<湯本香樹実>による同名小説『岸辺の旅』(2010年2月25日・文藝春秋刊 )を、兵庫県神戸市出身の<黒沢清>監督が映画化した『岸辺の旅』が、2015年10月1日より全国で公開されます、
第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞しています。
<深津絵里>と<浅野忠信>が主役となる夫婦を演じましたた。3年前に夫の「優介」(浅野忠信)が失踪した妻の「瑞希」(深津絵里)は、その喪失感を経て、ようやくピアノを人に教える仕事を再開しました。
ある日、突然帰ってきた「優介」は「俺、死んだよ」と「瑞希」に告げます。「一緒に来ないか、きれいな場所があるんだ」との「優介」の言葉に「瑞希」は2人で旅に出ます。それは「優介」が失踪からの3年間にお世話になった人々を訪ねていく旅でした。旅の中でお互いの深い愛を改めて感じていく2人でしたが、「瑞希」が「優介」に永遠の別れを伝える時は刻一刻と近づいていました。
<蒼井優>、<小松政夫>、<柄本明>らが、出演しています。
<吉永南央>といえば、珈琲豆の小売りと陶器の販売を兼ねている「小蔵屋」を76歳で始めた<杉浦草>を主人公とした<紅雲町珈琲屋こよみ>シリーズが面白く、(文春文庫)として現在第三作目の 『名もなき花の』 までを読んでいます。
本種はシリーズ第一作目 『萩を揺らす雨』 に次いで文庫化(2012年2月刊行)され、短篇5篇を収録していますが、<杉浦草>シリーズでないので読み飛ばしていました。
本書を読み終り、改めて著者の力量に深く感動、面白く読み終えることができました。
納められている作品の主人公たちは、何気なく過ごしていた日常から、ある日不安を駆り立てられる世界へと引き込まれてしまいます。
5年間連れ添ってきた妻がある日姿を消す表題作の『オリーブ』をはじめ、一日早く退院したら家は妻の昔の彼のために家を売却されていた夫、野心家の彼が、自分の作品を個展に出していたことを知る作家、ある日夫を急性心不全で亡くした妻等、日常に潜んでいる出来事を通して苦悩する主人公たちを丁寧に描き出し、一抹の希望を与える終わりかたでまとめられています。
<ジェーン・オースティン>による恋愛小説の古典『高慢と偏見』にゾンビの要素を取り入れる大胆なアレンジでベストセラーとなった<セス・グラハム=スミス>の同名小説を、『シンデレラ』の<リリー・ジェームズ>、『マレフィセント』の<サム・ライリー>主演で映画化した『高慢と偏見とゾンビ』が、2016年9月30日より全国で公開されます。
感染するとゾンビとなる謎のウィルスが蔓延する18世紀のイギリス。片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は、裕福な男性との結婚を夢見ながら得意のカンフーでゾンビと戦う毎日を送っていました。ある日、屋敷の隣に資産家の「ビングリー」が引っ越してきて、「ビングリー」の友人で大富豪の騎士「ダーシー」も出入りするようになります。
舞踏会で「ダーシー」と知り合い、色めきだつ姉妹でしたが、次女の「エリザベス」だけは、「ダーシー」の高慢な態度に嫌悪感を抱いていました。そんな中、人類とゾンビによる最終戦争が勃発。ともに戦うことになった「エリザベス」と「ダーシー」は、互いに自らの中で抱いていた偏見に気づきはじめます。
監督と脚本は『セブンティーン・アゲイン』の<バー・スティアーズ>が務め、<リリー・ジェームズ>、<サム・ライリー>、<ジャック・ヒューストン>、<ベラ・ヒースコート>、<ダグラス・ブース>、<マット・スミス>、<チャールズ・ダンス>、<レナ・ヘディ>などが出演しています。
今宵は 「焼き平天」 (100円)を肴として、瓶ビール(サッポロ:赤星430円)を呑み始めていましたら、厨房内の壁に「大根2個 イカ3個 小芋2個」との指示書が壁に貼られているのに気が付きました。
今月から火曜日と木曜日は<大将>はお休みで、<女将>さんと<あゆちゃん>が、夕方5時の開店からラストまで頑張られています。
