3日14:00、観客数18012人の「阪神甲子園球場」で「阪神ー中日」23回戦が行われ、阪神が虎の子の「1点」を守り「1-0」で勝っています。
阪神が20イニング無失点で、2試合連続13度目の完封勝ち。デーゲームは8月22日の中日戦(バンテリンD)から引き分け挟んで7連勝です。
両軍無得点の3回2死、<マルテ>が先発<小笠原>の初球を捉え、22号ソロ本塁打を左翼スタンドにに運びました。先制弾は貴重な一点の決勝点となりました。
先発<ガンケル>は初回、3者凡退で切り抜けましたが、2、3、5回は安打を許し、得点圏に走者を背負いました。それでも、ボールを低めに集め、内野ゴロで料理し、無失点投球を続けています。7回途中で83球4安打3奪三振1四球の好投でマウンドを降り、<及川雅貴>に引き継ぎましたが、<岩崎>、<スアレス>の継投で、9勝目(3敗)を挙げています。デーゲームで50イニング以上を投げて無敗は<ガンケル>と<宮城>(オリックス)しかいません。
3日、「阪神甲子園球場」で「阪神ー中日」23回戦が試合中です。
阪神の<ジェフリー・マルテ>内野手(30)が先制の22号ソロを放っています。
3回2死。先発<小笠原>の初球、高めの直球を完璧に捉えた打球は、打った瞬間に本塁打と確信するあたりで、打球は左翼席へと飛び込む先制弾となり、ベンチ前では恒例のラパンパラが飛びだしています。
<マルテ>は、10月1日来日3年目で20号を放ち、2日に続いて、3試合連続となるアーチとなっています。
阪神「1点」だけでは試合の行方が分かりませんので、いい場面での速報です。
2日14:00、観客数17975人の「阪神甲子園球場」で「阪神ー中日」22回戦が行われ、阪神が「3-0」で勝ち対戦成績を12勝8敗2とし3試合を残して、今季の対中日カード勝ち越しを決めています。
先発した<高橋遥人>投手(25)は緩急自在の投球で中日打線に二塁を踏ませず、97球5安打7奪三振無四球の快投で完投完封で今季3勝目(1敗)を挙げています。これで2試合連続の完封勝利となり、連続無失点イニングを「27」に伸ばし、防御率を1・55としています
打線は1回、中日の先発<ロドリゲス>の立ち上がりをたたきました。1番<近本光司>が右前打で出塁。2番<中野拓夢>が左前打を放ち、スタートを切っていた<近本光司>は三塁まで進塁しました。さらに、<中野拓夢>が二盗を決めて無死二、三塁の好機となり、3番<マルテ>が2試合連続となる左越えの21号3ランで先制しました。試合には勝ちましたが、2回以降の追加点がないのが、気がかりです。
55打席連続無安打中の<佐藤輝明>は4試合連続でスタメン落ち。この日は出場機会はありませんでした。
1日18:01、観客数14073人の「阪神甲子園球場」での「阪神ー中日」21回戦が行われ、投打のかみ合った戦いで連敗を3で止め阪神が「5-2」で勝ち、対戦成績を11勝8敗2分けとしています。
4番<大山悠輔>が一振りで均衡を破りましたた。4回無死一塁から左腕<笠原>の直球を左中間席へ運ぶ滞空時間の長い先制2ランを放っています。9月26日の巨人戦(東京ドーム)以来、4試合ぶりのアーチで先手を奪いました。
「2-1」で迎えた5回2死一、二塁では3番<マルテ>が<笠原>のカットボールを、左翼ポール際に運ぶ来日3年目にして初の20号となる3ランを打ち込み、試合の主導権を握りました。
先発の<伊藤将司>は7回105球6安打2奪三振の2失点(被本塁打2)の内容で、失点は<福田>の7号ソロ・8号ソロ本塁打の連発での失点でした。8回には<岩崎優>がホールド、9回<スアレス>が35セーブとし、中日打線を抑え込みました。
