ファルコン植物記で先ほど <フジ> をアップしましたが、この額面「120円」切手は定型外郵便物50グラム以内用として、2015(平成27)年2月2日(月)に発行、ブラビア3色刷り、切手デザイナー<貝淵純子>の意匠です。
古代から<フジ>の蔓を利用して藤布や縄、籠などを作っていたことにより、布降り作業の「経(タテイト)を打つ」ことから「経(フ)打(ウ)ち」となり、それが変化して<フジ>となったと推測されています。
『古事記』(第四十三話)には、<春山之霞壮夫(はるやまのかすみおとこ)>が、<伊豆志袁登賣神(いずしおとめのかみ)>を娶るために母が藤葛を取ってきて、一晩のうちに衣服と履物を織り縫い、また弓矢を作り、その衣服を着せ弓矢を持たせて娘の家に向かわせますと、その衣服や弓矢が<フジ>の花に変わったという話しが記されています。
<フジ>の皮を灰と煮て晒し、繊維を取って紡いで織られた藤布の衣服は、江戸時代までは庶民の作業着として用いられていました。
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投稿日 2016-04-27 18:48
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2016-04-27 20:15
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投稿日 2016-04-28 07:10
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投稿日 2016-04-28 07:16
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