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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

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  • ハッシュタグ「#油漬」の検索結果75件

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。
ゴースト「ツナ缶にしき」にご用の方は、←からどうぞ。

 おしらせ
 ・zu-mix3.0自家通販でツナ缶解説本を手売りしています。クレカ対応。
 ツナ缶レビューに大ボリュームの解説を交えた「ツナ缶の本 The Unlimited」が人気です。

71缶2回目 はごろもフーズの超定番その2・シーチキンマイルドの実食

スレッド
かつおを大豆油と独自の調味液で... かつおを大豆油と独自の調味液で調味したフレークタイプのシーチキン70g缶です。

はごろもフーズ シーチキンマイルド(2022)
かつお油漬フレーク・普及品


 シーチキンLフレークと並ぶはごろもフーズの超定番商品。2010年代からの変革期において、70g化とデザイン変更、新工場(新清水プラント)ロットの製造開始という新要素を引っさげて現れた。
 昔あったシーチキンカツオという製品を前身として、Lフレークと並んでライトミートの思想が受け継がれている。

製造所固有記号の+G1は、Gが後藤のイニシャル、1が新清水プラントのために蘇った数字だろうか。G2は焼津プラントで使われている。

 シーチキンLフレークとの大きな違いは、カツオ(マイルド)か、マグロか(Lフレーク)。また、シーチキンマイルドは野菜エキスを使っておらず、よりダイレクトなカツオを感じられる。2022.8製造。


 身は細かい。脂身の感覚はLフレークより多く感じる。
 脂(油?)が多いため、Lフレークよりは加熱系の料理に向いているといえる。多くの雑誌やレシピで「好みで使い分ける」よう書かれているが、食べなれている料理でたまに味変(Lフレークをマイルドに変えたり、その逆)すると新しい発見が得られるかもしれない。

スペック
内容量 70g
203kcal/缶 タンパク質13.4g 食塩相当量0.7g
JAN:4902560020817(単品) 製造固有番号/LF +G1
原材料 かつお(輸入または国産)、大豆油、食塩、調味料(アミノ酸等)
    はごろもフーズ株式会社(静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
製造所 はごろもフーズ新清水プラント(静岡市清水区島崎町159)
Tuna canning review No.71-2


■ツナ缶スーパーリンク!!
(No.08-6)シーチキンLフレーク(現行)

→シーチキン群の水先案内記事。あらためて考えたい、シーチキンLフレークのこと。

(No.180)シーチキンマイルド(COOPはごろも)

→シーチキンマイルドのそっくりさん。油のGMO表記がついてたり塩のグレードが若干上がっていたり、微妙に違う。売上ランキング見てる限り、これも結構人気がある。

・(No.71)シーチキンマイルド(旧製品)

→薄い本vol.3(2018.8)に収録。文字組などが変わっていることがわかる。
#かつお #はごろもフーズ #ヨドバシドットコムで買えるツナ缶 #定番のツナ缶 #油漬

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215缶 2023基準だと安くておいしい、STIサンヨー・焼津港のかつお油漬けの実食

スレッド
水揚げ金額6年連続日本一の焼津... 水揚げ金額6年連続日本一の焼津港で水揚げされたかつおを使用! かつおの旨みがつまった缶詰です。

STIサンヨー 焼津港のかつお かつお油漬
かつお油漬フレーク・準廉価品


こんなツナ缶です


おねだん
まあまあ(250円ちょい)

魚の種類
カツオ(ライトミート)

液汁の種類
油漬け(濃い目のサラダ油)

身のほぐし方
大きめのほぐし肉

おすすめの食べ方
和食やオムライスなどジャンルを選ばない どうやってもうまい



 廉価品と普及品の間「準廉価品」の新しいツナ缶。昨今の値上げでこれまで普及品だったツナ缶が高くなり過ぎて、普及品レンジが空いてしまった。だが、そこに輸入廉価ツナ缶が入るのは…という感じで、価格帯の隙間を埋められる製品として生まれた。同社「キハダマグロ油漬」をもとに、魚と油をステップダウンして国産品&低価格を実現している。
 魚河岸シャツ風のデザインが特徴だ。自社通販のほか、ヨドバシで買える。2022.10製。


☆缶を開けたところ(開けてそのままの様子)
  
シーチキンマイルドより大きな身が入っている。
たまねぎの下味が効いている。臭みはなく、どの料理とも相性良く使っていけると思う。油漬の中では油が少ない方(カロリーが少ない)なので、どちらかというとツナサンドやサラダなどの冷たい料理のほうが本品の味がわかりやすいかもしれない。

