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幼虫も成虫も小昆虫を餌としています【ハラビロカマキリ(腹広蟷螂)】が、「アオギリ」の葉の上で餌を待ち構えていました。
カメラのレンズをを向けますと、威嚇したポーズでこちらをにらんで警戒態勢です。
「チョウセンカマキリ」 や 「コカマキリ」 に比べて前胸が短く、腹部が太いのが名の由来で、前翅の中央部の縁に白紋が左右に一つずつあり、前足の基節前縁に3~5個の黄色の突起がありますので、同定しやすい姿をしています。
また 幼虫 のときは腹部端部を持ち上げる姿勢を取るのも、本種の幼虫の特徴です。
成虫は年1化(沖縄では2化)、夏から秋にかけて出現します。
綺麗に見える角度を求めながら、野草の茂る中何とか撮影できました【アレチヌスビトハギ】です。
【アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)】はマメ科ヌスビトハギ属の多年草、学名は「デスモディウム・パンキュラツム」で、とっさに思いだせる名称ではありません。
原産地は北アメリカ、日本で初めて発見されたのは大阪府下で1940(昭和15)年ですが、渡来した原因は分かっていません。
今では帰化植物として名称通り荒地や空き地に自生しています。
初秋~秋の初めにかけて茎の先煮長さ20~30センチほどの房状の花序に、長さ1センチ程度の小さな淡紅色のマメ科特有の蝶型の花を咲かせます。
このあいあだは、「豚足煮込み」 を煮込んだ煮こごりを使った 「やっこ豚煮こごり」 をおいしくいただきましたが、今宵は<豚の挽き肉>を固めた「豚肉の煮こごり」(150円)が出ていました。
大きめの<豚挽き肉>がほどよく味付けされており、冷やし固められたゼランンチ質の感触が口の中で溶け合い、いい塩梅でした。
「熱いご飯にかけて『煮こごり丼』もおいしそうですね」といえば、<女将>さんから、「サトウのごはん、置いてありますよ」と、笑われてしまいました。
目新しいメニューは必ず食べるようにしていますが、先ほどいただいた 「大将特製肉餃子」 の口直しにと選んだのが、「キュウリの白ネギ和え」(100円)です。
この値段で一品の肴がいただけるのは、ありがたい配慮です。
さっぱりとした胡瓜の浅漬けで、「餃子」のいい口直しになりました。
この気軽な価格で料理が美味しいとなれば、自然ともう一品頼もうかなという気分にさせられてしまいます。
どの肴料理も<大将>特製ですが、「女将極上のポテトサラダ」 に対抗したわけでもないでしょうが、「大将特製肉餃子」(150円)の名称でメニューが出ていました。
一般の餃子よりも大きめの皮が使用されていて、具の肉餡もたっぷりと詰められていて、ひとつひとつが食べ応えがあり、ビールがすすみます。
「餃子」は人気があるのか、パレットいっぱいにありましたが、あっという間に姿を消してしまいました。
今宵、酒呑み仲間の<ペコちゃん>からのおすそ分けは、東京都中央区銀座に本店があります<プールミッシュ>の【ガトー・ウイークエンド(オレンジ)】という焼菓子でした。
「ガトー・ウイークエンド」とは「週末のお菓子」という意味で、週末に別荘や行楽地に出かけるときに持っていくお菓子を指します。
この【ガトー・ウイークエンド(オレンジ)】は、長さ14センチばかりのスティック状の形状で、生地の中に<オレンジピール>が入り、表面にはオレンジソース(ジュース?)がグラサージュされている感じでした。
食べてみますと、さわやかなオレンジの風味が口の中に広がり、上品な味が楽しめました。
神戸駅方面に出向くことがあり、久しぶりな感じで【五郎】に足を向けました。
本日の「日替わり定食」(800円)は、「鶏肉の唐揚げおろしポン酢添え」で、小鉢物は好きな牛蒡が入った「牛蒡とこんにゃく煮」・「高野豆腐」・「白菜の漬物」でした。
朝夕は涼しいのですが、お昼間はまだ半袖で十分な気温です。
<女将>さんと服装の難しい時期ですねと話しながら、<から揚げ>が揚がるのを「キリンビール」を呑みながら待っていました。
たっぷりと添えられた「大根おろし」、<カイワレ>も混ぜられていて、細かい心配りに感謝しながら、今日もおいしくいただいてきました。
今回の<佐々木房甫>先生の作品は、季節の「菊」一種だけで生けられていました。
白色の花器が、上部に使われている「菊」の花色を見事に引き立てています。
まっすぐに伸びた「菊」の姿を中心として、左右に構成よく配置された枝の形が、媚びることなく自然体で、凛とした美しさを漂わせていました。
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雑木林や草薮の周辺で見かける機会が多い【ヒカゲチョウ(日陰蝶)】ですが、「ハマユウ」の葉の上で休憩していました。
チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に分類されていますが、日本固有種だけに、観察できますとなんだか安心してしまいます。
タテハチョウ科の特徴として脚は4本しかないように見えますが、よく観察しますと頭部と前脚(中脚)のあいだに小さく折りたたんだ前脚があります。
この前脚は歩行や掴まることはできませんが、先端に生えた<感覚毛>で味を感じることができ、感覚器官として特化しています。
雌雄同定の性票としては、後翅表面の中室付に毛束があるのが<オス>ですが、翅の形が<メス>は<オス>より翅が幅広く地色はやや淡い色合いで、前翅の斜めの白帯がより明瞭に入ります。
綺麗に【ホテイアオイ】の花が開花しているのを見つけました。
ミズアオイ科ホタテアオイ属の水草で南アメリカ原産、17世紀に発見され日本には観賞用として1884(明治17)年に導入されています。
葉は水面から立ち上がり艶のある丸っぽい形をしてており、葉柄が丸く膨らんで浮き袋の役目を果たしています。この丸い膨らんだ部分を「七福神」の<布袋(ホテイ)>のお腹に見立てて、【ホテイアオイ(布袋葵)】と名付けられました。
花茎を葉のあいだから高く伸ばし、花径6~7センチの花を数輪咲かせます。
花は青紫色で花弁は6枚、上に向いた花弁が幅広く、真ん中に黄色の斑紋があり周りを青色の模様が囲んでいます。
花が咲き終わりますと、花茎の先端が下向きに垂れて水中に潜り込む形を取り、水中にて果実が成長、種子を放出します。
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