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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

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  • ハッシュタグ「#油漬」の検索結果78件

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。

ゴースト「ツナ缶にしき」にご用の方は、←からどうぞ。



 おしらせ

 ・zu-mix3.0自家通販でツナ缶解説本を手売りしています。クレカ対応。

 ツナ缶レビューに大ボリュームの解説を交えた「ツナ缶の本 The Unlimited」が人気です。




Lily(三菱食品) めばちまぐろでつくったツナフレークを食べたレビュー

スレッド
Lily(三菱食品) めばちま... Lily(三菱食品) めばちま...



  Lily(三菱食品) めばちまぐろでつくったツナフレーク

  めばちまぐろ油漬けフレーク・廉価品



☆コメント

 三菱食品は、かつて缶詰製造を行っていたリリーコーポレーションを吸収合併した水産加工品の流通を担う企業である。母体や流通経路などはリリーコーポレーションのそれに近い。

決して軽自動車の燃費を偽装したり、トラックからタイヤを射出するような企業ではない。おそらく中身を多く見積もったりもしていないし、缶詰が射出されることもない……だろう。



 □缶詰の解説

 今回取り挙げるのは、ツナ缶としては非常に珍しい「めばちまぐろ」の油漬だ。パッケージでもそれを全面的にプッシュしている。

めばちまぐろを一般消費者が見かけるとしたらたいがい刺身だろう。ミドルグレードなマグロ寿司にも使われる。

 そして、ツナ缶の原料は殆どがきはだまぐろ・びんながまぐろ・かつおの三種で構成されており、、めばちまぐろ・こしながまぐろの二種はごく少数派である。どれくらい少ないかというと、筆者が保有するツナ缶でもめばち油漬は2種4個(この缶を含む 0.2%)、こしなが油漬は1種1個(0.06%)しかないくらいだ。

 あまり使われない理由として、血合いの多さや、きはだまぐろほど安定して供給されない点が挙げられる。生ものとして使うのは良いが、缶詰のようにある程度まとまった数をまとめて生産する上では扱いづらい魚とされている。



 □開けてみたところ、味

  

 この辺の廉価帯にありがちな「ものすごく身が細かい」というものはなく、シーチキンLフレークと同等くらいの大きさがある。歯ごたえはきはだまぐろに一歩譲るものの、つまみにも十分使える程度。

 下味は塩味がやや強い。スペックの食塩相当量にも現れている。

サラダのドレッシングやマヨネーズとは喧嘩しないくらいなので、料理にも投入可能だ。



  

 前述の血合いだが、このような形で身に現れている。

血色のぶつぶつが大きい身に出ているが、食べても問題ない。見た目ちょっと目立つだけ。

なお、きはだまぐろと比較して遜色ない味わいと身の色をしているので、普段のツナ缶と同様に使っても美味しく頂けるだろう。





 □個人的意見

 輸入物としては案外美味しく頂けたので、三菱食品にはこれからも健闘していただきたい。

(とくに流通経路を広げてもらえると……輸入ツナ缶であの定価なら絶対流行るっすよコレ……)



☆各種評価

・グレード ★☆☆☆☆

・価格   ★★★★☆ #107円/個 マックスバリュ 

・味覚評価 ★★★☆☆ #トップバリュよりマシ

・入手性  ★★☆☆☆ #メーカー製品情報なし

・原産国  タイ



☆スペック

内容量 70g

219kcal/缶 食塩相当量1.1g

原材料 めばちまぐろ、大豆油、野菜エキスパウダー、食塩、調味料(アミノ酸等)

JAN:なし(1缶) / 4903310110932(3缶入JAN) 製造固有記号MNZ6NN GFO4RAN 9AECG

輸入者 三菱食品株式会社(東京都大田区平和島6-1-1)

Tuna canning review No.30


#めばちまぐろ #油漬

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AFC 正直村のまぐろフレーク油漬を食べたレビュー

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AFC 正直村のまぐろフレーク... AFC 正直村のまぐろフレーク...
( 2016-03-31 00:46 に投稿された記事の復元です @ 2016.08.29)



  AFC 正直村のまぐろフレーク油漬

  まぐろ油漬けフレーク・普及品



☆コメント

 健康食品・サプリメントを主とするAFCが、自社名義で販売するツナ缶。

 油は菜種油ベースで紅花油を付加している。付加の比率は不明だが、説明書きや価格、口当たりから菜種油が器材になっているようだ。塩は沖縄シママースで、メキシコ等の原材料塩から製造されている。