 廉価品クラスのツナ缶に求めるのは「無理をしていない」ないし「(まずい恐怖がなく)安心して食べられる」ことにある。普及品ツナ缶が高くなってしまったことは残念だが、カツオを使うことでこの二つを両方満たしたちょっと安いツナ缶が生まれたのは嬉しい。リピートしたいツナ缶が増えて困っている……





☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ 3.1
・価格   ★★★☆☆ 3.2 #255円/個
・味覚評価 ★★★★★ 4.6  #無難さとプレミアムを両立
・入手性  ★☆☆☆☆ 1.3 #自社通販とヨドバシで買える
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g

原材料 かつお(国産)、大豆油、食塩、野菜エキス/調味料(アミノ酸等)
JAN: 製造固有記号なし
製造者 株式会社STIサンヨー(静岡県焼津市焼津5-7-3) 製品ページ
Tuna canning review No.215


ツナ缶スーパーリンク!




(No.213)焼津港のかつおオリーブオイル

→本品の油をオリーブオイルに変えた兄弟モデル。得意料理が違うのでうまく使い分けたい。オリーブオイルの方が若干高い。

(No.108)きはだまぐろ油漬けフレーク

ヨドバシで買える。2023.6現在は同じ255円なので、食べ比べてもよさそう。

(No.69)プリンス赤缶

→STIサンヨーが三洋食品だったころからの看板製品。ヨドバシで買えるが373円をマークしており、準廉価品とうまく役割が分かれた。
#stiサンヨー #かつお #めずらしいツナ缶 #ヨドバシドットコムで買えるツナ缶 #三洋食品 #油漬

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214缶 セイコーマートの安いツナ缶 セコマ・ライトフレークの実食

スレッド
セコマ(secoma) ライト...

セコマ(secoma) ライトフレーク
かつお油漬フレーク・廉価品



こんなツナ缶です



おねだん
149円が定価
3缶パックはもう少し安い
魚の種類
カツオ(ライトミート)
液汁の種類
油漬(大豆油)
身のほぐし方
細かいほぐし肉

おすすめの食べ方
サラダで十分いける




解説:ほぼ北海道限定ダイレクトな味の輸入廉価品




 2022年10月発売。セイコーマートの自社ブランド「セコマ」にツナ缶が現れた。缶コーヒーやジュースなどの常温保存品に新たな顔ぶれが増えた。
 これまでシーチキン系列くらいしかなかったセイコーマート店舗に廉価品が増えたのはけっこう意義のある事だと思う。150円台でカツオなのもそうだが、輸入卸に大手を通さずグループ企業で完結させていて(他社の輸入廉価品にくらべ)スペックに余裕があるのだ
 22年末、これのためだけに佐賀から埼玉のセイコーマートまで買いに出たのは黙っておこう。2022.6製造。
 

☆缶を開けたところ




 身はやや細かい。油の量は輸入廉価品のおもむき。
 口当たりがギトついているが、これも輸入品のさだめだろう。下味はしっかりついていて、輸入廉価品特有の生臭さはほとんど感じない。
 生臭さがないため、サラダに合わせてもよさそう。なかなか味と値段のバランスが取れたツナ缶といえる。コンビニPBとしては、セブンプレミアムのシーチキン(輸入品だけどやや高い)に次ぐ中身をしている。

 廉価ツナ缶は修羅の道。
 終売となったライトフレーク(フタが赤いやつ)の代替が狙えそうだ。問題は北海道と茨城埼玉にあるセイコーマートでしか買えないことくらいか…



☆各種評価



・グレード ★☆☆☆☆ 0.8
・価格   ★★☆☆☆ 2.5 #149円/缶、3缶375円
・味覚評価 ★★☆☆☆ 2.4 #廉価品の中ではいけるほう
・入手性  ☆☆☆☆☆ 0.5 #セイコーマート各店舗のみ
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 70g
194kcal/缶 食塩相当量0.6g たんぱく質13.3g
原材料 かつお、大豆油(遺伝子組換えでない)、食塩/調味料(アミノ酸等)
JAN:4942355138945(単品)/4985908845329(3缶シュリンク) 製造固有番号AN8633 AGFO4ERFA M5GKCG
輸入者 株式会社セコマ(札幌市中央区南9条西5丁目パーク9・5ビル)
Tuna canning Review No.214


☆ツナ缶スーパーリンク!!




