<大阪なおみ>(16)@全豪オープン女子シングルス優勝
1月
26日
メルボルンにて開催されています「テニス・全豪オープン」女子シングルス決勝で第4シードで世界ランク4位の<大坂なおみ>(21・日清食品)は、第8シードで同6位の<ペトラ・クビトバ>(チェコ)と対戦。7ー6、5ー7、6ー4で勝ち、昨夏の全米オープンに続いて四大大会を制覇しました。日本勢として初の世界ランキング1位も確実となりました。
勝者が世界ランク1位となる頂上決戦は、ファイナルセットにもつれ込む大熱戦となりました。第1セットは6ー6でタイブレークに突入。<大坂>は1ー0の展開で、<クビトバ>のサーブをリターンエース。流れを引き寄せ、このセットを奪いました。
第1セットを奪うと59連勝中の<大坂>。第2セットを5ー3とし、第9ゲームで40ー0と3度のチャンピオンシップを握りました。しかし、ここから<クビトバ>が驚異的な粘りを発揮し、ポイントを奪えず5ー4に。逆に第10、第12ゲームをブレークされ、このセットを5ー7で落としました。
第3セットに入り<大坂>の集中力は途切れませんでした。1ー1で迎えた第3ゲーム、ブレークに成功。雄たけびを上げ、自らを鼓舞すると、その後は付け入る隙を与えず。一気に勝利へと突き進みました。勝利の瞬間はその場でしゃがみ込み、喜びの涙でしょうか、目元を押さえていました。
今大会、<大坂>は1、2回戦をストレート勝ち。3、4回戦では逆転勝ちで自身初の全豪ベスト8進出を果たしました。準々決勝では第6シードで同7位の<エリーナ・スビトリナ>(ウクライナ)にストレート勝ち。準決勝は第7シードで同8位の<カロリナ・プリスコバ>(チェコ)を2ー1で下し、日本選手として初めて全豪の決勝に進出、優勝です。