ファルコン昆虫記(212)フウセントウワタの花に【ツマグロキンバエ】
12月
1日
今年も、多くの<ナナホシテントウ>の 「成虫」 や 「幼虫」 で楽しませてくれた同じ場所の「フウセントウワタ」です。
下向きの花の下で吸い蜜行為を行っていましたが、満腹したのでしょうか、花の表に出てきてくれました。
ハエ目(双翅目)クロバエ科ツマグロキンバエ亜科の昆虫で、体長は6ミリ前後と小さいです。
透明な前翅の先端が黒褐色をしていますので、「ツマグロ(褄黒)」の名が付いていますが、「キンバエ」(クロバエ亜科)の仲間ではありません。
小さな昆虫ですが、背中は濃緑色で、丸みを帯びています。
特徴的な長い口器と、複眼の模様が縞模様に入り、左右それぞれ6本の筋が特徴としてあげられます。