(No.198)ドンキの十連パック

→いつの間にか高くなっていた。時代だ。

(No.119)トップバリュのフタが赤くて黄色いほう

→2023.3生産終了。あなたのことは忘れない。
#かつお #スーパーpb #油漬 #激安ツナ缶

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202缶 神戸物産・ライトツナフレークまぐろ油漬185g 

スレッド
大豆油と野菜エキス、塩をバラン... 大豆油と野菜エキス、塩をバランス良く配合し、まぐろの旨味を引き立てたツナフレークです。

神戸物産 ライトツナフレークまぐろ油漬 185g


T2号缶(ちょっと大きい缶) 廉価品

こんなツナ缶です


おねだん
159円が定価
70g換算60.48円なので、思ったより安い
魚の種類
マグロ(ライトミート)
液汁の種類
油漬(大豆油)
身のほぐし方
細かいほぐし肉に大きめの肉が少々

おすすめの食べ方
野菜炒めや焼きそばで美味しく伸びるが
サラダやサンドイッチも十分いける


解説:業務スーパーのおおきめツナ缶


 70g換算なら60.4円に迫る、T2号缶を使った大きめのツナ缶。
 以前販売されていた同じ名前・赤いパッケージのやつは1缶100円くらいで買えたらしいが、リニューアルにより本品は159円が定価になっている。2021.6製造。
 

☆缶を開けたところ



 一見大きい身が入ってるように見えるが、上の身をどかせば普通の輸入廉価ツナ缶の細かい身が詰まっている。
味は……普通だ。液汁ひたひたで可食部が少ない代わりに、(輸入廉価ツナ缶として見たら)ちゃんとした味になっている。国産ツナ缶やトップバリュのフタが赤い方(No.119)ほど良くはないが、数多ある安くて味の悪いツナ缶ほど酷くはない。

 加熱を前提に買ったが、生食でもおいしさに問題はないと思う。業務スーパーでは30円足すとシーチキンかつおチャンク(国産ツナ缶)になる点よく考えた方がよさそう。ここ最近の円安原料高によって、輸入ツナ缶のコストパフォーマンスが鈍くなっている。
とりあえず焼きそばにドーン! みたいな使い方に適している。
 
 廉価ツナ缶は修羅の道。
 円安原料高で値上げした分を中身のクオリティに転嫁できたのだろうか。できたのだろう。そうだと信じたい。

☆各種評価


・グレード ★☆☆☆☆ 0.5
・価格   ★★☆☆☆ 1.5 #149円/缶、70g換算60.48円
・味覚評価 ★★☆☆☆ 2.0 #(廉価品の中では)普通
・入手性  ★★★☆☆ 3.0 #業務スーパー各店舗
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 185g
436kcal/缶 食塩相当量2.5g たんぱく質29.4g
原材料 まぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス/増粘剤(加工でんぷん)、調味料(アミノ酸等)
JAN:4942355138945 製造固有番号TGFO LSFvH3AJPMJI
・ハラル認証あり ・同一ラインで小麦を含む製品を生産
輸入者 株式会社神戸物産(兵庫県加古郡稲美町中一色883番地) 製品ページ
Tuna canning Review No.202

☆ツナ缶スーパーリンク!!



(No.198)ドンキの十連パック

→中身の単価は同じくらい。

(No.119)トップバリュのフタが赤くて黄色いほう

→缶が小さいので単純比較できないけど、廉価ツナ缶の中でよくできてるツナ缶。
#スーパーpb #油漬

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199袋 想定外のおいしさにビビった トップバリュベストプライス・かつお油入り水煮パウチ

スレッド
片付け簡単なパウチタイプ 液切...
片付け簡単なパウチタイプ 液切り不要で、そのままサラダやサンドイッチなどに。


トップバリュ ライトフレークかつお油入り水煮
かつお油入り水煮フレーク・普及品


こんなツナ缶です


おねだん
やすい(100円ちょっと)
魚の種類
カツオ(ライトミート)
液汁の種類
油入り水煮(超あっさりのオイルタイプ)
身のほぐし方
細かいほぐし肉

おすすめの食べ方
そのまま食べても十分おいしい
価格に見合わないツナパウチ



解説:パウチになったライトフレーク


 トップバリュのツナ缶が軒並みベストプライスになったころ(グリーンアイ(No.168)は除く)、突然現れたツナパウチ版のライトフレーク。
 きわめてシンプルな原材料構成と、内容量の割に高いタンパク質の多さが特徴だ。
 
