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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

https://jp.bloguru.com/zumix
  • ハッシュタグ「#油漬」の検索結果77件

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。
ゴースト「ツナ缶にしき」にご用の方は、←からどうぞ。

 おしらせ
 ・zu-mix3.0自家通販でツナ缶解説本を手売りしています。クレカ対応。
 ツナ缶レビューに大ボリュームの解説を交えた「ツナ缶の本 The Unlimited」が人気です。

161缶 さらば音代漁業 鰹 あらほぐしフレーク油漬の実食

スレッド
音代漁業 鰹 あらほぐしフレー...

音代漁業 鰹 あらほぐしフレーク油漬
(刺身用原料使用 一本釣りかつお使用)
かつお油漬けフレーク・準高級品



こんなツナ缶です


おねだん
終売品のため、購入不可
魚の種類
カツオ(ライトミート)
液汁の種類
油漬け(薄い目のサラダ油)
身のほぐし方
大きなほぐし肉

おすすめの食べ方
そのまま食べたい。わかめの酢の物に合わせるのもよさそう。



音代漁業のわすれもの


 音代漁業という会社を覚えている読者はいるだろうか。かつて二度ツナ缶ブログで取り上げたことがあり(No.04、No.19)、その際に品質で一歩先を行くツナ缶を輩出していた……と記していた。しかし、2017年に閉業、そして同社の幹部がオトスイという会社を立ち上げ現在に至っている。
 音代漁業だった頃も販路が非常に狭かったが、オトスイのツナ缶になったあとも、ヨドバシドットコムや清水駅の清水魚市場いちば館「ふかくら」に販路があった程度で、あまり広く販売されている様子はない。清水のツナ缶を蒐集してやまないドリプラからもスルーされているといえば、その影の薄さがわかるだろうか。
 
 そんな音代漁業には、ミドルレンジ「音代丸のツナ(現:オトスイのツナ)」と、ハイエンド「鮪・鰹(刺身用原料使用)」があった。
 前者はオトスイのツナとして現在もツナ缶市場に身を寄せ、後者はバローPBのVクオリティとして瓜二つのパッケージに引き継がれたが、2021年に見たころには真っ黒で音代漁業の面影は無くなっていた。

 本品は、純粋な音代漁業のハイエンドかつ、加工用でなく刺身用のカツオを用いることで、カツオ油漬の高級品を目指した、そして消費者の耳目にたどり着けなかった「わすれもの」である。
 表題の会社は解散した今、なんの根拠もないが、印字から駒越食品のような気がしてならない。2015.12製造。六年熟成するくらいには大事に思っていた。
 

缶を開けたところ



 「あらほぐし」と名乗るだけあって、身は大きい。カロリーから想像できるように油はやや少なく、油入り水煮ほどではないがさっぱりした食味。
 原材料の品質はよく、熟成によってさらにカツオらしさが際立っている。わかめの酢の物と合わせたくなった。
 
☆各種評価
・グレード ★★★★☆ 3.7
・価格   ★★☆☆☆ 1.9 #99円/缶(3缶298円)
・味覚評価 ★★★☆☆ 4.0 #普通にカツオが強い
・入手性  【EOL】 #終売
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
180kcal/缶 食塩相当量0.7g タンパク質14.5g
原材料 かつお、大豆油、野菜スープ、食塩、調味料(アミノ酸)
JAN:4580252445102 製造固有記号OTS1
販売者 音代漁業株式会社(静岡県静岡市清水区袖師町1974-39)
Tuna canning review No.161

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.180)シーチキンマイルド(とほぼ同じ)

→日本一売れてるカツオのツナ缶。カツオっていう先入観はまず捨ててほしい。

(No.113)JF福島 福島海の宝

→カツオ油漬で、だいぶキャラの近いツナ缶。こっちは福島水揚げのカツオを使うぞ。

(No.04)音代丸のツナあおラベル

→音代漁業のツナ缶をしずてつストアで捕捉していた。って……04番!?
#かつお #油漬 #音代漁業 #駒越食品

ワオ!と言っているユーザー

190缶 実食、いなば食品 国産ライトツナフレーク 輸入ツナ缶の1レベル上をいくツナ缶

スレッド
鮮度管理に優れた日本船で水揚げ... 鮮度管理に優れた日本船で水揚げされたきはだまぐろ原料を使い、すべて国内で加工した、ツナの旨味が感じられるまぐろ油漬です。

いなば ライトツナフレーク [国産品]
(国産ライトツナフレーク)
きはだまぐろ油漬けフレーク・普及品


こんなツナ缶です


おねだん
ちょっと高い(200円前後)
魚の種類
キハダマグロ(ライトミート)
液汁の種類
油漬け(オイル入り)
身のほぐし方
フレーク(身は大きめ)

