「1ドル=136円」
12月
6日
円は一時「1ドル=134円14銭」近辺まで上昇しています。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化が米景気を下押しするとの見方から、2日の米債券市場では米長期金利の指標となる10年物国債利回りが一時(3.47%)まで低下し、(9月20日)以来の低水準をつけています。日米金利差の縮小観測が円買い・ドル売りを誘いました。
しかし、米金利の低下が一服すると円買い・ドル売りの動きは一巡。ドルが円やユーロに対して売られていた反動で、ドルのショートカバー(買い戻し)が入り、円相場は徐々に水準を切り下げています。9~17時の円の安値は「135円25銭」近辺で、値幅は1円11銭程度でしたた。
円は対ユーロで4営業日ぶりに反落した。17時時点は1ユーロ=142円37~39銭と、同60銭の円安・ユーロ高だった。