『自業自得と因果応報』
3月
18日
地震発生から今日で1週間。
日々、刻々と被災地の深刻な辛い状況が伝えられ
国の総力を上げた救援救助活動が続いています。
『自業自得と因果応報』
自分の行ってきたことによって
自分に起こることが決まるという考え方です。
『偶然はなく全て必然』という言い方に変えることもできます。
『運命(は変えられる)』なんていう言い方もあります。
私は仏教の信者ではありませんし
宗教も大嫌いです。トンデモの世界も信じていません。
でも『自業自得と因果応報』という考え方が
わりとしっくりと自分には合っていましたので
取り入れていました。
しかし、
自然災害で一瞬にして命を奪われた方々は
命を奪われるような何をしたというのでしょうか。
『自業自得と因果応報』では
その問いに全く答えることができません。
石原都知事が
節電要請に訪れた蓮舫節電啓発担当相との会談直後に
報道陣の「震災への日本国民の対応をどう評価するか」
との質問に対して
「日本人のアイデンティティーは我欲。
この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。
やっぱり天罰だと思う」と発言。
「天罰」発言は韓国メディアに取り上げられ非難され
配慮に欠ける発言だったとして翌日、撤回と謝罪をしました。
「天罰」≒『自業自得と因果応報』ということだと思います。
「津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。」
被災した方々に、その役割があったということでしょうか。。。