おすすめの食べ方
普通にツナ缶使う料理に合わせてグレードアップさせたり、そのまま食べてツナの味を追求したり



解説:望まれた高品質ライトミート普及品


 2021年9月新発売のツナ缶。タイ産のツナ缶が多い同社としては珍しく、国産品のライトミート油漬缶。スーパーノンオイル国産品と比肩するようなスペックになっていて、原材料マグロをシングルフローズン(1回解凍=釣ってから一度も解凍されてないマグロを工場で解凍する)、のみ使う、塩味は塩こうじというライトミートの中では豪華なスペックに仕上がっている。
 印字機の書体から推察するに、駒越食品OEMのような気がする。ヨドバシロハコで購入できる。2021.8製造。

☆缶を開けたところ




 良い香りとあらほぐしの身が目に入ってくる。ライトミート高級品に匹敵する身のサイズで、食べると解像度の高い下味が出てくる。
 廉価品のような生臭さもない。ツナがあうような料理に使うと、一通りレベルアップした食事を楽しめるだろう。もちろん本レビューのようにそのまま食べても納得がいく。
 
 生産量と安定した味のために均質化するシーチキン国産群に対し、食べて満足・リピート買いしたくなるような品質でいなばが勝負をしかけたように感じる。

☆各種評価


・グレード ★★★☆☆ 3.5
・価格   ★★★☆☆ 3.5 #203円/個
・味覚評価 ★★★★☆ 3.9 #強い自己主張
・入手性  ★★☆☆☆ 1.9 #ヨドバシロハコ
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
224kcal/缶 食塩相当量0.6g たんぱく質11.6g
原材料 きはだまぐろ(輸入又は国産)、大豆油、野菜スープ、食塩、塩こうじ/調味料(アミノ酸等)、(一部に大豆を含む)
(きはだまぐろの産地は、製造年の前年度の実績値)
JAN:4901133554896 製造固有番号+INB2
製造者 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1) 製品ページ
Tuna canning Review No.190

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.158)いなばライトツナスーパーノンオイル(国産)

→いなばの看板商品。タイ産のスーパーノンオイルより順当においしくなった水煮缶。しょっぱくない。

(No.08-6)シーチキンLフレーク

→値段と中身で競合。シーチキンLフレークは原材料マグロに加工ロイン(海外で精肉にしたやつ)も使っている。細かい違いだが、注目して食べるのも面白い。
#いなば食品 #きはだまぐろ #ヨドバシドットコムで買えるツナ缶 #油漬

ワオ!と言っているユーザー

181缶 伊藤食品 AIKO-CHAN 美味しいツナ油漬け amazonで買える中では無難なツナ缶12入2千円前後なら妥当な価格

スレッド
フレーク状にほぐしたまぐろを、... フレーク状にほぐしたまぐろを、5種の国産野菜とローストオニオン(あめ色たまねぎ)でコク深く仕上げた特製野菜スープと大豆油に漬け込みました。化学調味料不使用。

伊藤食品 AIKO-CHAN 美味しいツナ油漬け
まぐろ油漬フレーク・普及品

あいこちゃんブランドの定番


 伊藤食品のかかげる「あいこちゃん」の美味しいツナシリーズで、スタンダードな油漬タイプのツナ缶。ハイエンド品に鮪ライトツナ(No.55)がいて、こちらは伊藤食品の設計そのままに日常での使い勝手のよさを普及品で実現、すみ分けられている。

 リニューアル前のツナ油漬け(No.103)からデザインが大きく変わり、JANコードも新しいものが割り振られた。野菜汁に使う野菜が細かく表記されるようになり、消費者にやさしくなった印象。引き続き他社では見ない平たいEOフタを用いる。
 しずてつストア他お高いスーパーでよく見かける。また、まともな値段(12缶2千円くらい)でamazonで買える。amazonでまともな値段の国産品ツナ缶が買える事例はごく限られているため、なにげに貴重。2020.8製。

☆缶を開けたところ


  
 シーチキンLフレークより若干大きい身の細かさ。液汁ひたひた。野菜スープ由来の下味が強く、身はやわらかい。
 フレークのわりによく自己主張しているため、そのまま食べても満足感がある。
 冷たい料理には勿論、チャーハンや焼きそばのにぎやかし要員に適している。いろいろな意味で無難なツナ缶だ。
 
 

