ヒーローインタビュー<岩崎優>・<森下翔太>
20日14:00、観客数4万2598人の阪神甲子園球場にて「阪神ー広島」8回戦が行われ、阪神は「1X-0]の九回サヨナラ勝ちで、広島を下し、対戦成績を5勝3敗としています。
九回2死から<大山悠輔>が中堅への二塁打、<佐藤輝明>が申告敬遠で一、二塁となった後、<森下翔太>(22)が広島先発<森下>の初球をたたき、三遊間を抜ける左前適時打を放ち、プロ初のサヨナラ安打を記録しています。阪神のサヨナラ勝ちは今季4度目です。
先発の<大竹耕太郎>は毎回走者を背負う内容でしたたが、要所を締めて得点を許しませんでした。七回まで99球6安打4奪三振1四球の無失点の好投で、通算防御率を「0・48」としています。
しかし、<大竹耕太郎>の高騰に対して打線が広島<森下>に封じられて援護なく、八回からは2番手<岩貞 祐太>に継投。ここまで「5戦5勝」でしたが、球団タイ記録の6戦6勝にはなりませんでした。<森下翔太>のサヨナラ勝ちで、九回3番手の<岩崎優>が勝利投手となり2勝目としています。
19日18:01、観客数4万0050人の阪神甲子園球場にて「阪神ー広島」7回戦が行われ、阪神は「7-10」で負け連勝が7でストップしました。
初回に阪神先発<青柳晃洋>が5点を失う劣勢となりましたが、三回2死<ノイジー>が左翼スタンドに今季3号ソロ本塁打を打ち込んでいます。四回先頭の<佐藤輝明>が、バックスクリーン右横に運ぶ8号ソロ本塁打で「2-5」となり、追い上げムードが高まりました。この本塁打、2リーグ制分立後、阪神球団通算8000号となるメモリアルアーチとなっています。
勢いづく阪神は「2-7」の五回。無死からの4連打で2点を返し、なお無死一、二塁の場面、ここで<大山悠輔>が、2番手<ケムナ>から左中間に運ぶ同点の4号3ランを打ち込み。一振りで「7-7」とし試合を振り出しに戻しました。
ただ、投手陣が不甲斐なく。先発<青柳晃洋>は5回82球8安打3奪三振1死球で3年ぶりとなる7失点の内容で、通算防御率を「6.08」としています。初回に5安打と2四球で打者一巡の猛攻を食らい、一挙5失点。五回には死球と二塁打のあと8番<韮沢>を申告敬遠で満塁とし9番投手の<玉村>に2点適時打を浴びています。同点の六回には2番手<及川雅貴>が無死一、二塁から<松山>に勝ち越しの左前適時打を献上、負け投手(1勝1敗)となっています。
この日から先発を外れ中継ぎとしてベンチ入りした<西純矢>も八回に1点を失うと、九回にも<ビーズリー>が<堂林>に一発を浴びて、今季初となる2ケタ10失点でダメを押されてしまいました。
19日、阪神甲子園球場にての対広島7回戦で 阪神の「背番号8」の<佐藤輝明>が、4回先頭で、広島<玉村>の初球をバックスクリーン右に8号本塁打を放ち、2リーグ制以降での球団通算8000号に到達しています。
節目まで、あと2本でこの試合を迎えた阪神は、3回に<ノイジー>が本塁打を放ち、王手をかけていましたが、セ・リーグでは一番遅い到達となっています。
2リーグ制以降節目の本塁打は、1号=<藤村富美男> 1000号=<ソロムコ> 2000号=<遠井吾郎> 3000号=<佐野仙好>
4000号=<真弓明信> 5000号=<ディアー> 6000号=<金本知憲> 7000号=<新井良太>は、2012年7月17日の対巨人戦でした。
18日18:00、観客数2万4702人のバンテリンドームにて「中日ー阪神」9回戦が行われ、阪神が「4-1」で勝ち、今季初の7連勝を飾り、貯金を同最多の「10」としています。
4試合連続で先取点を奪いました。先制点をたたき出したのは<ミエセス>でした。初回2死満塁。フルカウントから<柳>のカットボールを捉え、打球は三塁線翼線を破る走者一掃の適時二塁打を放っています。
<ミエセス>は、4点リードの三回2死一、三塁。<福永>のライナー性の飛球にダイビングキャッチ。抜けていれば2点差に迫られていただけに、好守備を見せています。