1日、日本ハムは<斎藤佑樹>投手が現役を引退すると発表しています。
早実では1年夏からベンチ入りし、甲子園では2006年春に8強。同年夏は<田中将大>(楽天)率いる駒大苫小牧と決勝で対し、延長15回で決着つかず引き分け再試合に。翌日の再試合でも先発し優勝に導きました。この大会では、ともに大会史上最多の69イニング、948球を投げ「ハンカチ王子」の愛称で人気を集めました。
早実卒業後、早大に進み東京六大学史上6人目となる通算30勝(15敗)、300奪三振を達成するなど活躍しました。早大を経て2011年日本ハム入団。プロでは右肩と右肘の故障もあり、プロ生活11年で88試合に登板し15勝26敗、防御率4.34の成績でした。
ドラフト1位で早大から日本ハム入団。1年目は球宴に出場するなど19試合に登板し6勝6敗の成績でした。翌2012年には開幕投手も務めましたが、ここ2年は1軍登板がなく、昨オフには右肘の靭帯を断裂していることが判明。今季途中に2軍で実戦復帰し11試合で3勝1敗、防御率5.63という数字でした。
30日18:01、観客数11409人の「阪神甲子園球場」にて「阪神ー広島」21回戦が行われ、阪神は「4-5」で負け、5位広島に同一カード3連敗を喫し、対戦成績も阪神10勝11敗と負け越してしまいました。
阪神は初回、<近本光司>、<中野拓夢>の連打から好機をつくり、4番<大山悠輔>の適時打で先制に成功。1死満塁から<サンズ>の中犠飛で2点目を奪っています。
阪神先発<西勇輝>投手(5勝9敗)が<鈴木誠>に2回31号ソロを左翼席に、4回32号バックスクリーンへ逆転2ランの2発を浴びるなどして7回途中97球7安打7奪三振の4失点(自責点4)で降板、2番手<及川雅貴>に引き継ぎました。
その後、2番手<及川雅貴>が代打<会沢>に右犠飛を許して勝ち越されましたが、その裏、<マルテ>の同点打で<西勇輝>の負けが消えました。阪神は同点で迎えた8回、3番手<岩崎優>投手(30)が<小園>に4号ソロを浴びて「4-5」と逆転されてしまいました。
朗報は、<佐藤輝明>に代わり「7番・右翼」でスタメン出場した<小野寺暖>(23・背番号97)が、1点を追う4回に球団の育成ドラフト指名選手で初アーチとなるプロ1号を放っています。ウエスタン・リーグで首位打者(打率)と出塁率など2冠を獲得した苦労人の一発は今後の活躍が期待できそうです。
29日18:02、観客数12747人の「阪神甲子園球場で、対広島20回戦が行われ、阪神は「2-8」の完敗でした。対戦成績はこのカード2連敗で10勝10敗の5分となっています。
阪神は先発<青柳晃洋>投手(27)が5回79球4安打(2本塁打)の3失点で5敗目(10勝)を喫しています。
打線は4回、2点差に迫り、なおも1死一、二塁では<糸井嘉男>が一直。<サンズ>が遊飛で追加点が取れません。1点を追いかける6回1死満塁では、<梅野隆太郎>が一邪飛。代打<原口文仁>が中飛に倒れています。
7回は2死満塁で<糸井嘉男>が空振り三振。何度もの絶好機で得点を奪えませんでした。
8回に<岩貞祐太>が炎上。突き放されました。
また5回無死三塁に<青柳晃洋>の代打で登場した<佐藤輝明>(22)は先発<九里>に左飛に打ち取られ、「54打席連続無安打」の不名誉な記録を残しています。
29日、阪神甲子園球場での対広島20回戦、今月23日に1軍再昇格後、6戦目で初めてベンチスタートとなった阪神<佐藤輝明>は5回無死三塁で代打として登場。カウント「1ー0」から<九里>の直球に詰まらされ、浅い左飛に打ち取られました。
