(2021.4.17追記):本節で紹介する「トップバリュベストプライス サラダに使いやすいライトフレーク」は、2021年現在に同じベストプライスを名乗る「トップバリュベストプライス ライトフレークかつお油漬」とは全く異なる製品である。間違えないように注意。見分け方は、缶に銀色部分が多いのが本品サラダに使いやすいライトフレークで、ほとんどなくてフタが赤いのがライトフレークかつお油漬。 ☆コメント イオン系列のショップで販売されている、きわめて値段の安いツナ缶。 100円を切ると廉価品の世界である。ごく一部の例外を除き値段相応以上のものは期待できない。 ほかの海外産ツナ缶と比べ製造固有記号が短いこと、野菜“エキス”でコストダウンしていること、粉末たまねぎを用いていることが特徴点か。 スーパーで60円くらいで売ってるシュリンクおにぎりのツナマヨのツナみたいな味である。 肉質が細かいのは値段相応。かつおの生臭さも同じく。 その生臭さを低コストで克服するための「粉末たまねぎ」なのだろうか。油のクセも強く、ギトギトした印象。 和食にはまったくだめ。コールスローに合わせても怪しげな何かになると思う。 (No.119)赤いフタのベストプライス 20円くらい高いけど、筆者としては赤いフタのベストプライス・ライトフレークを強くおすすめしたい。同じライトフレークだが味は雲泥の差だから。 ☆各種評価 ・グレード ★☆☆☆☆ 0.3 ・価格 ★☆☆☆☆ 0.2 #64円/個 ・味覚評価 ★☆☆☆☆ 0.1 #お値段未満 ・入手性 ★★★☆☆ 3.4 #イオン、ザビッグなど ・原産国 タイ ☆スペック 内容量 70g 195kcal/缶 食塩相当量0.9g 原材料 かつお、大豆油、野菜エキス(大豆を含む)、食塩、粉末たまねぎ、調味料(アミノ酸) JAN:4902121054367 製造固有記号A2G 販売者 イオン株式会社(千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1) 製品ページ Tuna canning review No.16 ■「ツナ缶スーパーリンク!!」 ・(No.25)現ベストプライス・フタが赤いマグロ油漬(旧パッケージ) →及第点。多くの輸入ツナ缶と比べたら「まだ良い」方のまぐろ油漬。 ・(No.119)現ベストプライス・フタが赤いカツオ油漬(新パッケージ) →良心的なほうのライトフレーク。高いには高いなりの理由があるし、20円弱でここまで救ってくれるからトップバリュトップバリュベストプライス自体が悪いブランドってわけじゃないのよ。 ・(No.107)いちまる 焼津の綱本カツオ →本品の6 1/4倍高いかつお油漬缶。同じかつおでこんなに違うツナ缶が生まれるのが、ツナ缶という食べ物の奥深いとこなのです。