☆各種評価


・グレード ★★★☆☆ 3.2 
・価格   ★★★☆☆ 3.0 #165円/缶(12缶入り1980円 amazon)
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.4 #身大きい派によし
・入手性  ★☆☆☆☆ 1.5 #一部スーパーのほか、amazonで買える
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
211kcal/缶 食塩相当量0.7g タンパク質10.6g
原材料 まぐろ、大豆油、食塩、野菜ペースト(玉葱、人参、セロリ)、ローストオニオン、野菜エキス(玉葱、人参、キャベツ、食塩)、かぼちゃエキス
JAN:4953009113669(単品) 製造固有記号/YF
製造者 伊藤食品株式会社(静岡県静岡市清水区幸町2-67) 製品ページ
Tuna canning review No.181

☆「ツナ缶スーパーリンク!」



(No.177)ピリっと辛い美味しいツナ

→カツオに輪切り唐辛子を入れた、よりお酒にあうツナ缶。

(No.49)美味しいツナ水煮・食塩不使用(旧製品)

→兄弟品で水煮塩抜きタイプ。こっちも新製品にアップデートされた。そのうち書くはず。

(No.103)同名のリニューアル前(旧製品)

→文字しか書いてない旧製品からずいぶんスタイリッシュになったと思わない?

(No.101)あいこちゃんの給食 1705g

→24人で食べたらおいしい。12人だとちょっと多いかな。1人は無理。もう無理。
#伊藤食品 #定番のツナ缶 #油漬

ワオ!と言っているユーザー

180缶 はごろもフーズ CO-OP(CO-OPはごろも)シーチキンマイルド[にがり塩使用]の実食

スレッド
かつおフレークトップブランドの... かつおフレークトップブランドの「シーチキン・マイルド」を生協仕様でCO・OP化しました。 はごろもフーズ CO-OP(C...

はごろもフーズ CO-OP(CO-OPはごろも)


シーチキンマイルド[にがり塩使用]
かつお油漬けフレーク・普及品

 ※CO-OPライトツナ、はごろもシーチキンマイルドとは異なる製品です。

生協基準のシーチキンマイルド


 全国の生協で販売される普及品レンジのツナ缶その2。COOPはごろもシーチキンLフレークやCOOPライトツナフレークとの大きな違いは、魚種にある。こいつはカツオ。
 COOPがつかない一般的なシーチキンマイルド(70g・国産)とは、食塩とGMO表記の細かさで差別化されている。
 
 生協PBのライトツナフレーク群、COOPはごろもシーチキンLフレークと同じく、たいがいの全国生協に置いてある。前述のとおり、塩とGMO表記を除いて通常のシーチキンマイルドと緒元は同じなので、
 ・生協のツナ缶から選ぶとして
 ・カツオが好き or よりコストパフォーマンスを高めて
 ・シーチキンを名乗るものが良い
 という場合に選択肢となるだろう。勿論、値段だけで選んでも差し支えない。
 
 富士冷缶詰のOEMと明記されているほか、生協の情報ページでカツオ原産国が「日本等」という記述がある点が特徴か。リサイクルマークのロゴが省かれている。2020.11製。

☆缶を開けたところ



(撮影のため、中身を箸でほぐした)
 身は細かい。下味はシーチキンLやシーチキン(ホワイトミート)群より強く、たまねぎのような酸味を伴う。
 通常のシーチキンマイルド(70g・国産品)とくらべても、味の違いはほとんどない。この細かさに対する自己主張の強さを活かして、液汁絞ってツナマヨの種や、高菜飯に混ぜるのもありかもしれない。シーチキンL群より、揚げちくわ天に詰める具、豚肉を省いたチャーハンに適している。

☆各種評価


・グレード ★★☆☆☆ 2.5
・価格   ★★★☆☆ 2.5 #143円/缶(3缶429円)
・味覚評価 ★★★☆☆ 2.8 #驚くほど普通で無難
・入手性  ★★★★☆ 4.0 #全国の生協実店舗、一部の生協系宅配サービスなど
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
210kcal/缶 食塩相当量0.5g たんぱく質13.2g
原材料 かつお[日本等]、大豆油(遺伝子組換え不分別)、食塩、たん白加水分解物
JAN:4902220312900(単品)/4902220312917(3連シュリンク・SP3) 製造固有番号/FZ +SO28
販売者 日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区渋谷3-29-8) 製品ページ
製造者 株式会社富士冷(静岡県焼津市惣右衛門1281-2) #富士冷缶詰工場
Tuna canning Review No.180

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.115)シーチキンマイルド(キャノーラ油)

→こっちはギフト品。身の大きさに注目。同じ富士冷OEMのシーチキンマイルドではあるが、量販品とギフト品でカツオの細かさを分けている気がする。

(No.13)シーチキンNewマイルド

→同じシーチキンマイルドの名前を持つが、中身は月とすっぽん。それでもシーチキンNewLフレークやシーチキンLフレーク(N)に対するLフレーク(国産品)の落差と比べたらマシなほう。シーチキンマイルド系列のほうが(国産と輸入で)味と中身の落差が小さいように思う。

