日経平均株価(1月20日)終値3万8902円50銭
1月
20日
20日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前週末比497円01銭(1.29%)高の3万8948円47銭でした。
前週末の米株高の流れを引き継いで、ハイテク株を中心に幅広い銘柄に買いが入りました。20日の中国・上海や香港株式相場が上昇して始まると、海外短期筋の株価指数先物への買いの勢いが強まり、日経平均株価一時「3万9032円93銭」の高値を付けています。
前週末17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比334ドル(0.77%)高でした。米経済の底堅さを示す経済指標が株買いを後押ししています。米長期金利の上昇一服感も支えとなり、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は(2.8%)高ででした。東京市場ではアドテストやトヨタなど主力株が買われ、日経平均を押し上げています。
中国株の上昇も日本株買いにつながりました。中国国営の新華社によると、中国の<習近平(シー・ジンピン)国家主席>は17日、<トランプ次期米大統領>と電話協議しました。市場では、中国発の動画共有アプリ『TikTok(ティックトック)』19日に米国内のサービスを再開したことなども受けて、米中の対立に対する過度な警戒がいったん和らいでいるとみられています。
終値は、前週末比451円04銭(1.17%)高の3万9032円93銭で終えています。