著者<坂口涼太郎>は、映画〈
『ちはやふる 上の句』・『ちはやふる 下の句』・
続編『ちはやふる―結びー』〉シリーズ、NHK連続 テレビ小説
『おちょやん』・
『らんまん』、カンテレ
『罠の戦争』、映画
『アンダーニンジャ』、海外ドラマ「サニー」(Apple TV+)など数々の話題作に出演し、高い演技力とオカッパ頭の独特の存在感で注目を集めている俳優です。
ラジオ番組のゲスト番組で、小学3年の時に観劇したミュージカル『キャッツ』の楽曲「メモリー」に十分意味がわからないながらも雷に打たれたように涙を流し感動して「絶対にあの舞台に立ちたい」と心に決め、中学生となり、ミュージカルに出演するには「まずは踊りを」と
<森山未來>の両親が経営するダンススタジオ「スタジオモダンミリィ」に通い始め、神戸生まれで中学時代までを神戸で過ごしていたことを知りました。
本書はウェブマガジン「ミモレ」にて同名タイトルで2024年4月から2025年5月まで連載されたものに加筆修正され、2025年8月6日に、単行本として刊行されましたエッセイ集です。
著者は、これはあらゆることをあきらめてきた私の「あきらめの記録」です。あきらめることをあきらめない、煩悩まみれで怠惰で無謀で、ちゃぶ台の前でだるまのように転げ回りながら生活する私の「生活記」です、と要約しています。