山本俊輔氏の 『絶望中学』 を読んだのが今年の4月で、まだ大津市の市立中学2年生がいじめで自殺した報道はありませんでした。
現在の中学校の現状をあぶり出す内容で、重たい気分で読み進めたのを思い出します。
今回の『ヘブン』は、大津市のいじめとまったく同じ状況を、目の前にさらけ出しています。
この作品は、「芸術選奨文部科学大臣新人賞」と「紫式部文学賞」を同時に受賞した作品で、初出は2009年9月ですから、大津市事件以前に執筆されています。
受賞作だからではありませんが、もっと社会問題として取り上げるべき内容だと感じました。
14歳の<僕>が、ある日同じいじめを受けているクラスメートの女子<コジマ>から手紙を受け取り、被害者同士として気持ちを分かち合いながら学校生活を過ごす過程が、細かく描写されていきます。
善悪や人間のエゴイズム、友情、家庭問題に対処しながら、14歳の<僕>がどのように変容してゆくのか、圧倒的な技量で書きすすめられていきます。
今の現状をを見つめ直す機会として、ぜひ全中学生に読まんでほしい作品です。
月曜日の週初めでが、打ち合わせの後「ちょっと一杯」ということで、【はつせ】さんに顔出しです。
きさくな女将さんと、娘さんのトモちゃんが切り盛りしている居酒屋さんです。
ご近所の高齢者の方々も多く、女子会などにもよく利用されているお店です。
「ちょっと一杯」の肴は、「刺身の盛り合わせ」にしました。
好物のワサビもたっぷりと付けていただき、ビールがすすみます。
秀逸なのは<サザエの肝>で、これでもかというほど山盛りに出していただきました。
大根を使った「花飾り」もきれいで、<季節料理>と掲げている女将さんの心意気を感じながら、おいしくいただいてきました。
日清の「チキンラーメン」と並んで、ロングセラー商品でもあり、エースコックの看板商品でもある【ワンタンメン】です。
1963(昭和38)年8月27日に発売され、来年は50年目を迎える商品です。
今年の3月にリニューアルされていますので、久しぶりに購入(98円)してみました。
鰹出汁に定番の「松茸風味」を加えたワンタンメン独特のコクと風味は、正にエースコックの伝統の味です。
豚の風味を高め、つるんとした感触のワンタンも味良く、<キャベツ・コーン・ネギ・ニンジン>もそつのない量です。
上蓋には「こぶたのナルト入り」とあり、知人より「数十個に一個の割合でウインクしたこぶたがある」と聞いておりましたので、早速乾燥ナルト(4個)をチェックしましたが、駄目でした。
駄目だったよと報告しましたら、どうやら聞き間違えていたようで、「ウインクのこぶた」は、上蓋のデザインだそうです。
また注意して、上蓋の「ウインクのこぶた」を探さなければと、好奇心がわいています。
【マンデビラ】としては、白色の 「マンデビラ・ボリビエンシス(=サマードレス)」 や赤紫色の 「マンデビラ:ローズジャイアント」 を取り上げてきました。
今回は、サントリーフラワーズが育成した【マンデビラ・サンパラソル・ジャイアント】という園芸品種で、「クリムゾンキング」という名称がつけられています。
花径10センチほどある大輪の花で、「マンデビラ・ローズジャイアント」によく似た感じですが、花弁の色合いが鮮やかで目を引きます。
明るい日差しの下で、トロピカルな色合いは、夏にぴったりです。
「セイヨウハッカ」 の花は、昆虫たちに人気のようです。
先だっては 「キオビツチバチ」の(オス)が 、一生懸命食事をしておりました。
今回はあまり好かれていない「ハエ」の【ノイエバエ(野家蠅)】が、「セイヨウハッカ」の花にとまっていました。
ハエ目(双翅目)ハエ亜目(短角亜目)イエバエ科イエバエ属に分類されていますが、嫌われ者の「ハエ目」は世界中で130科、122,000種数えられています。
日本では60科、3,000種近い「ハエ」が確認されており、イエバエ科には、「イエバエ」や「サシバエ」などの<衛生害虫>を多数含み、250種です。
