米国、7月の新築住宅販売件数「8・2%減」@米商務省
8月
26日
25日、米商務省が発表しました7月の新築住宅販売件数(季節調整済み、年率換算)は65万2000戸と前年同月から「8.2%減」でした。7カ月連続で前年同月を下回る販売が続いています。住宅ローン金利の高止まりや米経済の先行き不透明感が引き続き需要を押し下げています。
販売件数は市場予想(63万2000戸)を上回りました。前月比では(0.6%減)となっています。
高金利や経済の不確実性、労働市場の鈍化を受けて購入希望者の様子見姿勢が続いているようで、中古住宅の供給不足解消も、新築の販売低迷につながっているようです。
金利の高止まりが依然として住宅購入の足かせとなっています。米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が公表する直近の30年物固定住宅ローン金利は週平均で(6.58%)と足元ではやや低下基調にあるものの、依然として高水準で推移しています。
販売価格(中央値)は40万3800ドル(約6000万円)と前年同月比で(5.9%)、前月比で(0.8%)下がりました。2024年11月以来、8カ月ぶりの低水準です。