 製造所固有記号(Lot No.)に 210925 の記述があり、本品が2021年9月25日につくられた…というのがわかりやすい。2021.9製造。
 

缶を開けたところ



 全量取り出した。出すのは苦労しないと思う。どうしてライトフレーク(缶)とくらべるとボリューム不足が否めない。
 食感はカツオの割にやわらかい。そして椅子から転げ落ちそうになった。
 
 生臭くないし、ほかの原材料で味を隠していない。ギトギトしてない。廉価ツナ缶の問題点はすべてクリアしている。
 そして個性の面。魚の味がダイレクトに響く中、たしかに「おいしい」のだ。ギフト同梱品シーチキンマイルドの味と比肩しうる……というか、それよりちょっとおいしい。

 これよりおいしいカツオというと、6点評価をした「黒潮町缶詰製作所・黒潮オイルのごろっとカツオ(475円・No.85)」か、400円の「焼津の綱本カツオ(No.107)」くらいしか思いつかない。
 ツナパウチで並べると、同じ価格帯のシーチキンSmileは余裕で打倒できて、国産普及品のSSK液切りしない~と肩を並べ、国産準高級品のSKOホワイトミートフレークと食べ比べてようやく味の差がわかるような印象だ。
 
 廉価ツナ缶は修羅の道。値段的に無理をしてないツナパウチだとは思っていたが、まさかのTier4の価格帯からTier1上位に匹敵する味とは……
廉価品の中から、(味の意味で)安心して食べられる読者が見つける道しるべとしてツナ缶ブログが役立つことを期待したい。

 

☆各種評価


・グレード ★★☆☆☆ 1.9
・価格   ★★☆☆☆ 2.0 #105円/袋
・味覚評価 ★★★★★ 4.6 #この値段でこの味はヤバイ
・入手性  ★★★☆☆ 3.5 #イオン、マックスバリュなど
・原産国  タイ

☆スペック


内容量 60g
92kcal/缶 食塩相当量0.4g タンパク質13.0g
原材料 かつお、大豆油、食塩
(大豆油(大豆):遺伝子組換えのものと分けて管理しています)
JAN:4549414212044(単品) 製造固有記号S210925N S60
輸入者 イオントップバリュ株式会社(千葉県千葉市美浜区中瀬1-4) 製品ページ
Tuna canning review No.199

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.119)ライトフレーク(旧パッケージ)

→ベストプライスに改称した、フタの赤いライトフレーク。レビュー当時からベストプライスに変わったほか、原材料の一部がコミットされた。それでも予算と味のバランスが良い、トップバリュの隠れた名作だ。

(No.63)ライトフレーク(旧旧パッケージ)

→ライトフレークのあゆみ。

(No.107)いちまる 焼津の綱本カツオ

→本品の4倍高いするかつお油漬缶。さすがにこれと比べたらいちまるのほうがおいしい、ってなるけど。値段差考えよう。

(No.139)SKOホワイトミートフレーク

→値段高い&ビンナガ油漬が比較対象になる時点で相当な製品だぜ。カツオのおいしさを再発見させてくれたのがTVBPパウチってことだ。
#かつお #スーパーpb #ツナ袋ツナパウチ #油漬

ワオ!と言っているユーザー

122缶 サスナ・おりづるフレーク(ライトミート)1箱東京~裾野くらいの金額で買えちゃう国産廉価ツナ缶

スレッド
きはだまぐろの白身をほぐした油... きはだまぐろの白身をほぐした油漬けです。一箱2260円と大変お得な缶詰です。

サスナ おりづる印 まぐろ油漬フレーク
(おりづるフレーク(ライトミート))
きはだまぐろ油漬けフレーク・廉価品

 

従業員向けの福利厚生・強


 サスナが2018年夏にローンチしたツナ缶で、おりづるフレーク(ホワイトミート)(No.36)の弟分。20年来付き合ってきたHPを突如リニューアル、それと同時に発売した。ついに阿部寛といい勝負してたHPデザインは缶詰会社から失われる運びとなった。
 2018年春発売の三洋食品プリンスキハダ油漬(No.108)と似たり寄ったりだが、こちらは6円を削る代わりに大豆油と印刷缶を起用した。あっちは白無地・こっちはフルカラー。見た目と値段でアドバンテージを得ている。
 国産ツナ缶で実売90円前半。スペックは調味液を構成する素材が多いくらいで、目立った特徴はない。

 兄貴と同じで相変わらず販路は狭い。自社通販・直売所のみの取り扱いとなる。
 これのためだけに焼津駅から中里まで歩いていくには往復60分と少し骨が折れる。値段のために全てを投げうったのだろうか。2018.6製。
 