背中(胸部)の縦筋や腹部の黒点模様が特徴的な【ノイエバエ】ですが、サルモネラ菌や赤痢菌を媒介する昆虫で、最近の研究ではO-157や鳥インフルエンザの媒介も担っているようで、好かれないのは仕方ないようです。
高速神戸駅から新開地駅へ向かう途中に、「星の広場」があります。
ニ三カ月に一度程度、フリーマーケットなどが開催されている場所です。
壁で場所を区切る架設工事が行われており、今回もその下準備かなと眺めておりましたら、【こうべアート街道】の下準備でした。
JR元町駅からJR神戸駅の高架下に並びます、元町高架下商店街(モトコー)の空き店舗などを利用して、アートなどの情報発信が8月1日(水)~5日(日)の期間に開催されます。
今年のテーマは「お化ーけ」だそうで、空き店舗(2-183番)では<きもだめし>、デュオ神戸の浜の手広場では、古着をつかったお面のかぶり物作成のワークショップも企画されています。
街中に溶け込んだ「お化ーけ」のアートを観賞して、熱暑の夏を乗り切るのもいいかもしれません。
【神戸ハーバーランド】は、旧国鉄の湊川貨物駅や川崎製鉄・川崎重工といった沿岸一帯の跡地を再開発して、1992年に新興市街地として誕生しました。
JR神戸駅や高速神戸駅からも徒歩圏内で、高浜旅客ターミナルや神戸ポートタワー、神戸海洋博物館などの港湾施設も近接した場所です。
今年の3月11日には、 「神戸阪急」 が撤退していますが、神戸モザイクにある飲食店も入れ替わりが激しく、厳しい営業状況が続いているようです。
神戸西武も、開店2年で閉店していますし、ダイエー・星電社といった神戸市民にお馴染みの店舗も今はありません。
街開き当初にはなかったマンションも見受けられ、時代と共に街並みが変化してゆくのは仕方ないことです。
来年春には、神戸阪急のあとに「イオン」が開店予定です。
少しでも賑わいが取り戻せたらと、今から期待しています。
昨年11月17日(木)、三宮の地下街「さんちか」に、神戸初の麺ストリートというふれ込みで、4店舗のラーメン店が【神戸 麺ロード】として「8番街」にオープンしています。
開店当時は<バトルシステム>という前宣伝を強く打ち出し、興味を持っていました。
<バトルシステム>というのは、「6ヶ月間の営業を通じて、売上金額が最低の店は、無条件で撤退する」というルールです。
開店から6ヶ月以上がたっていますので、どの店が撤退して、どんな新しいお店ができているのかと出向いてみましたら、開店当初の4店舗のままです。
なんだか騙されたような気分で、ガッカリしました。
新規に名乗り出るラーメン店がいないのか、単なる前宣伝だけのコピーだったのか、気になる現状です。
B級グルメ派として、手早くできる「丼物」が大好きです。
お昼ご飯は、冷蔵庫にベーコンのブロックがありましたので、「ベーコンエッグ」ならず【ベーコン玉子丼】です。
1. 熱いご飯をお皿に盛る
2. レタスを小さく刻んで、ご飯に敷きつめる
3. ベーコンブロックを、角切りにして炒める
4. 炒めたベーコンを、玉子でとじる
5. 敷き詰めたレタスの上から、とじたベーコンをかける
今回も、実に簡単な調理ですが、味は保証付きです。胡椒など、お好みで調整してください。
最後に、<KUMA>さんからいただいた <天下第一辣> を垂らして完成です。
唐辛子の辛さと、レタスのシャキシャキ感が、夏場の食欲をそそります。
散歩がてらに「赤色の実」を遠目で眺めていましたが、ようやく【ブラックベリー】が黒く熟してきました。
バラ科キイチゴ属ですが、「ラズベリー」と同様に「キイチゴ(木苺)」の仲間です。
研究者によると、分類は数十種から数百種に分かれるようで、それだけ似た品種が多いということでしょう。
【ブラックベリー】は、アメリカで栽培された品種で、アントシアニンも多く、酸味が強い味です。
熟してきますと、粒々の実が果汁でプリプリにふくらみます。
皮の厚みも品種によりそれぞれあるようですが、痛みが早いだけに、市場で見かけることは少ない果実です。
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