(No.172)COOPライトツナフレークまぐろ油漬(国産)

→生協で選べるツナ缶のひとつ。こちらはキハダ油漬だが、COOPはごろもシーチキン系列と値段はほぼ変わらない。よく似た見た目のタイ産もあるので、買う時は気を付けよう。

(No.08-6)令和最新版 シーチキンLフレーク70g

→水先案内記事。シーチキン系の記事への網羅を兼ねる。COOPはごろもシーチキンLフレークは……そのうち書くんじゃない?
#かつお #はごろもフーズ #スーパーpb #油漬

ワオ!と言っているユーザー

119缶 トップバリュベストプライス ライトフレーク(かつお油漬)(2021) フタ開けやすくて良心的なカツオ缶

スレッド
開けやすいアルミはくのフタを採...
開けやすいアルミはくのフタを採用!かつお原料使用。


トップバリュベストプライス ライトフレークかつお油漬フレーク
かつお油漬けフレーク・廉価品

(2021.5.3追記):2021年初めにトップバリュツナ缶がリニューアルして、旧トップバリュのフタが開けやすいライトフレークが値段そのままでトップバリュベストプライスに改称。悪名高かった旧トップバリュベストプライス(No.16)は「サラダに使いやすい ライトフレーク」となっている。調味液から野菜汁とたまねぎ粉末がオミットされているものの、味の評価点に変化はない。

良心的な方のライトフレーク


 トップバリュベストプライスで展開されるフタが開けやすいツナ缶三兄弟のうち、末弟に属するカツオ油漬缶。2017年ツナ缶ブログで取り上げたフタが開けやすいライトフレーク(No.63)のリニューアル品で、「フタが開けやすい」の副題がなくなっている。実は三兄弟の中で液汁の品質が良いという疑惑があり、本品のみ大豆油が”遺伝子組み換えでない”と示されている(まぐろ油漬とまぐろ水煮は遺伝子組み換え不選別)。
 フタが開けやすい系列共通の「つまみを斜めに引っ張るとつまみがちぎれてフタが開けられなくなる」というアキレス腱は本品にもあるので、注意して開けること。万が一ちぎれてしまったら缶切りやナイフで開けられる。
 同じブランドで似た名前のトップバリュベストプライス サラダに使いやすいライトフレークとは味が雲泥の差なので、特にこだわりがない限りフタが開けやすい本品をおすすめしたい。見分け方は、フタが真っ赤で「まっすぐ引く」と書いてあるのが本品である。
 
 なお、海外製造品なのでトップバリュの製造所固有記号検索システムでは工場が追跡できない。2019.9製造。

缶を開けたところ


 
 
 値段の割に大ぶりな身。魚が臭くない。油も(値段の割には)くどくない。
 シンプルなツナ缶に仕上がっていて、これだけを食べるならシーチキンNewマイルドを上回っているというのが筆者の所見だ。
 
 原材料のコストの制約をなんとかして味に反映させようとした努力は伝わる。少なくとも、これを毎日食べ続けても情緒不安定になることはないし、サラダに使いやすいヤツ(非推奨)に20円足すとこの味になるという点は評価できる。おねだん以上の味なのは保証しよう。
 
 廉価ツナ缶は修羅の道。それでも安心して食べられるような銘柄を読者が見つける道しるべとしてツナ缶ブログが役立つことを期待したい。
 

各種評価・スペック


・グレード ★★☆☆☆ 2.1
・価格   ★★☆☆☆ 1.9 #80.2円/缶(4缶321円)
・味覚評価 ★★★☆☆ 2.8 #同ライトツナフレークより好評価してる
・入手性  ★★★☆☆ 3.5 #イオン、マックスバリュ、一部ミニストップなど
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 70g
186kcal/缶 タンパク質11.2g 食塩相当量0.8g
原材料 かつお、大豆油、食塩/調味料(アミノ酸)
(大豆油:遺伝子組み換えではありません)
JAN:4902121054336(単品)/4902121979363(4缶シュリンク) 製造固有記号A3I
輸入者 イオントップバリュ株式会社(千葉県千葉市美浜区中瀬1-4) 製品ページ
Tuna canning review No.119-2
(2018.10.17初版作成/2021.05.03ブランド改称にあわせ画像と解説差し替え)

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.25)マグロ油漬(旧パッケージ)

→及第点。多くの輸入ツナ缶と比べたら「まだ良い」方のまぐろ油漬。これと同価格で中身がひどいのは幾らでもある。今も中身はほぼ一緒のはず。

(No.63)カツオ油漬(旧パッケージ)

