『入国審査』@<アレハンドロ・ロハス &フアン・セバスティアン・バスケス>監督
7月
27日
移住のためアメリカへやって来たカップルを待ち受ける入国審査での尋問の行方を緊迫感たっぷりに描いた、2023年スペイン製作の心理サスペンス『入国審査』が、2025年8月1日より公開されます。
本作が監督デビューとなります<アレハンドロ・ロハス&フアン・セバスティアン・バスケス>が監督・脚本を手がけ、故郷ベネズエラからスペインに移住した際の実体験に着想を得て制作しています。わずか17日間で撮影した低予算の作品ながら、サウス・バイ・サウスウエスト映画祭2023に正式出品されるなど、世界各地の映画祭で注目を集めました。
スペインのバルセロナからニューヨークに降り立った「ディエゴ」と「エレナ」でした。「エレナ」がグリーンカードの抽選で移民ビザに当選し、事実婚のパートナーである「ディエゴ」とともに、新天地での幸せな生活を夢見てやって来たのです。しかし入国審査でパスポートを確認した職員は2人を別室へ連れて行き、密室で拒否権なしの尋問が始まります。予想外の質問を次々と浴びせられて戸惑う彼らでしたが、「エレナ」はある質問をきっかけに「ディエゴ」に疑念を抱きはじめます。
『記憶探偵と鍵のかかった少女』の<アルベルト・アンマン>が「ディエゴ」、『悲しみに、こんにちは』の<ブルーナ・クッシ>が「エレナ」を演じています。