ビールの本場ドイツでは、「フリューリングス(春祭り)」や「マイフェスト(5月祭り)」といった名称の春祭りが盛んに行われています。
神戸でもゴールデンウィークの新しい春のお祭りとして【神戸ジャーマンビアフェスティバル】が開催されており、今年で5回目を迎えます。
開催場所は、神戸ハーバーランドの高浜岸壁北側を会場として、開催期間は4月19日(金・祝)から5月8日(日)11:00~22:00(L.O.21:30)です。
大のビール党として過去に一度覗いてみたことがありますが、「ピルスナー」(1500円:500ml)・「ヘフェヴァイスビール」(1300円:500ml)など、ロング缶(500ml)が5本買える値段ですので、その後は足が向きません。
今宵「キリンビール」のお供に選びましたのは、「合鴨ロース」です。
この肴も居酒屋の定番メニューのようですが、黒胡椒のよく効いた <鈴ぎん:福寿> や、脂身がしっかりとのった <立ち呑み「しゅう」>など、色々な味わいが楽しめる一品です。
成分分析的には牛・豚肉とあまり変わりませんが、「合鴨」には<不飽和脂肪酸>が多く含まれ、常温で固まらず、血中コレステロール値を下げる効果があるとされています。
今宵の【えっちゃん】の「合鴨ロース」は、断面の幅が小さかったもですが、しっかりと脂身のうまさが味わえました。
< 9000系(車両番号9100) 神戸側 >
< 9000系(車両番号9000) 大阪側 >
2016年4月1日(金)から10月30日(月)頃までを予定として、今年神戸市内高架延伸線(現在の王子公園駅付近~神戸三宮駅間)の開通80周年を迎えるにあたり、同区間を運行する神戸本線8両編成の一部車両に<記念ヘッドマーク>が提出されています。
1936(昭和11)年4月1日、神戸三宮駅(当時は(阪急)神戸駅)は、地上5階・地下1階建ての 「神戸阪急ビル」 (大阪側にイラスト画)であり 、立派なターミナル駅として機能していましたが、阪神・淡路大震災で被災、解体を余儀なくされてしまいました。
<記念ヘッドマーク>は、各車系(1000系・5000系・7000系・8000系・9000系)に1編成ずつに提出されています。
初めて見かけたときには、車両の前後で違う図案だとは知らず、本日「新開地駅」の乗り換え時に8両編成の前後を小走り、なんとか2種類を撮り終えました。
以前に、私有地に植えられていた大きな「クスノキ」が伐採されていた コメント を書きましたが、その後久しぶりに同じ場所を通りました。
今回は、その切り株に何らかの<コケ・キノコ>類(?)が発生しているのを発見、また観察する楽しみができました。
<コケ・キノコ>類の分野は疎いのですが、形状的に地衣類としての<ダイダイゴケ科>かなと感じたのですが、今後の成長を見守りたいと考えています。
20種類以上のスパイスを調合し、バターや小麦粉などを一切使用しないスパイシーなカレールーのお店【GASA(ガサ)】に、久しぶりに出向きました。
選びましたのは、「イワシの香草グリルカレー」(800円)です。
前回いただいた 「GASAカレー」 は「サフランライス」でしたが、今回は<薬膳カレー>を看板にしているだけあって、健康的な「玄米」が使われています。
水を飲むほど飛び抜けた辛さではありませんが、スパイシーさを感じさせてくれる味わいは、なかなかいい感じです。
ファルコン植物記で先ほど <フジ> をアップしましたが、この額面「120円」切手は定型外郵便物50グラム以内用として、2015(平成27)年2月2日(月)に発行、ブラビア3色刷り、切手デザイナー<貝淵純子>の意匠です。
古代から<フジ>の蔓を利用して藤布や縄、籠などを作っていたことにより、布降り作業の「経(タテイト)を打つ」ことから「経(フ)打(ウ)ち」となり、それが変化して<フジ>となったと推測されています。