 

缶を開けたところ


  
 同価格帯の輸入ツナ缶に比べ、身が大きい。生臭さもない。流通コストを減らした分で中身の味をパワーアップした、という印象。
 加工でん粉が入ってるはずだが、味からそれを想像するのは難しい。シーチキンLフレークと比べても、価格が一回安く、味もあっさりめ。
 
 子供の気持ちになったとして、激安ツナ缶の代わりにこれが毎日出てきたら親を見直すかもしれない。
 サスナらしい硬派さが前面に出た普及品グレードのツナ缶といえる。

(本稿は、2018年12月に発売した同人誌「ツナ缶の薄い本 vol.4」からの再録です。)

☆各種評価


・グレード ★★★☆☆ 3.0
・価格   ★★☆☆☆ 1.8 #94円/缶
・味覚評価 ★★★★☆ 3.9
・入手性  ★☆☆☆☆ 1.0 #自社通販、直売
・原産国  国産

☆スペック


内容量 80g
229kcal/缶 食塩相当量0.8g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、野菜ブロス、食塩/安定剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸等)
JAN:4560253750054 製造固有記号なし
製造者 株式会社サスナ(静岡県焼津市中里824)
Tuna canning review No.122b

☆ツナ缶スーパーリンク!!



(No.108)プリンスキハダ

→お値段で競合していたが、本格発売にあわせて100円前半に値上げして被らなくなった。パッケージや油の違いはあれど、設計思想と味がよく似ている。

(No.129)ミヤカンブルー

→魚以外はよく似ているツナ缶。

(No.58)KOマートのまぐろフレーク

→目隠ししたら食べ分けられる自信がない。

(No.08-6)シーチキンLフレーク

→シーチキンの水先案内記事。魚種は同じだが、おりづるライトのほうが味の解像度が高い印象。
#きはだまぐろ #サスナ #油漬

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ツナ缶レビューブログで「瓶」を実食 宮古島の洋食てぃん・カツオビン

スレッド
宮古島近海で一本釣りしたカツオ... 宮古島近海で一本釣りしたカツオのオイル漬けの瓶詰めです。

洋食てぃん カツオビン(小)
かつお油漬けチャンク瓶詰・高級品

 

こんなツナ瓶です


おねだん
ものすごく高い(千円オーバー)
魚の種類
カツオ(ライトミート)
液汁の種類
油漬け(だいぶしょっぱい)
身のほぐし方
ブツ切りのようなかたまり肉

おすすめの食べ方
そのまま食べる。しょっぱいしあぶらっこいため、液汁の処遇はよく考えよう


宮古島発:とれたてカツオのツナ瓶


 東京からまっすぐ1800キロの南の島、宮古島。東京から1000キロ南の島・小笠原諸島父島より遠いが、空路の発達によって父島よりずっとずっと近い島になった。宮古島のすぐ近くに伊良部島・下地島があって、そこの滑走路を使ってLCC(格安航空会社)が東京と宮古島を(成田・下地島経由で)結んでいる。行こうと思うには遠い島だが、いざ行ってみれば精神的にあんがい近い島なのだ。
 宮古群島では伝統的にカツオの遠洋漁業が行われていて、立派なカツオをトビダイと呼ぶ。春のシーズンには伊良部島佐良浜でカツオの血肉が飛び交う祭り「オーバンマイ」があるくらい、カツオとともに発展してきた島だ。宮古島内においてもカツオ料理を出す飲食店は数多いし、現代は宮古・伊良部・下地島は道路でつながって一体的に観光できるようになった。
 その宮古島で、個人経営の洋食屋が作っている「カツオの瓶詰」が、このカツオビンである。宮古近海のカツオを使って、刺身のような大きさの肉を油・調味料とともに瓶に詰めた。見た目からして缶詰にない高級感と、カツオビンのラベルがレトロ調で異国情緒を演出している。
 
 スペックに着目しよ……食塩相当量とタンパク質が規格外だ! 食塩の3.6g・タンパク質の52.9g、いずれも一般的なツナ缶70g換算しても平均値の倍くらい。カロリーは誤字を疑ったが、瓶ラベルには一個あたり180kcalと書いてある。
 塩コショウとにんにくで味付け、ローズマリーで香味付けされている。化学調味料不使用、アレルギー27品目不使用。
 宮古島の洋食てぃん、下地島空港売店のほか、本州では焼津市のツナラボで購入可能。2021.9製。