→良心的なほうのライトフレーク。これも、多くの輸入ツナ缶(カツオ)と比べたらまだ良い方。スペックは本記事のやつとほぼ同じ。

(No.16)サラダに使いやすいライトフレーク

→良心的じゃないほうのライトフレーク。単品で食べるには堪えない。見分け方は「フタが開けやすい」かどうか。

(No.107)いちまる 焼津の綱本カツオ

→本品の5倍高いするかつお油漬缶。同じかつお原材料なんて信じられます?
#かつお #スーパーPB #油漬

ワオ!と言っているユーザー

08缶6回目 はごろもフーズ シーチキンLフレーク(70g・国産品・2021)令和最新版の実食

スレッド
きはだまぐろを大豆油と独自の調... きはだまぐろを大豆油と独自の調味液で調味したフレークタイプのシーチキン70g缶です。

はごろもフーズ シーチキンLフレーク
70g・国内製造(2021)
きはだまぐろ油漬けフレーク・国産品

【令和最新版】見た目の新しいシーチキン【2021】



※本記事では、国内製造で70gのシーチキンLフレークについて取り上げている。COOPはごろも、インドネシア製のシーチキンNew・セブンプレミアム・SOLIMO・シーチキンLフレーク(N)、パウチタイプのシーチキンSmile Lフレークについては取り上げない。

 ツナ缶の代名詞にして、もっとも知名度が高いツナ缶、シーチキンLフレーク。問答無用で「ツナ缶」の基準になる製品である。
 本ブログで最初に書いたのは2013年11月で、以後ロットを変え媒体を変え何度か取り上げてきたが、2021年に入ってから大がかりなパッケージの刷新が図られたため再び紹介する。




 製品の中身自体は以前から2013年執筆当時と同じ。
 パッケージリニューアルの前に刻印の仕様が変わり、プラス付きの製造所固有記号と、YYYY.MM表記の賞味期限、ロット管理用の記号がついている。年月日の日を廃し、製造日にかかわらず賞味期限を製造月から36ヵ月後の末日に統一している。つまり賞味期限は「3年~3年1ヵ月」の間で変動することになり、最大で1ヵ月伸びて37ヵ月になった。
 これによってサプライチェーンの効率化に寄与し、食品ロスや在庫リスクを軽減する。製造の日付は AX って書いてある部分に社内の符号コードを使うとわかるのだろう。たぶん。2021.1製。


☆缶を開けたところ


 身の細かさや食感、下味は一般的な普及品と変わらず。というか、7年前にシーチキン取り上げた時とほとんど変化がない。
 きわめて知名度の高いツナ缶であり、もちろん使う料理も選ばない。そのままでも、炒め物でも、サラダでも。どう食べてもおいしく頂ける。
 どの料理にも合う代わりに他のツナ缶のように強い個性がなく、好事家からすると物足りないところはある。このシーチキンLフレークで「物足りないな……」と感じ、他のツナ缶に手を出したその時が、沼のフチにふれる最初の一歩となるだろう。

 令和最新版となっても味が変わらないツナ缶。初めて取り上げてから7年半経ったが、未だ3缶298円(税込321円)が特売の標準価格(事実上の実勢価格)なのは変わらず、一缶あたりの実売価格がインフレしている気配を感じない。卵の特売のようなポジションなのだろうか。ときどきスーパーで税込321円を下回るときがあるが、その際は3缶シュリンクのバーコード末尾が「12416」であることを確かめたうえで購入しよう。これと同じツナ缶なのが保証されるので。
 ロット違い(工場や製造日の差異)でも若干味が変わるが、7年前よりかはロット違いでの味の差が小さくなっている。理由はいろいろあるが、一般人が理論上知り得る情報を逸脱しており、本ブログで説明するには重いテーマのため割愛する。"相対的に"製造からの日数違い(新しいシーチキンと熟成を進めたシーチキン)の味の差がわかりやすくなった。
  

☆各種評価


・グレード ★★★☆☆ 3.0
・価格   ★★★☆☆ 3.0 #168円/缶
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.0 #これぞ国産ツナ缶の標準
・入手性  ★★★★★ 5.0 #日本一手に入りやすいツナ缶
・原産国  国産

☆スペック


内容量 70g
206kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス/調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560012409(単品) / 4902560012416(3缶シュリンク・SP3) 製造固有記号/AX +G2
 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.08-6

参考資料



・[PDF]「賞味期限の年月表示化」農林水産省食料産業局 2016.12
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/attach/pdf/161227_3-15.pdf


■「ツナ缶スーパーリンク!!」


「シーチキンLフレーク」と名前の付くツナ缶


(No.120)オイル不使用シーチキンLフレーク

→素材そのままシーチキンLフレーク(水煮)とはまた別の解釈を持つ、油を使わないシーチキンLフレーク。液汁を寒天で固め、栄養を余さず摂れるようにした。他の水煮缶とはまったく異なる食感と風味のため、試食してから料理に使おう。