先発<伊藤将司>は横浜高校の2年先輩<柳>との投げ合いを初めて制しています。前回4日に<柳>と投げ合った時は勝敗が付きませんでしたが、今回は6回108球5安打3奪三振1失点(自責点1)の投球内容で、通算防御率を「1.25」とし、完封勝利を挙げた4月27日・巨人5回戦以来となる今季2勝目を挙げています。
7回<岩貞祐太>(H)→8回<浜地真澄>(H)→9回<岩崎優>(S)とリリフ陣も万全で、<岩崎優>に5個目のセーブが付いています。
18日、プロ野球の阪神タイガースは、2025年に尼崎市に移転する2軍の新球場完成予定地で起工式を行いました。
阪神タイガースの2軍の球場や選手寮などの施設は現在西宮市の鳴尾浜にありますが、老朽化などを理由に2025年に尼崎市の小田南公園に移転することが決まっています。
新球場の座席数は鳴尾浜の7倍以上となる3600席で、球場のサイズや向きなどは1軍の阪神甲子園球場に合わせてつくられます。 また、選手寮の屋上やバックスクリーンの背面には太陽光パネルが設置され、バイオマス製品や雨水を活用するなど、環境にやさしい「ゼロカーボンベースボールパーク」として生まれ変わります。
タイガースの2軍施設は2025年2月に月に移転が完了する予定です。
17日18:00、観客数2万4887人のバンテリンドームにて「中日ー阪神」8回戦が行われ、阪神が「3-1」で勝ち6連勝としています。
が6試合連続安打&4試合連続マルチ安打と絶好調だ。四回は2死走者なしで3番<ノイジー>が、先発<涌井>が投じた初球のカーブを左前にはじき返し、この安打が起点となり、<大山悠輔>、<佐藤輝明>と連続四球で満塁となり、6番<島田海吏>も四球で押し出しで<ノイジー>がホームを踏みチームは先制点を挙げています。
さらに五回<近本光司>、<中野拓夢>の転属安打で2死一、二塁で迎えた打席も中前へ運ぶ適時打として「2-0」としています。六回には、先頭打者<佐藤輝明>が右安打で出塁、今季4個目の盗塁を決め、<島田海吏>の二ゴロで三塁に進塁後、<木浪聖也>の中犠飛で「3-0」としています。
先発<西勇輝>は立ち上がりから粘りの投球で、五回までは無失点投球で。六回には2死から<細川>に2号ソロを献上しましたが、その後も安定した投球を展開。7回100球5安打4奪三振1四球1失点(自責点1)で、4月18日・広島戦以来約1カ月ぶりとなる白星で、今季2勝目(3敗)を挙げています。8回<カイル・ケラー>(H)→9回<岩崎優>(S)のリリーフで<岩崎優>に4個目のセーブが付いています。
16日18:00、観客数1万0239人の豊橋市民球場にて「中日ー阪神」7回戦が行われ、阪神が「9-4」で勝ち、今季初の5連勝。今季最多の貯金8としています。
初回、2番<中野拓夢>、3番<ノイジー>の連打、4番<大山悠輔>が四球を選び2死満塁。<佐藤輝明>が遊直で倒れた後6番<ミエセス>の右前適時打で先制しました。
五回には、再び<中野拓夢>、<ノイジー>の連打で無死一、二塁。続く<大山悠輔>が左前適時打で1点を追加して「2-0」。なおも無死一、二塁で<佐藤輝明>はあわや本塁打かと思わせる左中間への適時二塁打。<坂本誠志郎>、<木浪聖也>も適時打を放ち、この回一挙4得点を挙げました。
続く六回には<ノイジー>の2試合連続猛打賞となる中前打、四球でチャンスを広げ、<ミエセス>の三ゴロの間にさらに1点を追加。九回にも<近本光司>の適時打などで3点を加えています。
先発の<村上頌樹>は安打を浴びながらも四回まで無失点の粘りの投球。しかし味方が4点を援護した直後の五回に打ち込まれ、<細川>に左前適時打を浴び失点。なおも2死二、三塁で4番<石川>に右中間スタンドへの3ランを被弾。先発としては今季最短の5回96球7安打7奪三振1四球4失点【自責点4)で降板でした。
リリーフ陣は2番手<及川雅貴>→<加治屋蓮 >→<浜地真澄>→<岩貞祐太>と無失点点に抑え、<村上頌樹>は3勝目(1敗)を挙げています。
14日14:01、観客数4万2579人の阪神甲子園球場にて「阪神 ー DeNA 」8回戦が、「母の日」ということで、ピンク色のバットやプロテクターを用い、主審のシャツをはじめ審判員もピンク色の帽子での試合が行われ、阪神「15-7」の快勝でした。