 ☆瓶を開けたところ

 非常に大きなカツオの身が入っている。塩や香味が効いていて、身もほんのりやわらかい。とてもカツオを食べている感じがする。ごはんにあわせると、一切れ二切れ程度でおなかいっぱいになる。


 カルボナーラパスタに乗せて食べた。カルボナーラというといまいちツナとの相性がよくないとされるが、かたまり肉のボリュームとしょっぱさのおかげで良く個性が出てくれる開拓になった。カルボナーラのたまご感がカツオ感をつつみこむような印象。


☆各種評価
・グレード 【N/A】 ツナ缶ではない 評定不可
・価格   【 高 級 品 】 10.8 #1,080円/瓶
・味覚評価 ★★★★☆ 4.6
・入手性  ★☆☆☆☆ 0.5 #直売、本州なら焼津のツナラボ
・原産国  国産

☆スペック
固形量100g / 内容総量180g
180kcal/瓶 食塩相当量3.6g タンパク質52.9g
原材料 カツオ(宮古島産)、なたね油、オリーブ油、食塩、にんにく、カエンペッパー、ローズマリー(宮古島産)
JAN:4580080560022  製造固有記号なし
製造者 洋食てぃん(沖縄県宮古島市平良字西里397-1)
Tuna canning review No.X20211118
#xナンバー #かつお #めずらしいツナ缶 #チャンク #油漬

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198缶 二つ使ったらおいしいぞ ドンキの598円・情熱価格ライトフレーク かつお10缶パック

スレッド
驚き!!!の10缶パック!防災... 驚き!!!の10缶パック!防災用保存食としても最適です。

ドン・キホーテ 情熱価格 ライトフレーク かつお 10缶パック
かつお油漬けフレーク・超廉価品

198缶 二つ使ったらおいしい...

こんなツナ缶です


おねだん
10缶パック598円(税込645円)が定価
単価に直して驚安の64.5円/缶
魚の種類
カツオ(ライトミート)
液汁の種類
油漬(大豆油)
身のほぐし方
細かいほぐし肉

おすすめの食べ方
野菜炒め、チャーハン、炊き込みご飯などへ
2缶まとめて ドーンといこう


解説:定価598円の衝撃


 2020年からツナ缶の値上げが続く中、確か2019年頃に発売されたドンキの「すさまじい値段の」ツナ缶。10缶598円税抜、国産品でこんな値段は無理だろう。当然のように輸入品。
 読者からけっこう引き合いの強い製品だったが、廉価品10缶も使いきれない……と長らく二の足を踏んでいた。そんな矢先、ドンキからなんでも一品20%引のクーポンが届き、まあ10缶516円税込ならいいかな……と観念して、ついにツナ缶レビュー入りを果たした。
 パッケージには
 買い置きに便利な
 10缶パックにすることで
 一缶ずつのラベルコストを省いた
 価格破壊ツナ缶
 ライトフレーク 70g×10缶パック

 と書いてある。

 スペックに着目しよう。この値段でカツオ使ってるのはプラスポイント。お値段が安いなら、マグロよりカツオのほうが(魚価が安い分)全体的に品質の底上げが図れるから。ただし、カロリーと内容量に対してタンパク質が少ないのが不安。
 ハラル認証付き。シュリンクに栄養成分と一括表示をして、缶自体にはskipjack in oilの旨と、賞味期限しか書いてない。なんの缶詰かわからなくなるので「ドンキかつお」などと油性ペンで書いておくのをおすすめする。2021.10製造。
 

☆缶を開けたところ



 少なッ!
 
 液汁ひたひた、身の量は明らかに80~90円台の輸入品より少ない。
 ちょっと生臭いが、廉価品なことを考えたら許容範囲。最低限「普通に食える」ツナ缶ではあるのだ。
 しかし、普通に食える・値段が安い……その分のしわ寄せは「クリーニング(けずり)の不完全と品質管理のブレ」「油で内容量を水増し」という点にあらわれている。カツオの色がちょくちょくにじんでいて、カロリーの割にタンパク質量が少ない。国産ツナ缶──同じカツオ油漬のシーチキンマイルドあたりと比べたら雲泥の差があるし、トップバリュのフタが赤い方(No.119)とも有意な違いを感じ取れると思う。
 
 なので、料理に使うなら、液汁をよくしぼって2缶まとめて使うのがおすすめだ。本末転倒に思える提案だが、これならしっかりボリューム出せるうえ(幸いなことに普通に食える味をしてるから)本品の欠点をあらかた克服できる。
 ダブルのうえで、チャーハンや炊き込みご飯など加熱系の料理に使えば、欠点はほとんど克服される。多くのご家庭において、このツナ缶のせいで不満が出ることはなくなるはずだ。