(No.45)シーチキンNewLフレーク・オリーブオイル

→オリーブオイルのクセが強い。シーチキンSmile・Lフレーク(オリーブオイル)に発展的解消して終売。中身はだいたい同じ。

(No.51)シーチキンLフレーク(OKTロット)

→異物混入騒動(2016)の責を一身に負い、二度と食べられないシーチキンLフレークになった。

(No.08-0)シーチキンLフレーク(2013)

→2013年、このブログで一番最初にシーチキンを取り上げた記事。昔は写真の撮り方も解説のテンションも違った。

シーチキンLフレークとかかわりの深いツナ缶


(No.115)シーチキンマイルド(キャノーラ油)

→シーチキンのあとに「マイルド」と書いてあるのは、間違いなくカツオ。カツオのシーチキンは国産品ながら価格競争性が高く消費者にも人気。使い分けするなら、Lフレークより硬くてしょっぱい、油っぽいので、混ぜ込んでもキャラが立ちやすい点を活用しよう。

(No.170)Lがつかないシーチキンフレーク

→シーチキンのあとに「L」がつかないと、大体ホワイトミート。ビンナガマグロを使ったシーチキンで、Lフレークよりちょっと高いけど身が白くて綺麗。ついでに食感がやわらかい。使い分けするなら、その綺麗な身の色を活かせる料理を考えてみよう。

(No.146)シーチキンファンシー(大きい缶)

→上記シーチキンフレークの身がでかい版。存在感は増すけど値段も増す。

(X20200804)東海軒 シーチキン弁当

→駅弁にメディアミックス広げていたことを知っていましたか。
#きはだまぐろ #はごろもフーズ #油漬

ワオ!と言っているユーザー

177缶 ストレートな辛さが効くぞ「伊藤食品・ピリッと辛い美味しいツナ」実食レビュー

スレッド
味わい深いカツオの身をピリッと... 味わい深いカツオの身をピリッと辛みの効いた油漬けにしました。辛みを強くしすぎず、広く好まれるようなあとをひく辛さがくせになるツナ缶詰です。

伊藤食品 ピリッと辛い美味しいツナ
かつお油漬フレーク(唐辛子入り)・普及品

お酒についてくる辛いツナ缶


 百式のツナ缶とサバ缶で有名な伊藤食品が、2018年の缶詰王国静岡で電撃リリースした「唐辛子を主たる調味ベースにした(ピリ辛の)ツナ缶」。ひとくちにピリ辛と言ってもメーカーや原材料によってだいぶ味に幅があり、本品はカツオで価格競争性と食感の個性をもとめたツナ缶といえる。
 製品自体は無難にプロダクトデザインをまとめているが、プロモーションの仕方が独特。発泡酒6缶セットのおまけになっている本品を見てセットを買った、弊ブログにたどり着いた消費者もいると思う。これまでツナ缶の食べ方として提案されながら売り場で対面してこなかったものを「おまけにする」という形でくっつけ、知名度向上と元製品への購買意欲を並立した。見せ方が興味深いツナ缶だ。

 本品単体を直接買うルートは限られている。スーパーではめったに見かけない。 ただし、ヨドバシで3缶セットを買える(2022.12現在527円、1缶175円)から「手に入りやすい」ツナ缶といえる。2020.5製造。

☆缶を開けたところ


  
 身は細かく液汁が多い。身の中が辛く、ストレートな辛味が口に広がる。そのぶん辛さ以外の味の情報量は少ない。
 辛いのが好きな人であれば、既存レシピのツナ缶をコレに置き換え、ツナ料理のレパートリーを増やす…という使い方ができる。「暴君ハバネロを彷彿させるストレートな辛さ」……辛さの情報量が少ないながら頭にすぐ「辛ッ」と伝わるこの感覚は、キムチ鍋や大辛カレーに入れて他の辛味と共演させるのが案外ツウかもしれない。

 なお、個人的には辛さの引っ込んだミヤカン・ピリ辛ツナや、(同系列の)オーシャンプリンセス赤唐辛子ツナが好み。記事下部のツナ缶スーパーリンクで解説している。
 
 

☆各種評価


・グレード ★★★☆☆ 3.0 
・価格   ★★★☆☆ 2.9 #182円/缶
・味覚評価 ★★☆☆☆ 2.5 #辛口と中辛の間
・入手性  ★☆☆☆☆ 1.8 #ヨドバシで買えるのは強い
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
219kcal/缶 食塩相当量0.7g タンパク質10.1g
原材料 かつお、大豆油、ローストオニオン、食塩、米発酵調味料、にんにくパウダー、野菜エキス、唐辛子、唐辛子ペースト
JAN:4953009113546 製造固有記号/XF
製造者 伊藤食品株式会社(静岡県静岡市清水区幸町2-67) 製品ページ
Tuna canning review No.177