 伊藤食品がOEM製造している。かもめ屋も自社開発→伊藤食品によるOEM製造であるため、伊藤食品と健康志向ツナ缶は切っても切り離せない存在だろうか。

原材料にまぐろ銘柄は特定されていなかったが、きはだまぐろの油漬だった。



 開けた印象だが、かたまりから手でほぐしたフレークのような細かさとかたまりの多さが特徴。伊藤食品の美味しいツナより上等である。

 味も悪くない。国産ツナ缶の平均点程度だろうか…… しかし、食塩相当量1.3gというのは多すぎる。70g換算しても1.0gあって、他社より明らかに多い。

 普通でないツナ缶を求める求道者には勧める余地があるが、一般の人にはやや勧めにくい。



 なんともミスマッチなツナ缶である。



 健康食品の企業が、健康食品を求める消費者が好みそうな減塩低塩という嗜好をすっとばして塩分たっぷりのツナ缶をつくり、自社販売網で売る。健康志向であればあるほど原材料や栄養価を気にするのに、だ。

このツナ缶で健康志向をうたうのであれば「安全安心」よりは「しっかり下味がついているので、まずはそのままサラダなどにあえるのがおすすめです」という設計思想が一致する食べ方を提案するほうが良いのではないだろうか。

また、遠く離れた和歌山のスーパー(ヒダカヤ)で手に入れた個体と、AFC本社の直売所で手に入れた個体の賞味期限がまったく同じだったことも、特筆しておきたい。



☆各種評価

・グレード ★★★☆☆

・価格   ★★★★☆ #216円/個

・味覚評価 ★★★☆☆ #塩分過多

・入手性  ★☆☆☆☆ #AFCブランドショップ限定?

・原産国  国産



☆スペック

内容量 85g

249kcal/缶 食塩相当量1.3g

原材料 まぐろ、植物油、野菜エキス、食塩

JAN:4896451922497 製造固有記号ITO

販売者 株式会社エーエフシー(静岡県静岡市駿河区豊田2-4-3) 製品ページ

Tuna canning review No.28


#伊藤食品 #油漬

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トップバリュ フタが開けやすいライトツナフレークを食べたレビュー

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トップバリュ フタが開けやすい... トップバリュ フタが開けやすい...



  トップバリュ フタが開けやすいライトツナフレーク

  まぐろ油漬フレーク・廉価品



☆コメント

 アルミ製シールを使うことでフタを開けやすくしたイオンのツナ缶。

 旧トップバリュ・ライトツナとの差違は:

・高くなった( 88円→ 108円 )

・カロリーが若干低くなった( 2.775kcal/g → 2.714kcal/g )

・内容量が減った( 80g → 70g )

・野菜スープの遺伝子非組み換えが徹底されなくなった

 ( 遺伝子組み換えではない → 遺伝子組み換え不分別)

だいぶ高くなった ( 1.1円/g → 1.54円/g )



 という点だろうか。以前のような高いコストパフォーマンスはなりを潜め、よくあるスーパーPBのツナ缶になってしまった。



 肉は値段なりに細かい。おそらく機械詰めだろう。油のキレも微妙で、生食には向かない。

素で食べず、マヨネーズと和える等といった調味料フォローが必要不可欠となる。



 味と品質で言えば明らかに旧ライトツナフレークより落ちているため、そのノリで買うのは避けた方がよさそう。

 廉価ツナ缶は数年を経てじわじわと品質が下がっている。トップバリュはわかりやすい指標となってくれたが、他社も他社で落ちてきているため特に輸入ツナ缶は消費者が敏感になる必要がある。



 …ただ、トップバリュベストプライスのライトフレークや多くの輸入ツナ缶と比べたら「まだ良い」方だ。問題は価格に釣り合ってないこと。



☆各種評価

・グレード ★★☆☆☆

・価格   ★★☆☆☆ #108円/個

・味覚評価 ★★☆☆☆

・入手性  ★★★★☆ #イオン系列店のどこにでも

・原産国  タイ



☆スペック

内容量 70g

190kcal/缶 食塩相当量0.8g

原材料 きはだまぐろ、大豆油、野菜エキス(大豆を含む)、食塩、調味料(アミノ酸等)

JAN:4902121054343 製造固有記号3L 

販売者 イオン株式会社(千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1) 製品ページ

Tuna canning review No.25
#きはだまぐろ #スーパーPB #油漬

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はごろも シーチキンLフレーク [ 12.24 クリスマスイブ製造 ]を食べたレビュー