『古事記』(第四十三話)には、<春山之霞壮夫(はるやまのかすみおとこ)>が、<伊豆志袁登賣神(いずしおとめのかみ)>を娶るために母が藤葛を取ってきて、一晩のうちに衣服と履物を織り縫い、また弓矢を作り、その衣服を着せ弓矢を持たせて娘の家に向かわせますと、その衣服や弓矢が<フジ>の花に変わったという話しが記されています。
<フジ>の皮を灰と煮て晒し、繊維を取って紡いで織られた藤布の衣服は、江戸時代までは庶民の作業着として用いられていました。
「藤棚」は日よけ代わりとして用いられ、その下にはベンチなどがよく置かれています。
湊川神社にも「藤棚」がありますが、その下には植え込みがあり、参拝者には気づかれにくい場所に設置されています。
<フジ>はマメ科フジ属の蔓性落葉樹、<フジ>には蔓が右巻きと左巻きの2種類があり、右巻きの標準和名は「フジ(藤)」または「ノダフジ(野田藤)」、左巻きの標準和名は「ヤマフジ(山藤)」または「ノフジ(野藤)」です。
日本固有種として、『万葉集』には<フジ>の花が27首詠まれており、上古より観賞の対象にされていたのが分かります。
好日性植物で総状花序は長く垂れ下がり、「フジ」はひと房に約100花ほど咲かせますが、「ヤマフジ」はひと房に30花ほどです。
共に長い<豆果(莢果)>を実らせますが、花を多く咲かせる割には、ひと房に実るのは2~3本程度でしょうか、子供の頃は「刀」としてよく遊んでいました。
繊細で佇まいの美しい文章で人情の機微を描き出し、手触り感のある細部の描写が素直に伝わる著者の作品は、新潮文庫として 『日無坂』 ・ 『いさご坂』 と読んできており、本書が3巻目になります。
物語の舞台は、享保7(1722)年12月、将軍<吉宗>の時代に設立された「小石川養生所」を舞台に繰り広げられる短篇5篇が収められています。
主人公はお家のために詰め腹を切らされ、医師<高橋宗庵>家に5歳のときに養子に出された23歳の若き医師<淳之祐>を主人公に据え、病人の身の回りを世話する者たちとの交流と、不治の病の病人たちとの関わりを通して、彼の人間的な成長と医師としての成長が平行しながら描かれています。
藩の不正をただすために自ら切腹をした父<誠太郎>の気骨さが、息子の<淳之祐>にも通じる場面が多々あり、目先の利益を考えない一途な行動に爽やかさを覚えながら、気持ちよく読み終えました。
日曜日に<ファルコンシェフ>として 「豚ばら肉の玉子炒め」 に<トマト>を入れて炒めましたが、今宵【しゅう】さんでは、「トマトと玉子炒め」(250円)がありました。
「トマトと玉子炒め(西紅柿炒蛋)」は、昔から中国や台湾の定番料理ですが、なぜか中華料理店ではあまり見かけません。
味付は「鶏がらのスープの素」を使ったようで、大きな<トマト>の酸味がいい塩梅で、おいしくいただきました。
料理好きの<大将>らしく、珍しい調理として「筍と挽き肉のカレー炒め」(300円)がありました。
「タケノコ」はイネ科タケ亜科に分類され、約70種ほどありますが、食用にされているのは「孟宗竹」や「淡竹」 ・ 「真竹」など数種類しかありません。
名称の「筍」は、「一旬=10日間」ほどで、大きく成長する所に由来、食べられる期間も本の一瞬で、土から芽が出るか出ないかの段階を見分けなければいけません。
関西人としては「筍」といえば京都府の竹林のイメージが強いのですが、産地としては福岡県が約33%、鹿児島県が27%で、合わせて60%を占めています。
カレー風味の味わいは食欲をそそりますが、春を感じさせてくれる旬の味わいを楽しみながら、おいしくいただきました。
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