メニューを見て「イカ大根」(250円)だろうと考え、さっそく注文です。
間違いなく指示書通りの個数がきれいに盛り付けられていて、「イカ」の味がよくしみ込んだ「大根」と「小芋」、おいしくいただいてきました。
酒の肴は安くて美味しいのが一番ですが、(100円)メニューの一品が多々あるお店は少ないと思います。
今宵は「焼き平天」が(100円)でありましたので、なくなる前に注文です。
写真では分かりずらいのですが、2段重ねに入っていてボリュームも満点でした。
少し醤油を垂らしてみましたが、「焼き平天」の持ち前の味だけで、十分においしくいただけました。
今回の高速神戸駅のご担当の先生は、「スッキリ先生」ではないようでした。
秋の季節らしい「ワレモコウ」が使われ、黄色の「カソミソウ」と赤紅色の「シモツケ」に似た密集花の組み合わせです。
枝物が上下左右に伸びている仕様ですが、小花の密集花よりも、単体で目立つ原色的な花材がいいのではないかなと、素人考えで拝花しておりました。
<インスタント麺> をシリーズとして食べ続けていますので、外食で「ラーメン」を食べる機会は少なくなりましたが、久しぶりに【神戸っ子】に顔出しです。
メニューとしては、この「中華そば」(700円)をはじめ、「チャーシューめん」(1000円)・「味玉らぁめん」(700円)・「白らぁめん」(650円)の4種類があり、ランチタイムには「小ライス・餃子(5個)」のセットが(150円)で追加できます。
セットが内容的にお得感十分なのはわかっているのですが、今回は「小ライス」(100円)だけにしました。
相変わらず麺が見えないほど全面に<チャーシュー>と<刻みネギ>が盛られていて、「チャーシューメン」かと思えるほどの見事な光景です。
時代の流れを反映しているのか、昔のようなこってり感のあるスープではなく、やや塩味が強めに感じる味付けで、わたしの好きな【神戸っ子】の味が変わっていました。
昨日の(仮称) 「オニオンチーズトースト」 は、よく炒められ、ペースト状の<玉ねぎ>を使用していました。
こちらの「オニオンブレッド(ハーフ)」(151円)は、輪切りした<玉ネギ>はパンの表面を飾り、生地のなかに<チーズ・ベーコン>が練り込まれています。
前回購入時とは若干パンの 形状 が違い、いかにも手作業だとわかり苦笑してしまいます。
柔らかいパンの口当たりに、<チーズ>の濃厚さが加わり、おいしくいただきました。
今年としては、9月14日が 【イチモンジセセリ】 の1回目の登場になりましたが、そろそろ見かける機会が多くなる時期に入ったようです。
「ヤナギトウワタ」の花に、吸い蜜にきた【イチモンジセセリ】ですが、同定の要となる後翅裏側の白銀紋が消えかかっていて、一瞬どの「セセリチョウ」かと悩んでしまいました。
地味な茶色の翅色と太い胴体のため、<蛾>と間違われやすいのですが、<蝶>の仲間です。
一般的に触角の先端が「棍棒状」なら<蝶>、それ以外「 糸状 ・櫛状 」なら<蛾>とされていますが、どちらも同じチョウ目(鱗翅目)で動物学上の分類では区別はありません。
チョウ目は日本では約6000種、そのうち<蝶>は約200種強ほど、「セセリチョウ」は4亜科37種が日本では分布しています。
本種は、多肉植物にもハーブにも分類されるシソ科プレクトランサス属の植物で、別名は「キュバンオレガノ・スプミント」です。
丸い葉は多肉質で、産毛に覆われていてビロード状のような風合いを持っています。
名称に「アロマ」とあるように、葉をこすったりつぶしたりしますと、「ミント」に似た爽やかな香りが漂います。
「ペリエソーダ」を用いて、この葉を数枚浮かべた<アロマティカス・ソーダー>は爽やかな飲料として、また葉はシャキシャキとした歯ごたえで食べてもおいしくいただけるハーブです。
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