☆「ツナ缶スーパーリンク!」



(No.40)ミヤカン ピリ辛ツナ

→ミヤカンの顔。油漬スタイルのツナ缶に唐辛子をあわせ、補助調味料で味を整えた「ピリ辛系ツナ缶」のモデルケースだ。
情報量を増やして辛さのパワーをおさえたことで、多くの料理に対応。完成度の高さが数多くの派生ツナ缶を生み出した。宮城のツナ缶を語るうえで欠かせない。

(No.136)モンマルシェオーシャンプリンセス国産唐辛子ツナ

→ピリ辛ツナのフォロワー。缶の耳が天地についたF3号缶にビンナガと国産唐辛子を詰め、スペックアップさせたもの。製造は同じミヤカン。辛さの情報量(コクの深さ)はオーシャンプリンセス赤唐辛子≒ピリ辛ツナ>サスナガーリックツナ>伊藤食品ピリッと辛いという順位になる。高級品で辛いツナ缶って少ない印象。

(No.87)サスナ ガーリックツナ

→唐辛子で調味してる点はピリ辛系ツナ缶と同じだが、得られた味はまったく違う。解釈違いってあるじゃん?あれだよあれ。
日本酒なら私はこっちだな。辛さのボリュームはガーリックツナ>伊藤食品ピリッと辛い>ピリ辛ツナという順位になる。これもかなり美味しいので、ツナ缶沼のお供にどうぞ。
#かつお #伊藤食品 #油漬

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172缶 生協(COOP)ライトツナフレーク[まぐろ油漬]赤い缶の実食

スレッド
大豆油と野菜エキスを使用した調... 大豆油と野菜エキスを使用した調味液で、まろやかな味に仕上げました。そのままはもちろん料理の素材としてもご利用いただけます。

生協(co-op) ライトツナフレーク[まぐろ油漬]
きはだまぐろ油漬けフレーク・普及品

 ※co-opはごろもとは異なる製品です。

生協的にはこれが普通のツナ缶


 全国の生協で販売される普及品レンジのツナ缶。生協という組織・販売店の特性から、他社のPBとはちょっと異なる出自を持っている。
 まぐろ油漬、まぐろ油漬(オイル控えめ)、まぐろ水煮の三種があり、本品はスタンダードな油漬缶。同組合の情報検索サイトである程度原材料のトレーサビリティを確保している。他のスーパーのPBよりは品質重視にしてある印象。
 最近OEM先を増やしつつある由比缶詰所が製造を引き受ける。


 どこの生協にも置いてある。
 トマトペーストなどで液汁の味を調えている。うまみ調味料(アミノ酸)不使用。 由比缶詰所がOEMを引き受ける。2019.3製。

☆缶を開けたところ



価格相応の身の細かさ。スペックのカロリーの低さが示すように、オーソドックスな油控えめの油漬缶という印象。
下味はシーチキンLフレーク程度に効いているため、そのまま食べても十分おいしい。ツナ缶を使った料理全てに普通程度の適正を出してくれる。

☆各種評価


・グレード ★★★☆☆ 3.0
・価格   【N/A】 #もらいもの
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.0 #驚くほど普通
・入手性  ★★★★☆ 4.0 #全国の生協、生協ネットスーパー
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
180kcal/缶 食塩相当量0.6g たんぱく質11.9g
原材料 きはだまぐろ、大豆油(遺伝子組換え不分別)、野菜エキス、食塩、トマトペースト/香辛料抽出物

JAN:4902220313167 製造固有番号なし
販売者 日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区渋谷3-29-8) 製品ページ
製造者 株式会社由比缶詰所(静岡市清水区由比429-1)
Tuna canning Review No.172
#きはだまぐろ #スーパーpb #油漬 #由比缶詰所

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171缶 ローソンセレクト ライトフレークかつお油漬 シャレオツの実食

スレッド
かつおの油漬けフレーク。大豆油... かつおの油漬けフレーク。大豆油と野菜エキスを使用。美味しさを引き立てました。

ローソンセレクト ライトフレーク
かつお油漬けフレーク・廉価品

ローソン、ツナ缶をシャレオツに


 2020年春から自社プライベートブランド品のデザイン刷新を図ったローソン。冷凍食品や紙パックお茶、カレーなど区別が難しくなったことで波紋を呼んだことは記憶に新しいが、以前からPB扱いのあったツナ缶もリニューアルを受けている。
 これによって、シュリンクには丸皿にのったサラダとツナ、缶ラベルにはカツオのイラストがあしらわれることとなった。この価格帯で缶ラベルの写真を廃すのは珍しく、単品だけ見たらおしゃれなツナ缶に見えなくもない。
 