阪神は2ゲーム差で迎えたDeNAとの首位攻防3連戦に全勝して対戦成績を6勝2敗とし、20勝13敗(勝率・606)で4月19日以来となる単独首位に立ちました。
阪神打線は4月16日の前回対戦(横浜)で、6回2安打1得点に封じられたDeNA先発<平良>を攻略。初回に1番<近本光司>の左前打などで二死一、二塁とし、5番<佐藤輝明>が6号3ランを右翼席へ運び先制しました。そのあと<西純矢>が撃ち込まれ逆転されたものの、1点を追う4回は<近本光司>が同点となる中前適時打を放ち<平良>を降板、2番手<三嶋>を攻め二死満塁とし、4番<大山悠輔>が押し出し四球を選び再び勝ち越しました。
なおも二死満塁で、続く<佐藤輝明>は<三嶋>の初球を強振、右中間席に飛び込む7号満塁本塁打を放っています。この日は特注のピンク色のバットで自己最多となる1試合7打点を記録しています。
阪神打線は7回にも打者一巡のビッグイニングを作り5点を追加。8回までに先発9人全員安打の今季最多の21安打をマークし、今季4月27日の巨人5回戦と最多タイの15得点を奪っています。
先発の<西純矢>は、5回までに80球11安打3奪三振1四球4失点(自責点3)を許しながらも大量援護に恵まれ2勝目(2敗)を挙げています。
6回以降は救援陣<及川雅貴>(1失点)→<加治屋蓮 >→<岩貞祐太>→<浜地真澄>(2失点)→<ビースリー>がDeNA打線の反撃を3点に抑え、3時間47分の試合を終えています。
13日14:01、観客数4万2530人の阪神甲子園球場にて「阪神DeNA」7回戦が雨の中行われ、阪神が「7-2」の逆転勝ちで勝ちで3連勝し、<岡田彰布>監督(65)が、史上25人目の監督通算600勝(阪神で412勝・オリックスで188勝)を挙げています。19勝13敗で貯金6とし、勝率・594でDeNAと並んで首位に浮上しています。
開幕から4連勝中の先発<大竹耕太郎>は6回96球4安打4奪三振1失点(自責点1)と好投でした。現役ドラフトで新加入の左腕は、開幕から5戦5勝。通算15勝目ながら、10球団から白星を挙げており、残るは巨人と、古巣ソフトバンクのみとなっています。
三回1死で<ガゼルマン>に二塁打を許し、その後2死二塁から<ソト>を飛球に打ち取りましたが、右翼<ミエセス>の前にポトリと落ちる不運な先制打を許しています。その後、二、三塁とピンチが拡大しながらも、最後は<牧>を左飛に仕留め、最少失点で終えています。
阪神打線は1点を先制されました直後の三回裏、2四死球の1死一、三塁で<近本光司>が右前に同点タイムリーを放ち、3番<シェルドン・ノイジー>の勝ち越し犠飛、5番<佐藤輝明>の中前適時打など2安打で4点を奪い逆転に成功しています。
四回以降<大竹耕太郎>はテンポ良くアウトを重ねていきました。球団投手の開幕5戦5勝は1937年<御園生崇男>、2004年<福原忍>に続いて3人目の快挙となっています。
12日18:01、観客数3万9010人の阪神甲子園球場にて「阪神DeNA」6回戦が行われ、阪神が「6-3」で勝っています。
阪神先発の<青柳晃洋>投手が八回途中3失点で開幕戦以来となる2勝目(3敗)を挙げています。
初回こそ3戦連続で先制点を献上しましたが、最少失点で切り抜けると立ち治りました。二回は2死一、二塁から自らのバットで逆転の左翼線2点二塁打を放ち、試合をひっくり返しています。この回、味方がさらに<近本光司>・<中野拓夢>の安打で2点を追加しています。
三回には<佐藤輝明>が、<今永>から3年目で初本塁打となるチームトップの五号ソロ本塁打をバックスクリーンへライナーで運んでいます。
以降は打線の援護をバックに直球主体で得点を与えず。八回に連続安打で無死一。二塁のピンチを招いたところで2番手<加治屋蓮>に引き継ぎ、120球7安打6奪三振2四球の3失点(自責点3)となりましたが、打線の援護もあり開幕戦のDeNA戦以来、約1カ月半ぶりとなる2勝目としています。白星から見放されて自身3連敗中でしたが、大事な首位攻防3連戦の初戦を白星としています。
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