 廉価ツナ缶は修羅の道。本品もきわめて癖が強いし、「安さ」と「安さの代償」がわかりやすいツナ缶である。
 万人にすすめられる製品ではないが、 この値段で普通に食えるツナ缶になっているのは驚愕の一言に尽きる。「安さの代償」がなんなのか、それをどうしたらうまく付き合えるのか理解したら、ツナ缶生活の一助になる……かもしれない。

 私はリピートしない。生食したいから。
 廉価品・生食目的の条件で、フタが開けやすいライトフレークえらぶ。すごいとは思うけど、ごめんね。

☆各種評価


・グレード ☆☆☆☆☆ 0.2
・価格   ☆☆☆☆☆ 0.1 #51.6円/個(10缶516円)、定価は10缶645円
・味覚評価 ★★☆☆☆ 1.6 #これでも「普通に食える」のは感心
・入手性  ★★★★☆ 3.6 #どこのドンキにもあるはず
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 70g
235kcal/缶 食塩相当量0.7g たんぱく質11.1g
原材料 かつお、大豆油、野菜エキス、食塩、粉末タマネギ/調味料 (アミノ酸)
JAN:4549777400560(10缶シュリンク・ばら売りなし) 製造固有番号TOP-S 70 SKIPJACK IN OIL AND BROTH
輸入者 株式会社パン・パシフィック・インターナショナル(東京都目黒区青葉台2-16-10) 製品ページ
Tuna canning Review No.198

☆ツナ缶スーパーリンク!!



(No.131)ドンキの三連パック

→66円。カツオのツナ缶は。

(No.119)トップバリュのフタが赤くて黄色いほう

→80円ちょっと。お値段に応じて。

(No.171)ローソンセレクト

→100円ちょっと。少しずつ。

(No.180)シーチキンマイルド

→140円くらい。ここから国産ツナ缶。中身がよくなって。

(No.113)福島・海の宝

→150円弱。いきます。

(No.107)焼津の綱元カツオ

400円。そしてこれがカツオの最終形態。
#かつお #スーパーpb #哲学 #油漬 #激安ツナ缶

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161缶 さらば音代漁業 鰹 あらほぐしフレーク油漬の実食

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音代漁業 鰹 あらほぐしフレー...

音代漁業 鰹 あらほぐしフレーク油漬
(刺身用原料使用 一本釣りかつお使用)
かつお油漬けフレーク・準高級品



こんなツナ缶です


おねだん
終売品のため、購入不可
魚の種類
カツオ(ライトミート)
液汁の種類
油漬け(薄い目のサラダ油)
身のほぐし方
大きなほぐし肉

おすすめの食べ方
そのまま食べたい。わかめの酢の物に合わせるのもよさそう。



音代漁業のわすれもの


 音代漁業という会社を覚えている読者はいるだろうか。かつて二度ツナ缶ブログで取り上げたことがあり(No.04、No.19)、その際に品質で一歩先を行くツナ缶を輩出していた……と記していた。しかし、2017年に閉業、そして同社の幹部がオトスイという会社を立ち上げ現在に至っている。
 音代漁業だった頃も販路が非常に狭かったが、オトスイのツナ缶になったあとも、ヨドバシドットコムや清水駅の清水魚市場いちば館「ふかくら」に販路があった程度で、あまり広く販売されている様子はない。清水のツナ缶を蒐集してやまないドリプラからもスルーされているといえば、その影の薄さがわかるだろうか。
 
 そんな音代漁業には、ミドルレンジ「音代丸のツナ(現:オトスイのツナ)」と、ハイエンド「鮪・鰹(刺身用原料使用)」があった。
 前者はオトスイのツナとして現在もツナ缶市場に身を寄せ、後者はバローPBのVクオリティとして瓜二つのパッケージに引き継がれたが、2021年に見たころには真っ黒で音代漁業の面影は無くなっていた。

 本品は、純粋な音代漁業のハイエンドかつ、加工用でなく刺身用のカツオを用いることで、カツオ油漬の高級品を目指した、そして消費者の耳目にたどり着けなかった「わすれもの」である。
 表題の会社は解散した今、なんの根拠もないが、印字から駒越食品のような気がしてならない。2015.12製造。六年熟成するくらいには大事に思っていた。
 