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はごろも シーチキンLフレーク... はごろも シーチキンLフレーク...
 “サイレントナイト! ホーリーナイト!“



  はごろもフーズ シーチキンLフレーク

  2014.12.24 製造品 





☆コメント

 ツナ缶レビューのネタ記事である。

 ※シーチキンLフレークは以前に取り上げたので、缶詰に関する真面目な詳説は古い方の記事を参照されたい。



 クリスマス。イブは夜通し仕事で、25日はひとりぼっち。

 ひとりぼっちは悲しい。その思いを何かしらの形で表現したい。ツナ缶の保管棚を整理していたら、熟成用に回していたシーチキンLフレークを発見した。



 その賞味期限は2017.12.25。缶記載の賞味期限を3年さかのぼって1日引くと製造日がわかるが、折しも去年のイブに製造されたツナ缶だ。

 感涙が溢れる。OEM製造者の興津食品に親近感を覚える。



 全体的な味覚は普段のシーチキンLと変わらず、2年前にレビューしたG2ロットのものとまったく変わらない。

 OEM製造であっても味の妥協がないという点は、開ければいつでも・どのロットでも同じ味ということを意味する。筆者としても「製品として完成している」と強く実感する。



 しかし、熟成で缶詰としてのポテンシャルは大いに増した。一年きっかり熟成されてより身がやわらかくなって、コク深い大人の味わいを表現している。

普段から酒のつまみとしての評価が高いツナ缶なだけに、熟成で更に酒が進むのは明白だ。ぜひシャンメリーのお供に。



…なお、時節柄によるプラシーボ効果を多分に含んだレビューとなったことは、ご容赦いただきたい。筆者は独身であり、クリスマスの寒さはとても辛い。



☆各種評価

・グレード ★★★☆☆

・価格   ★★★☆☆ #168円/個

・味覚評価 ★★★★☆

・入手性  ☆☆☆☆☆ #さすがに製造日ピンポイント指定の品を見つけるのは…

・原産国  国産



☆スペック

内容量 70g

206kcal/缶 食塩相当量0.6g

原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)

JAN:4902560012409 製造固有記号OKT 賞味期限2017.12.25

販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ

Tuna canning review No.24


#きはだまぐろ #はごろもフーズ #油漬

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駒越食品 まぐろ中とろを食べたレビュー

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駒越食品 まぐろ中とろを食べた... 駒越食品 まぐろ中とろを食べた...
“きはだまぐろの中とろ部分のみを厳選し、

 野菜スープ・オリーブで調理したブロックタイプのサラダ油漬です。”





  駒越食品 まぐろ中とろ

  きはだまぐろ油漬けスライス・普及品



☆コメント

 駒越食品は「まぐろ缶詰」の専業化を図った会社で、自社製品もまぐろ関係の油漬/味付けや「おでん缶」などに絞っている。

 NIPPON TUNA WHITEしかり、製品のほとんどが通好みという印象。しかし、よく本ブログで挙げるような入手経路の絞られたツナ缶と違い、静岡ローカルのスーパーではたびたび見かけるという点で入手しやすい。本社による通販もあり。

 まぐろ中とろはネット上でもにわかな話題となっているが、今回部屋から実物を発掘したためレビューする。

製造から3年近く経っているものだった。



「この値段でスライスか!」という点に驚かされた。

 スライスはソリッドの上位で、身を一枚一枚手ではがしたものをいう。高級ツナ缶ではシーチキンとろ/炙りとろ、由比缶詰所のホワイトシップ印・炙りビントロなどがあるが、普及帯の価格でこれを実現できたのは純粋にすごい。



 味は他ツナ缶と比較して非常に強く、自己主張も激しい。

食感は同価格帯のきはだまぐろフレーク/ソリッドでは到底かなわないものとなっており、コストパフォーマンスは明らかに高い。

 原材料と食塩相当量が物語っているように、ダシのパンチがこの味を作っているように感じる。そのまま食べる系のツナ缶として扱うとよさそう。味付けの妙は駿河煮の会社ならではといえる。

 洋酒日本酒問わず、酒のつまみにも。ごはんのおかずにも最適。サラダにかけたり炒め物に投入するにはあまり向いてないかも。



☆各種情報

・グレード ★★★★☆

・価格   ★★★☆☆ #168円/個 (しずてつストア)