 せっかくなのでデザインに着目しよう。およそ輸入卸のNB、いなばライトフレークと同等のスペックを持ち、製造所固有記号も同製品に近い。なんとJANコード上7桁までいなば製品と同じ4901133を使っている。
 そのJANコードもシュリンクにだけ記載され、店舗でのバラ売りをしないと割り切ったことで缶ラベルデザインの自由度を大きく引き上げた。表面のデザイン部(一括表示や栄養成分、アレルギー表示などを除いた部分)は幅100mmに達し、余白を活かしたゆとりのある意匠を実現した。
 ローソンの中でツナ缶は(お茶や冷凍めんと違い)PBの種類が多いものではないため、当面の間はこのデザインのまま販売され続けるだろう。近所のローソンの棚で見かけると思う。2020.3製造。

缶を開けたところ



 身はやや大きい。口に含むとたまねぎの香りがして、噛むときちんと下味ついてるとわかる。味が濃く、生臭さは感じない。
 加熱、非加熱どちらの料理にも合うが、個人的には加熱系……チャーハンなど火力で押す料理に向いていると思う。
 
 ていねいな暮らしが好きな人には受けるのかもしれない。

各種評価・スペック


・グレード ★★☆☆☆ 2.0
・価格   ★★☆☆☆ 2.5 #107円/個
・味覚評価 ★★☆☆☆ 2.4 #廉価品としてみたらまあまあ、普及品としてみると微妙
・入手性  ★★★★★ 4.8 #多くのローソン
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 80g
223kcal/缶 食塩相当量0.8g たんぱく質13.4g
原材料 かつお、大豆油、食塩、野菜エキス、/調味料(アミノ酸等)
JAN:4901133984624(3連シュリンク)/単品JANなし 製造固有番号Y2L T1
輸入者 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1)
販売者 株式会社ローソン(東京都品川区大崎1-11-2) 製品ページ
Tuna canning Review No.171
#かつお #スーパーPB #油漬

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44缶目 三菱食品 Lily きはだまぐろのとろハラス 中価格帯ライトミートの路

スレッド
"脂ののった貴重なハラスを貴重... "脂ののった貴重なハラスを貴重なハラスをオリーブオイル(油に占める割合40%)を使って贅沢に漬けました"

三菱食品 Lily きはだまぐろのとろハラス

 2016年、三菱食品が高級品ひしめくスライス缶へ勝負を挑んだ意欲作。スライス缶はどうしも製造コストが高く、どうやっても価格が高止まりしていた。それを大豆油含有のオリーブオイルや海外製造にすることでコストを下げ、高級スライス缶のフォーマットを踏襲しつつ400円を切る実売価格におさめた。
 液汁を含むカロリーが表記されておらず、手元のツナ缶ビッグデータで予想値を示している。メーカーの発表した正確な値ではないため、参考として留意願いたい。少なくとも60g固形124kcalに40gの液汁を加えたらこの程度にはなる。
 
 市内のスーパーではまったく見かけないものの、浦和の大丸フードマーケットで発見できた。ただし現在同名の製品は(たしか)作られておらず、レビューの内容も全て2016年当時のもの。「発売日にはリリースが出るが終売のリリースは出ない」ということによって、過去幾多のツナ缶が終売日不詳のまま消えていった。

☆スペック・各種評価
・グレード ★★★★☆ 4.0
・価格   ★★★★☆ 4.5 #330円/個
・味覚評価 ★★★★★ 4.6 #
・入手性  【EOL】 終売品?
・原産国  タイ

固形量60g /内容量100g
322kcal(固形量)  / 439kcal(液汁含む100g 予想値) 食塩相当量0.7g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、オリーブ油、食塩
JAN:4903310110925 製造所固有記号9BR1T
輸入者 三菱食品株式会社(東京都大田区平和島6-1-1)
Tuna canning review No.44b

 キハダの長く分厚い中とろ肉が整然と並ぶ。とろ肉缶の中で最大級の肉の厚さと長さからくる最大限の満足感が魅力か。塩味は控えめ。肉厚さを活かしたしっかりした食感で、ハートランドやヱビスビールのような棘のないビールとの組み合わせに適している。

 ……本レビューの初稿は2016年10月。四年も経つと、ツナ缶の顔ぶれもけっこう変わっていることに気づくだろう。
 今日から14日間、「ツナ缶レビュー更新14連発」と称し、過去のレビュー再録&加筆修正や書下ろしをおこない、その多様性をささえる・ささえていたツナ缶たちを見ていこうと思う。更新がんばらねば……
#きはだまぐろ #スライス #油漬 #缶つま

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