缶を開けたところ



 「あらほぐし」と名乗るだけあって、身は大きい。カロリーから想像できるように油はやや少なく、油入り水煮ほどではないがさっぱりした食味。
 原材料の品質はよく、熟成によってさらにカツオらしさが際立っている。わかめの酢の物と合わせたくなった。
 
☆各種評価
・グレード ★★★★☆ 3.7
・価格   ★★☆☆☆ 1.9 #99円/缶(3缶298円)
・味覚評価 ★★★☆☆ 4.0 #普通にカツオが強い
・入手性  【EOL】 #終売
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
180kcal/缶 食塩相当量0.7g タンパク質14.5g
原材料 かつお、大豆油、野菜スープ、食塩、調味料(アミノ酸)
JAN:4580252445102 製造固有記号OTS1
販売者 音代漁業株式会社(静岡県静岡市清水区袖師町1974-39)
Tuna canning review No.161

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.180)シーチキンマイルド(とほぼ同じ)

→日本一売れてるカツオのツナ缶。カツオっていう先入観はまず捨ててほしい。

(No.113)JF福島 福島海の宝

→カツオ油漬で、だいぶキャラの近いツナ缶。こっちは福島水揚げのカツオを使うぞ。

(No.04)音代丸のツナあおラベル

→音代漁業のツナ缶をしずてつストアで捕捉していた。って……04番!?
#かつお #油漬 #音代漁業 #駒越食品

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190缶 実食、いなば食品 国産ライトツナフレーク 輸入ツナ缶の1レベル上をいくツナ缶

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鮮度管理に優れた日本船で水揚げ... 鮮度管理に優れた日本船で水揚げされたきはだまぐろ原料を使い、すべて国内で加工した、ツナの旨味が感じられるまぐろ油漬です。

いなば ライトツナフレーク [国産品]
(国産ライトツナフレーク)
きはだまぐろ油漬けフレーク・普及品


こんなツナ缶です


おねだん
ちょっと高い(200円前後)
魚の種類
キハダマグロ(ライトミート)
液汁の種類
油漬け(オイル入り)
身のほぐし方
フレーク(身は大きめ)

おすすめの食べ方
普通にツナ缶使う料理に合わせてグレードアップさせたり、そのまま食べてツナの味を追求したり



解説:望まれた高品質ライトミート普及品


 2021年9月新発売のツナ缶。タイ産のツナ缶が多い同社としては珍しく、国産品のライトミート油漬缶。スーパーノンオイル国産品と比肩するようなスペックになっていて、原材料マグロをシングルフローズン(1回解凍=釣ってから一度も解凍されてないマグロを工場で解凍する)、のみ使う、塩味は塩こうじというライトミートの中では豪華なスペックに仕上がっている。
 印字機の書体から推察するに、駒越食品OEMのような気がする。ヨドバシロハコで購入できる。2021.8製造。

☆缶を開けたところ




 良い香りとあらほぐしの身が目に入ってくる。ライトミート高級品に匹敵する身のサイズで、食べると解像度の高い下味が出てくる。
 廉価品のような生臭さもない。ツナがあうような料理に使うと、一通りレベルアップした食事を楽しめるだろう。もちろん本レビューのようにそのまま食べても納得がいく。
 
 生産量と安定した味のために均質化するシーチキン国産群に対し、食べて満足・リピート買いしたくなるような品質でいなばが勝負をしかけたように感じる。

☆各種評価


・グレード ★★★☆☆ 3.5
・価格   ★★★☆☆ 3.5 #203円/個
・味覚評価 ★★★★☆ 3.9 #強い自己主張
・入手性  ★★☆☆☆ 1.9 #ヨドバシロハコ
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
224kcal/缶 食塩相当量0.6g たんぱく質11.6g
原材料 きはだまぐろ(輸入又は国産)、大豆油、野菜スープ、食塩、塩こうじ/調味料(アミノ酸等)、(一部に大豆を含む)
(きはだまぐろの産地は、製造年の前年度の実績値)
JAN:4901133554896 製造固有番号+INB2
製造者 いなば食品株式会社(静岡市清水由比北田114-1) 製品ページ
Tuna canning Review No.190

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.158)いなばライトツナスーパーノンオイル(国産)

→いなばの看板商品。タイ産のスーパーノンオイルより順当においしくなった水煮缶。しょっぱくない。

(No.08-6)シーチキンLフレーク

→値段と中身で競合。シーチキンLフレークは原材料マグロに加工ロイン(海外で精肉にしたやつ)も使っている。細かい違いだが、注目して食べるのも面白い。
#いなば食品 #きはだまぐろ #ヨドバシドットコムで買えるツナ缶 #油漬

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