17日付のスペイン紙パイスなどによりますと、スペイン北東部バルセロナの世界遺産 「サグラダ・ファミリア教会」 の建設責任者<エステーバ・カンプス(Esteve Camps)>建設委員長は16日、新型コロナウイルスの流行による観光客の減少で、これまで予定してきた2026年の完成がほぼ不可能となったとの見方を示しています。
建築家<アントニ・ガウディ>(1852年6月25日~1926年6月10日)の作品である同教会は1882年に建設を開始しています。着工から140年近くたった今も建設が続き、2026年は<ガウディ>没後100年に当たる節目でした。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大でスペイン全土に非常事態が宣言されたことから、工事はことし3月から中断されています。
また、教会の建設費は入場料や寄付で賄われています。昨年7月は1日平均の入場者が約1万5600人でしたたが、今年は約2千人。来年の建設予算は1700万ユーロ(約21億円)にとどまる見通しです。
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