・味覚評価 ★★★★☆ #この値段でスライスというのは意外

・入手性  ★★☆☆☆ #静岡ローカルのスーパーで見かける

・原産国  国産



☆スペック

内容量 80g

249kcal/缶 食塩相当量1.7g 

原材料 きはだまぐろ、大豆油、野菜スープ、オリーブ油、白醤油、食塩、昆布エキス、

      椎茸エキス、調味料(アミノ酸等)、くん液、(原材料の一部に小麦を含む)

JAN:4517072000419 製造固有記号なし

製造者 駒越食品株式会社 (静岡市清水区駒越東町10-8) 製品ページ

Tuna canning review No.23


#きはだまぐろ #スライス #油漬 #駒越食品

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山梨罐詰(山梨缶詰) 塩とサラダ油で作ったまぐろサラダ油漬を食べたレビュー

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山梨罐詰(山梨缶詰) 塩とサラ... 山梨罐詰(山梨缶詰) 塩とサラ... 山梨罐詰(山梨缶詰) 塩とサラ... 山梨罐詰(山梨缶詰) 塩とサラ...



  山梨罐詰(山梨缶詰)

  塩とサラダ油で作った まぐろサラダ油漬

  びんながまぐろ油漬けソリッド・高級品



☆コメント

 山梨罐詰は主にOEM製造を主とする会社で、特にはごろもフーズやマルハニチロとの関係が深い。

しかし「自社ブランドの缶詰」はほとんど世に出回ることはなく、このツナ缶も公式HPで粗い画像が示されて存在が示唆される程度であった。

 背中には「K.Y.」のトレードマークがあり、それが自社の製造所固有記号KYにつながっている。

(また。はごろもフーズも後藤缶詰(旧社名)の頭文字をとって「G」をトレードマーク+固有記号にしていた。こちらは缶からGマークは消えてしまったものの固有記号をG2(焼津の第二工場)として現在に至っている)



 その実物を、しずおかマルシェ上り線で調達することに成功。

今回、公式HPに先駆け本ブログが「全世界初(※)の商品レビューを行う運びとなった。なお、2014年8月製造のロットである。



 結論を先に書くと、「開けてそのまま食べるのが一番美味しい」ツナ缶だ。



 画像でわかるように、身の詰め方が非常に丁寧。

また、サラダ油特有の味のしみ具合が珍しい。この価格帯はほとんどが綿実油かオリーブオイルのため、普及品のような食べやすさ・パサパサの少なさが特徴と思う。

原材料はまぐろ、サラダ油、食塩だけであるものの、味気ない等のネガティブな印象はまったくない。ただし、食塩の味が際立っているため、醤油やめんつゆといった味の濃い調味料を足す際には注意が必要である。味が濃くなりすぎてしまう。



(こんなに美味しいのだから、一般の販路にも乗れば良いのに…)





※…2015年11月28日現在。公式webサイトおよびWayback machine、JANコード検索、Google検索等による当ツナ缶の情報がまったくなかったため、全世界初の表記を行った。本ブログより前に公開されていたブログ等があれば、筆者Twitterに一報いただきたい。



☆各種評価

・グレード ★★★★☆

・価格   ★★★★★ #350円/個 (しずおかマルシェ 新東名静岡SA)

・味覚評価 ★★★★☆ #少ない原材料で素敵な味

・入手性  ☆☆☆☆☆ #情報一切なし

・原産国  国産



☆スペック

内容量 90g (固形量70g)

---kcal/缶 食塩相当量-g

原材料 びんながまぐろ、大豆サラダ油、食塩

JAN:4522889100016 製造固有記号KY

製造者 山梨罐詰株式会社(静岡県静岡市清水区興津中町974) 製品ページ

Tuna canning review No.22


#びんながまぐろ #ソリッド #油漬

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三洋食品 きはだまぐろフレーク [石巻工場製造]を食べたレビュー

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三洋食品 きはだまぐろフレーク... 三洋食品 きはだまぐろフレーク... 三洋食品 きはだまぐろフレーク...
“最終的な私たちの選択は、「石巻で続けること」。”





  三洋食品 きはだまぐろフレーク [石巻工場製造]

  きはだまぐろ油漬フレーク・普及品



☆コメント

 焼津に本社をおく三洋食品に、OEMを主とした石巻工場(宮城県石巻市魚町3丁目12-2)がある。

2011年の東日本大震災により甚大な被害を受けたが、2012年7月に操業を再開した。

 再開後にJF福島漁連が小名浜港水揚げのかつおを使用して開発した「福島 海の宝」のOEMを受けている等、宮城ならではの地の利を活かした製品が多い…らしい。

らしい、と付けざるを得ないのは、この石巻工場での生産が明言されているのが本品と福島海の宝しか確認できていないためだ。筆者も本品を見つけたときに腰を抜かしてしまったほどのレアリティである。

