『ゴッホ展』@兵庫県立美術館
1月
7日
強烈な色彩で人々を魅了し続ける画家<フィンセント・ファン・ゴッホ>(1853年3月30日~1890年7月29日)は、37年という短い人生のうち、画家として活動したのはわずか10年間。その短い画業にもかかわらず、唯一無二の表現を獲得しえた背景には、静謐(せいひつ)の「ハーグ派」と躍動の「印象派」との出会いがありました。同展では、ハーグ派と印象派、その2つの出会いによって導かれたの<ゴッホ>の画家人生を辿ります。
7年ぶりの来日となる《糸杉》や、<ファン・ゴッホ>の「最も美しい作品のひとつ」と称される《薔薇》など約50点の作品をはじめ、<マウフェ>、<マリス>、<モネ>、<セザンヌ>、<ゴーギャン>などハーグ派・印象派の巨匠たちの作品が多数展示されます。
また、<ゴッホ>が弟の<テオ>をはじめ家族や友人たちに送った手紙に綴られた言葉も作品とともに掲示。鑑賞ポイントなどを案内するナビゲーターには、音声ガイド初挑戦となる女優<杉咲花>(22)さんが担当しています。
<ゴッホ>の故郷オランダの美術館からの作品借用が中心でしたこれまでの展覧会と違い、今回はイスラエル、スイス、アイルランドを含む10ヵ国27地域の所蔵先から借用されています。日本初公開となる作品も含むほか、日本では注目されてこなかったハーグ派との関係を知ることのできる貴重な機会になるといいます。兵庫会場でしか見られない作品も出品予定されています。
投稿日 2020-01-07 20:29
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2020-01-09 10:54
ワオ!と言っているユーザー