<瀬尾まいこ>『そして、バトンは渡された』@2019年本屋大賞
4月
10日
同作は、17年間で7回も親が代わるという環境で、たくさんの「親」たちにリレーされて育った主人公の高校生「森宮優子」の物語。幼少期に実の母を亡くした「優子」は、父親が3人、母親が2人おり、その家のルールに順応するのに混乱したり、4回も苗字が変わり苦悩に見えるが、血の繋がらない「親」たちの愛を一身に受けて「親」たちのことも愛し、幸せな少女の姿が描かれています。
<瀬尾>氏は1974年、大阪府生まれ。大谷女子大学国文科卒業後、2001年に『卵の緒』で「坊っちゃん文学賞大賞」を受賞し、翌年単行本『卵の緒』で作家デビュー。代表作に『幸福な食卓』(2005年吉川英治文学新人賞)、『戸村飯店 青春100連発』(2008年坪田譲治文学賞)などの受賞歴があります。
投稿日 2019-04-10 09:56
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2019-04-10 10:19
ワオ!と言っているユーザー