 普及品の価格で国産という点は大いに興味を引き、中身が気になった。



 今回手に入れたものは2012.12.26製造のロットで、執筆時点で非常に熟成が進んでいる。

 パッケージでは石巻というフレーズを全面的に押し出しており、復興を強く意識した商品であることがうかがえる。

 しかし、「buy ISHINOMAKI MIYAGI」を直訳すると「宮城県石巻市を買う」になるのだが、誤植だろうか…

(製造者が静岡の本社工場という表記、これは缶詰に書かれた内容そのままであることに留意いただきたい)



 肉は細かく油が多い。はごろものようなフレークを想像すると肩透かしを受ける。

しかしコストパフォーマンスという側面でなんら後れを取っておらず、食味は悪くない。

安価で必要十分な味。静岡で盛り上がる高級志向とは一線を画した、普段使いに最適なツナ缶である。





もうちょっと入手しやすければなぁ…



☆各種評価

・グレード ★★☆☆☆

・価格   ★☆☆☆☆ #83円/個 (生鮮館むらぬし/仙台市)

・味覚評価 ★★★☆☆

・入手性  ☆☆☆☆☆ #公式webにも本品が並んでいない

・原産国  国産



☆スペック

内容量 80g(固形量表記なし)

228.8kcal/缶 食塩相当量0.9g

原材料 きはだまぐろ、大豆サラダ油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)

JAN:4953685003896 製造固有番号YSSK3

製造者 三洋食品株式会社(静岡県焼津市焼津5-7-3)

Tuna canning review No.20



☆参考資料

・JF福島漁連「福島 海の宝」カタログ

http://www.fsgyoren.jf-net.ne.jp/fukushimauminotakara3.pdf (PDF)



・JFグループ「福島県の水産物の現況と課題・取組について」(2014.9.19) 23p

http://www.maff.go.jp/kanto/syo_an/seikatsu/iken/pdf/h260919tokyoshiryou2.pdf (PDF)


#きはだまぐろ #三洋食品 #油漬

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音代漁業 音代丸のツナ しろラベルを食べたレビュー

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音代漁業 音代丸のツナ しろラ... 音代漁業 音代丸のツナ しろラ... 音代漁業 音代丸のツナ しろラ...



  音代漁業 音代丸のツナ しろラベル

  びんながまぐろ油漬フレーク・普及品



☆コメント

 漁船からパッケージングまでを自社で一貫する、音代(おとしろ)漁業のツナ缶。

 「自社船の一本釣りびん長まぐろを使用」というキャッチコピーが大々的。

一昨年に取り上げた音代丸のツナあおラベルの兄弟品で、スペック上も「きはだまぐろ」を「びんながまぐろ」に変えたモデルのような扱いである。缶の素地に直接印刷しており、前出のあおラベルより高級感がある。

 金額や素材で評価すれば興津食品のまぐろフレーク油漬に近い。こちらも、びんながまぐろ+サラダ油の組み合わせを採用しており、実売価格も近い。



 肉はやや大きめで、フレークの割にしっかりとした食感がある。

下味はあおラベル同様で味の差違もなく、自己主張が強い。サラダよりはアルコールのおつまみによさそう。液汁を飲み干すのも苦ではない。

☆各種評価

・グレード ★★★☆☆

・価格   ★★☆☆☆ #106円/個 (バロー)

・味覚評価 ★★★★☆

・入手性  ★☆☆☆☆ #あおラベルより入手困難

・原産国  国産



☆スペック

内容量 80g(固形量表記なし)

196kcal/缶 食塩相当量0.6g

原材料 びんながまぐろ、大豆サラダ油、野菜スープ、食塩、調味料(アミノ酸等)

(原材料の一部に大豆を含む)

JAN:4580252445027 製造固有番号OTS1

販売者 音代漁業株式会社(静岡県静岡市清水区袖師町1974-39) 製品ページ

Tuna canning review No.19
#びんながまぐろ #油漬 #音代漁業

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【フタが赤い方を買ってくれ】18缶 トップバリュベストプライス サラダに使いやすいライトフレーク ツナ缶というよりツナの味がする調味料

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サラダやツナマヨネーズに使いや... サラダやツナマヨネーズに使いやすいフレークタイプです。タイの工場で作っています。