8月21日中日戦の第4打席で放った中前打を最後に、18試合で安打を打つことなく、前日28日の広島戦でも3打数無安打。これで54打席連続無安打(打率は・244)となり、1948年の<下社邦男>(金星)、1993年の<トーベ>(オリックス)の53打席ノーヒットを超え、2リーグ制以降の両リーグ野手ワースト記録を更新しています。
1964年の<嵯峨健四郎>(東映)の77打席ノーヒットが投手も含めたワースト記録となっています。
先発<青柳晃洋>の代打で登場した<佐藤輝明>は、6回に2番手投手の<及川雅貴>と交代し、1打席でベンチに退いています。
28日18:01、観客数1万2628人の阪神甲子園球場での対広島19回戦、阪神は2安打のみで「0-2」と完封負けを喫し、対戦成績は10勝9敗となっています。
阪神打線が先発<床田>を打ち崩せず、痛恨の黒星で、首位ヤクルトはDeNAに「4-0」で勝ち、ゲーム差は1と広がりました。
先制のチャンスは2回、<大山悠輔>が四球、<糸原健斗>の右安で、無死一、二塁の好機にこの日34歳の誕生日の<サンズ>は左飛、<佐藤輝明>は51打数無安打となる三振、続く<梅野隆太郎>も三振でした。
6回に<近本光司>の右安、<中野拓夢>の犠打と<マルテ>の死球で1死一、三塁の好機を作りながら、<大山悠輔>が平凡な投ゴロ。<糸原健斗>は力のない弾道の低い投直に倒れています。
7番で出場した<佐藤輝明>は3打数無安打2三振。ついに野手のワースト記録となる1993年<トーベ>(オリックス)の53打席連続無安打に並び、28年ぶりにNPB野手ワースト記録に名を刻んでしまいました。
先発<秋山拓巳>は7回98球6安打9奪三振2失点(自責点2)で降板しています。4回1死から<鈴木誠>に先制の30号ソロを被弾。5回は無死二塁で、<マルテ>が<床田>の犠打を一塁へ悪送球。無死一、三塁と好機が拡大し、<上本>に犠飛を打たれ2失点目でした。打線の援護がなく6敗目(10勝)となっています。
背番号「21」の<岩田稔>投手(37)が戦力外通告を受けている報道が出ていますが、今度は<中田賢一>投手(39)が、<桑原謙太郎>投手に続き今季限りで引退を表明、近日中に引退会見が行われる予定です。
<中田賢一>は、2019年オフに無償トレードでソフトバンクから阪神に移籍。先発の一角として期待されましたが、3試合に先発し0勝2敗に終わっていました。オフには減額制限を超える50%減の年俸1750万円でサイン。「なんとか、こうやって残していただいた。先発、中継ぎ、自分の中ではこだわらず、行けと言われたところで、喜んで行きます」と不退転の決意で今季挑んでいました。
高知・安芸での2軍キャンプ、投内連携プレーの練習中に左ふくらはぎを痛め、出遅れましたが、その後はイニング数を伸ばし、4月18日の2軍広島戦(鳴尾浜)で今季初先発。その後は1軍の先発のバックアップ要員として、先発で投げ続けましたが1軍登録には至りませんでした。
2軍がウエスタン・リーグ優勝を決めた9月24日オリックス戦(甲子園)で先発し3回2/3、54球、4安打、3失点で降板。これが公式戦での最後の投球となりました。
北九州市大から2004年ドラフト2巡目で中日に入団。2013年オフにFAでソフトバンクに移籍。2018年には史上136人目の通算100勝を挙げています。先発、中継ぎで通算297試合に登板。100勝79敗1セーブ、16ホールド、防御率3・75。剛球で真っ向勝負してきた右腕が背番号「20」のユニホームを脱ぎます。
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