ファルコン植物記(2210)〈花麦〉
4月
3日
生け花の素材として、イネ科オオムギ属の【オオムギ【大麦)】が使用されていました。
〈花麦〉は、食用とは別にもっぱら観賞用に栽培されている大麦を指す呼称で、近年、切り花をフラワーアレンジメントや生け花などに好んで使う人が増えているようです。
大麦が〈花麦〉として使われる理由は、見た目の特徴にあります。大麦の穂から出ているヒゲのような突起の部分「禾(芒:のぎ)」が小麦のそれよりもピーンと長く、すっきり整然と上向きに伸びているため、生けたときの華やかさ・見栄えのよさがあります。
〈花麦〉は特定の品種名ではありません。「六条大麦」や「二条大麦」などの中から穂や葉が特にきれいな系統を選抜して育成したものや、穂が出たばかりの若い大麦などが、〈花麦〉の名称で出荷されています。