トップバリュベストプライス サラダに使いやすいライトフレーク

かつお油漬フレーク・廉価品


【フタが赤い方を買ってくれ】1...
(2021.4.17追記):本節で紹介する「トップバリュベストプライス サラダに使いやすいライトフレーク」は、2021年現在に同じベストプライスを名乗る「トップバリュベストプライス ライトフレークかつお油漬」とは全く異なる製品である。間違えないように注意。見分け方は、缶に銀色部分が多いのが本品サラダに使いやすいライトフレークで、ほとんどなくてフタが赤いのがライトフレークかつお油漬。



☆コメント

 イオン系列のショップで販売されている、きわめて値段の安いツナ缶。

100円を切ると廉価品の世界である。ごく一部の例外を除き値段相応以上のものは期待できない。

ほかの海外産ツナ缶と比べ製造固有記号が短いこと、野菜“エキス”でコストダウンしていること、粉末たまねぎを用いていることが特徴点か。



 スーパーで60円くらいで売ってるシュリンクおにぎりのツナマヨのツナみたいな味である。



 肉質が細かいのは値段相応。かつおの生臭さも同じく。

その生臭さを低コストで克服するための「粉末たまねぎ」なのだろうか。油のクセも強く、ギトギトした印象。

和食にはまったくだめ。コールスローに合わせても怪しげな何かになると思う。



(No.119)赤いフタのベストプライス


 20円くらい高いけど、筆者としては赤いフタのベストプライス・ライトフレークを強くおすすめしたい。同じライトフレークだが味は雲泥の差だから。



☆各種評価

・グレード ★☆☆☆☆ 0.3

・価格   ★☆☆☆☆ 0.2 #64円/個

・味覚評価 ★☆☆☆☆ 0.1 #お値段未満

・入手性  ★★★☆☆ 3.4 #イオン、ザビッグなど

・原産国 タイ



☆スペック

内容量 70g

195kcal/缶 食塩相当量0.9g

原材料 かつお、大豆油、野菜エキス(大豆を含む)、食塩、粉末たまねぎ、調味料(アミノ酸)

JAN:4902121054367 製造固有記号A2G

販売者 イオン株式会社(千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1) 製品ページ

Tuna canning review No.16



■「ツナ缶スーパーリンク!!」





(No.25)現ベストプライス・フタが赤いマグロ油漬(旧パッケージ)


→及第点。多くの輸入ツナ缶と比べたら「まだ良い」方のまぐろ油漬。



(No.119)現ベストプライス・フタが赤いカツオ油漬(新パッケージ)


→良心的なほうのライトフレーク。高いには高いなりの理由があるし、20円弱でここまで救ってくれるからトップバリュトップバリュベストプライス自体が悪いブランドってわけじゃないのよ。



(No.107)いちまる 焼津の綱本カツオ


→本品の6 1/4倍高いかつお油漬缶。同じかつおでこんなに違うツナ缶が生まれるのが、ツナ缶という食べ物の奥深いとこなのです。
#かつお #スーパーPB #油漬

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宝幸(ホニホ) ライトツナフレークを食べたレビュー

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宝幸(ホニホ) ライトツナフレ... 宝幸(ホニホ) ライトツナフレ...
  



  宝幸 ライトツナフレーク ひまわり油使用

  まぐろひまわり油漬・普及品





☆コメント

ワイルドカードまぐろとひまわり油を使用したツナ缶。200kcal割れはけっこう貴重。

公式サイトに製品ページはなく、検索しても回収騒ぎのコピーしか出てこなかったため、輸入ツナ特有の素性不明品ということになった。

宝幸はサバ缶や焼肉缶が有名だが、ツナ缶の生産は国産タイ産問わず殆どをOEMに頼っている。



油の割合が多く、肉はきわめて細かい。野菜スープの自己主張は少ないが、生臭さは抜けている。

ただし、毎日使うとダレそうなほど油が重いため注意が必要。

「それなりの値段で」「カロリーの低い」ツナ缶を求めている人にはおすすめできる。



☆各種評価

・グレード ★★☆☆☆

・価格   ★★★☆☆ #168円/個

・味覚評価 ★★☆☆☆

・入手性  ★★☆☆☆

・原産国  タイ



☆スペック

内容量 80g

190kcal/缶 食塩相当量0.7g

原材料 まぐろ、ひまわり油、野菜エキス、食塩、調味料(アミノ酸)

JAN:4902431015201 製造固有記号AYFUJ

輸入者 株式会社宝幸(東京都品川区大崎2-1-1)

Tuna canning review No.15
#油漬

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