「1ドル=146円94銭~146円96銭」
8月
29日
28日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続伸し、前日比45銭円高・ドル安の「1ドル=146円90銭〜147円00銭」で取引を終えて売ます。円の高値は「1ドル=146円66銭」、安値は「1ドル=147円23銭」でした。
米利下げ期待と日銀の年内の利上げ観測が円を支えました。<トランプ米政権>が米連邦準備理事会(FRB)への圧力を強め、中央銀行の独立性が脅かされるとの警戒感も引き続き対主要通貨でのドルの重荷になっています。
労働市場の下振れリスクなどから(FRB)が9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを再開するとの見方が強まっています。一方、28日の日銀の<中川順子審議委員>の発言を受けて年内の利上げの可能性が意識され、米市場で円買いを誘ったとの見方がありました。
市場では金融政策運営や(FRB)人事が政権の意向に左右されやすくなる可能性が意識されています。将来的にインフレの抑制が困難になり、米ドルや米国債の信認が低下することへの警戒感からドル売りの要因となっています。
円買いの勢いは鈍く、伸び悩んで終えています。インフレの基調を探る上で、29日発表の7月の米個人消費支出(PCE)物価指数を見極めたい参加者が多く、28日の米株式相場が上昇したことも低リスク通貨とされる円の重荷となりました。