力な支援を受け、各方面に売り込みが行われました。
建設は万博に間に合わせるため、2年2か月という驚異的な速さで、高さ312.3mの鉄塔を完成させました。またエッフェルは熟練作業員による少数精鋭主義を取るともに工事中の安全対策には特に意を払い、その結果工事期間中の死者は1人にとどまっています。総工費は当時として650万フラン(7億2300万)でした。