阪神西元町駅の<生け花>は、<田中とき子>先生がお一人で担当されています。
今回の作品は、秋の季節感あふれる黄色い「菊」を5本用いての構成でした。
5本の菊花の位置が重なることなく微妙な高さでの構成で、すっきりとした雰囲気が醸し出されていました。
赤色の「ヒガンバナ」の花に、吸い蜜にきた【キアゲハ(黄揚羽)】です。
翅の色が黄色ですので、色彩的にきれいな配色になりました。
チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ科アゲハチョウ属に分類され、体長は春型で40~50ミリ、夏型で少し大きくなり50~65ミリになります。
翅の模様は 「ナミアゲハ」 と良く似ていますが、本種は前翅表の付け根の部分が黒ずんだ色彩で塗りつぶされた感じの細長い三角形の部分があり、「ナミアゲハ」のその部分には、黒い横筋模様が入っています。
【キアゲハ】の幼虫は「セリ・ニンジン・ミツバ・アシタバ・パセリ」などセリ科の葉を食草としていますので、生息地も広く、「ナミアゲハ」と同様に都会でもよく見かけます。
花壇に咲きほころんでいる【ヘレニウム・ダコタゴールド】を写そうとしていますと、嬉しいことに「ヤマトシジミ」がとまりました。
キク科ヘレニウム属に分類され、北アメリ東南部からメキシコあたりが原産地です。
原種は70センチほどの高さになりますが、本種は園芸品種として矮性で30~35センチ程度の草丈で、葉は細長い形状です。
綺麗な花姿を探していたのですが、写真でもわかる通り、この花弁(舌状花)の先は3裂している特徴を持っています。
開花時期が初夏から秋までと長く楽しめ、特に耐暑性に優れていますので、夏の花壇には重宝する品種です。
2年に一度、メリケンパークをはじめ神戸市内各地で開催されます「神戸ビエンナーレ」の一環事業として、【成田一徹 切り絵展】が、昨日29日(火)から10月12日(月・祝)まで、神戸市役所1号館2階の市民ギャラリーで開催(入場無料:撮影禁止)されています。
<成田一徹>(1949年10月9日~2012年10月14日)さんは、神戸市出身の切り絵作家として、港町神戸の街角や ひと ・お店・ 古き良きバー などを切り取った数々の作品で知られています。
酒好きとしては『一徹の酒場だより』(神戸新聞総合出版センター)や『to the BAR』(朝日新聞社)などの作品集が印象的で、バーテンダーさん達の人柄とお店の雰囲気が伝わってくる作品に感動してしまいます。
ギャラリーには、約40点ほどの切り絵が展示されていますが、神戸の古き良き時代を懐かしんでいただきたいと思います。
前回<大将>から、「お昼のランチ始めますから」とお聞きしていたのですが、いまだ足を運べていません。
ランチメニューを見ますと6種類あり、すべて(500円)での提供で、順調にお昼間のお客さんが来られていると聞き、ひと安心です。
今宵は、「海老」と「蛸」の突き出しに始まり、「秋刀魚の塩焼き」を選んだのですが、お昼の「秋刀魚の塩焼き定食」ですべて使い切りましたとのことで、次回に持ち越しです。
海鮮魚介類の肴が中心のメニューですが、今宵は異色ともいえる「旨辛ワンタン」と「トムヤムクン」がメニューにありました。
「旨辛ワンタン」はピリ辛味噌がたっぷりとかけられていておいしく、<女将>さん手製の「トムヤムクン」もあっさりとした酸味の味で、<パクチー>が切れていたのが心残りでした。
立ち呑み仲間として、何十年も一緒に呑んできた仲間が、また一人消えていきます。
本日30日付けで、長年勤められてきた<三菱重工>の工場を65歳の定年で去られる、9月生まれの<お兄ちゃん>です。
本名もわかっていますが、いつも温和な人柄で常連さん達からは<お兄ちゃん>と呼ばれ、慕われていました。
口切りの肴は「マグロのすきみ」で、その日のおすすめを適当に食べ、最後は必ず「鶏のから揚げ」が定番コースでした。「鶏のから揚げ」が残り一人前になりますと、<中川店長>さんは<お兄ちゃん>のためにキープです。
「これから庭掃除でもしますわ」と言われていましたが、会社の通勤定期があるうちは途中下車で呑めましたが、運賃の高い神戸電鉄沿線にお家がありますので、顔出しも少なくなるでしょうから、寂しい気分の今宵です。
前回は同じ<カラムーチョ>シリーズの 「特製ホットチリ味」 でしたが、今回は7月末に発売の【濃い~の こってりホットチリ味】を用意してくれていました、打ち合わせ先の<S所長>さんです。
いままでのポテトチップスよりは厚切り感があり、コクのある味わいでしたが、激辛党としては、今までの<カラムーチョ>シリーズの辛さで、満足できるレベルではありませんでした。
辛党のわたしを「ギャフン」と言わせたい、少しサド系気味の<S所長>さんですが、「辛いですねぇ~」といえるスナック菓子、なかなか見つからないようです。
9月17日(木)から出ている新メニューが、「トマトバジルハンバーグ定食」(590円)です。
店先に貼られているポスターを早めに見ていましたが、本日ようやく訪問できました。
ジューシーな「ハンバーグ」に、「トマトソース」がかけられ、「バジル」がたっぷりとのせられています。
香草の風味が口の中に広がる贅沢感のある味わいで、おいしくいただけました。
明日10月1日(木)10:00からは、これまた新メニューとして「豚と茄子の辛味噌炒め定食」(590円)が発売されるようで、これまた「辛」の文字に心惹かれています。
今回の<佐々木房甫>先生の作品は、「くばり」で枝を固定した枝物使いでした。
よく使われる「イチイ」や「コウヤマキ」ではなく、今回の枝物は名前が分かりませんでした。
この「天・地・人」の三才を形作るためには、枝に切れ込みを入れて曲げなければいけませんが、力のいる細かい細工仕事が必要で、年配になられてから<生け花>を習われる方には難しい作業だと聞いています。
水の吸い上げをよくするために、枝物の足元を花ばさみで十字形に切り込むのも力が必要で、繊細な花姿の裏側に隠れた力仕事があるとは、拝花するだけではわかりません。
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飛翔能力の高い【ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)】が、珍しく路上で休憩していました。
めったに休憩することのない「トンボ」で、とまるとすれば枝を抱きかかえるようにぶら下がる姿勢を一般的には取ります。
秋の季節到来を告げるかのようにお盆の頃にたくさん発生することから、別名「精霊とんぼ」や「盆とんぼ」と呼ばれています。
成虫の体長は5センチほどで、翅の長さは4センチほどの中型の「トンボ」です。
和名通り翅は薄くて透明で、後翅の幅広い基部は黄色に染まり、前身が薄い黄褐色で、腹部の背中側に黒い縦筋が入り、それを横切るように細い横縞があります。
寒さに弱い「トンボ」ですので、日本で越冬はできません。
東南アジアからか小笠原当たりなのかルーツはわかりませんが、南方より春先に渡来した【ウスバキトンボ】の第一世代がまずは大二世代を残します。夏場では卵から成虫まで約40日間ほどで次世代が生まれ、その繁殖の早さは他の「トンボ」に比べて群を抜いている早さで日本を北上、北海道当たりで寒くなり死滅してしまいます。
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